あらすじ
傷つくことなしに正義はありえない。心優しいヒーロー・アンパンマンの生みの親が乗り越えてきた、別れと、戦争と、長い長い自分探しの旅の物語。「傷つくことなしに正義はありえない」奇想天外・前代未聞の心優しいヒーローが生まれるまで。
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Posted by ブクログ
朝ドラやってたけど結局見られず、やなせたかしさんの人生のついて全く知らず、の初心者だったのでこの本は簡単に読めて満足した。時代もあるかと思うけれど子供の頃寂しい思いをして育ち、今なら青春を謳歌するという時に戦争を体験、帰ってきたら高知のふるさとの自然は変わらずなのに世の中はすっかり変わってしまったp70というところに戦争を体験した人の味わった何とも言えない虚脱感が表れていて心打たれた。
戦争を体験したからこそ決してかっこよくはないアンパンマンが誕生。正義とはなにか。傷つくことなしに正義なんて有り得ない、というメッセージが込められているそう。ばいきんまんという存在にも光と影どちらか一方では存在し得ず、わるものだって程よいバランスを保ちながら共存するという思いが込められている。
Posted by ブクログ
私が生まれてすぐに夢中になった作品、アンパンマン。その作者のやなせたかしをモデルにしたドラマが朝ドラになってるので、観ているのだが、すっかりハマってしまった。
やなせたかしの本は過去に数冊読んで、その人柄とか考えに感動したのだが、改めて「やなせたかしとは何者か?」が知りたくなって本書を購入。
いくつになっても「自分が何者か?」を模索する姿が、なんか自分と重なるなと思って読んでいる。ただ、なんでも器用にこなせるすごい人なんだなと読みながら驚かされる。
周りからの依頼を断らず、「困ったときのやなせさん」でいたら、いつしか自分の辿り着く場所にたどり着いたという彼の人生。
なかなか自分のなりたい漫画家になれず、悩むけれど、その過程でいろんな人たちといろんな仕事を成功させるのは、天才のなせる技なんだと思った。
朝ドラと同じ場面と異なる場面とかを比べながら読めて楽しかった。
今、もしも、やなせたかしが生きてる世界にいたら、詩とメルヘンを毎月購読したと思う。とはいえ、実は過去に何冊か購入しているので、開いてみようと思った。