【感想・ネタバレ】ココ・シャネル ――20世紀ファッションの創造者のレビュー

あらすじ

斬新なデザインと奇抜なアイデアで20世紀のファッションを根底的に変革したシャネル。女性が自由に生きるために闘いつづけたその生涯を追う。(巻末エッセイ・川上未映子)

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Posted by ブクログ

とても面白かった。彼女はいろんな面で「初めて○○した女性」というのが当てはまる人。
女性をコルセットやお花のついた大きな帽子から解放したのも、女性服にポッケをつけたのも、バッグに持ち手をつけたのも、香水瓶をシンプルにしたのも、ジャージー素材で女性服を作ったのも。あれも、これも。すべては女性が自由に動けるように。それほどまでにそれまでは不自由だったのだなあ。
そういう行動の自由という面プラス、精神の自由という点でも攻め方がすごかった。
わたしはヘラヘラしがちなのでキリリとしたココ・シャネルの生き方が眩しい。

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2024年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ココ・シャネルの人生を通して、彼女が作った服飾に対する価値観、服という作品、考えが読みやすくまとまっていて、ココそのものを知りたい人にとてもおすすめ。
「CHANEL=高いハイブランドで、普通の人は買えないもの」みたいなイメージが普通だと思うけれど、孤児で生涯独身だった彼女の人生を通して「CHANEL」を見ると、全く違ったものに見えるだろう。
中学生対象の本なので、CHANELの写真をもっと載せたり、ココがモード復活のきっかけとなったディオールのドレスなどが載っていたら、もっとわかりやすい本になったろうなと思う。

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2024年07月08日

Posted by ブクログ

ファッション業界に大きな革命を起こした人であり、最後まで自分を信じ続けた人であったなと思いました。独特の感性もありここまでのし上がったところもあるかと思いますが、「怒り」によるエネルギーを常に持ち続けたことも勝ち上がった一つの要因であると思います。彼女の諦めない心と、チャレンジ精神は見習うところがたくさんありました。

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2022年07月25日

Posted by ブクログ

活動的で着やすい服を作り女性服に革命を起こしたガブリエル・シャネル、ジャージー素材やリトルブラックドレス、イミテーションジュエリー、両手を解放させたショルダーバッグ、ホワイトドレスまで。皆殺しの天使

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2019年10月09日

Posted by ブクログ

「美しく、自由に生きるために」
孤児院育ちから世界的デザイナーに上りつめた少女の恋と闘争の軌跡。
自分の意思を絶対に曲げないし、常識にとらわれないココ・シャネルの生き方がよく分かった。

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2015年03月18日

Posted by ブクログ

ココ シャネルは憧れの偉人。ここまで強烈に、懸命に打ち込むには胆力や、情熱が必要だが、自分も何かもう少し情熱をかけるものを探したいと思う。
小学生にはぜひ読んで欲しい。

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2022年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幼少期の恵まれない環境から、シャネルの名前を世に知らしめたファッションデザイナーの生涯をまとめた本。不遇の環境にありながら、唯一洋服の着こなすことでプライドを保ち、自分を奮い立たせるための戦闘服だったのではと思う。
非常に冴えたビジネスマンではあるが、私生活では恋多き反面、女友達は少なく孤独だった彼女の生き様がすこし物悲しくも感じた。才覚を現すことも恵まれたことだけど、プライベートを勝手に重ねて悲しげに感じてしまうのは日本的な考えなんだろう。彼女が成し遂げたファッション界への多大なる影響をリスペクトする、それだけで十分なはず。

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2020年05月08日

Posted by ブクログ

自立したい女子は共感できるところ多数!ブランドのみならず多くの女性が生き方から憧れる、ココ・シャネルの一生についての本。シャネルの生い立ちや、なぜファッション界の頂点にまでのぼりつめたのかをひもとく一冊に。

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2017年04月07日

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