吉田伸夫のレビュー一覧

  • 量子論はなぜわかりにくいのか 「粒子と波動の二重性」の謎を解く

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    量子理論は、面白いけど深く知ろうとすると
    難しくて理解不能です。
    でも、量子についての粒子と波の両方の性質
    についての説明はとても面白いと思った。

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    2022年11月20日
  • 宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで

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    前書きで「2ページで語る宇宙全史」、付録で年表と概観しやすい構成。

    宇宙の終焉(ビッグバンから10の100乗年後、ビッグウィンパー)の時間スケールから見れば、138億年前のビッグバンは「ついさっきのこと」

    以下、宇宙暦(ビッグバン以後の時間経過)を基準に
    10分後、100万年まで、10億年まで、138億年まで(現在)、数百億年まで、1兆年まで、…10の100乗年以降と段階別に解説

    ■4章 宇宙歴10億年まで

    近年の研究によると、第1世代の恒星は種族IとIIのいずれとも異なる性質を示し、種族IIIと呼ぶべきものべあることがわかってきた。種族IIの古い恒星にも微量ながらヘリウムより重い元素

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    2022年10月31日
  • 宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで

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    雑誌プレジデントか何かで、「新社会人向けの本」で紹介されていた記憶。それを覚えつつ、何かのきっかけで書店購入。
    宇宙の誕生から終焉まで、ダイナミックな宇宙論を学ぶことができる本。

    この本の良い所は、「最新研究で確かに分かっている事」「イマイチ解明されていない事」をハッキリ書き分けていること。

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    2022年09月05日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

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    3回読んだけど理解できないことばかり。
    ブルーバックスだよね。まぁだからといってこれ以下のレベルまで落とせないのかもしれない。
    頭悪いのに評価してごめんなさい。

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    2022年07月03日
  • 宇宙を統べる方程式 高校数学からの宇宙論入門

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    結構ガチ目の相対論の解説書である。
    大学の学部はもちろん大学院生(修士)でもなるほど、と思うセクションもあるかもしれない。

    高校生では少し高度化もしれない。
    数式はもちろん本書にたくさん書かれているが、結構導入なしで使い始めるので古典力学しか学んでいない高校生はもう少しベーシックな相対論の本から始めたほうが良い。

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    2022年01月17日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

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    ひさびさに読んだブルーバックス。時間の概念を相対性理論、量子論、宇宙論、脳科学など分野横断しながら説明することを試みる本。時間に方向性があるのはビッグバンがエントロピーの低い秩序立った状態から始まったからという点と、人間の時間感覚や記憶認識は光や素粒子反応など多くの物理過程に対して人間の神経反応の処理速度が遅すぎることにあるという点は特に印象的。その他、タイムリープやタイムパラドックス、世界線、量子ワープなどSFネタの背景にも多く触れられてて楽しかった。

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    2021年07月25日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

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    “時間”について、物理的な概念や人が認知するものを解説している。本書を読むと、時間は宇宙で一様に流れていないことや、時間も空間のように拡がりを持つことなど、時間に対する認識が変わる。「時間が流れる」という認識があるのは、意識が影響しているようで、著者は脳の仕組みから時間の流れについて解説している。カバーする範囲は想像以上に広く、本当に理解するには、この1冊だけでは無理だが、考え直すきっかけくらいにはなると思う。一般に向けて解説しているので数式は一切出てこない。その分、図で感覚的に理解させようと努力されているのだが、まだ難しい。もっと図を入れてほしかった。著者の他の本を読んで、もっと理解を深めた

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    2021年07月04日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

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    ものすごく楽しく、面白かった

    普段、ノンフィクションを読まないし理系は苦手な自分でも楽しめた

    読んでからも、謎は残って、あれこれ時間について考えたのも楽しい時間。

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    2021年07月02日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

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    素粒子の専門家による時間の話。過去は過ぎ去ったもの、未来はまだ見ぬもの、現在だけが存在しその瞬間はすべての場所で同一時刻というのは、ニュートン力学の世界の話であって、現代物理学では、時間はすべての場所毎で異なるものと理解されている。Blue Backsらしく論理的にかつ明快に、時間について説明している。もちろんすべてが理解できたわけではないが、勉強になった。

    「(5台の原子時計による実験)5台の時計のどれもが、標高が低いほどゆっくりと、高くなるにつれて早く進んだ。セシウム原子から放出される電磁波の振動回数で言うと、小金井本部に対する変化の割合は、おおたかどや山送信所で100兆分の8、はがね

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    2020年11月16日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

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    ネタバレ

    前半は相対性理論の説明。光りは時間と空間の界面を走るのでそれ以上の速度はありえないという説明はなるほどとおもうのだけど、グラフの図が無いとわからんかったかもしれない。

    時間は空間のように広がっていて、過去も、未来も現在もない。それは脳の錯覚であるということ。

    で後半は、量子論と脳科学にまで話がすすんでいく面白かった。

    いろいろと創作のネタになると思う。

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    2020年09月26日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

    KKN

    購入済み

    もう一度読みたい本

    最初の5章は時間をテーマした本なら絶対カバーされるテーマ。他の本でも知ることが出来る。面白かったのは第6章の「タイムパラドックスはおきるか」。もう一度読んで深く考え、そして理解したい。第7章の内容(時間は何故流れるように感じられるのか)が取り上げられたのは意外だった。時間に関する本を色々読んでいるが、このテーマをカバーした本は初めて。新鮮だった。
    時間をテーマにしている他のブルーバックスを読んでからもう一度読みたい本。

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    2020年08月12日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

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    時間は過去から未來へ流れない。
    時間と空間の関係。
    脳が人間の記憶を捏造している。
    親殺しのタイムパラドックス

    時間という目に見えない世界。ひとの⏱️の感覚が秒に対して時間は無限に広がる。正直、本の内容を最後まで理解しきれなかったですが、宇宙から見たら、ひとの悩みや些事なんてないようなものだと実感。アインシュタインの相対性理論は何も分かりませんが、物理の原則を越えた時間の流れの尻尾を人類はいつかつかめるのかな。

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    2020年08月08日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

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    ネタバレ

    素粒子論を専門とする理論物理学者による、「時間」に関する一般向けの論考。前半は主に(特殊)相対論の解説となります。ブルーバックスなので数式はなるべく使わずに、相対論を分かり易く説明してあります。その辺は読みやすくてともて良かった。でも相対論はあくまでも導入で、本書で著者の言いたいことは、どうも「時間は一方向に流れたりしない」と言うことのようです。時間を計る目盛は何らかの物理的な振動現象に過ぎない。空間軸上を自由に行き来できるのと同様に、時間軸上も本来自由に行き来できるということのようです。相対論的には時間の流れ方が観測者によって異なるのも理解できるし、ミンコフスキー空間のような理論的な扱い上で

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    2020年03月23日
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」

    H

    購入済み

    面白いが・・・

    面白いのですが、私の物理学の知識が低いのか、ところどころで付いてい行けない処がありました。ただ、その為に、内容が面白くないことはありません。少ない知識でも、これまでの常識的な時間の概念が誤っていたことは理解できます。良い本と思います。

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    2020年02月17日
  • 科学はなぜわかりにくいのか ―現代科学の方法論を理解する

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    最先端の科学がどのように進展していくのかがよくわかる。こういうこと(のもう少し平易版)が広まると世の中の科学リテラシーが上がりそう。恐竜絶滅、クローン羊、進化論、フロンなどの事例、そして総合学説の話は勉強になった。

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    2019年11月10日
  • 宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで

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    ボリューム感はありますが、数式は皆無なので慣れてない人でも頑張れば読めると思います。
    あらためて宇宙のスケールの壮大さを実感する本です。

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    2019年10月11日
  • 量子論はなぜわかりにくいのか 「粒子と波動の二重性」の謎を解く

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    難しいけど、他の教養書にはあまり書かれてない視点からの話が書いてあるので吉田伸夫先生の方は分からないなりにもおもしろいです。
    場の波動をリアルにイメージすること。場の量子論を理解すること。
    デコヒーレンス、EPR相関。

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    2019年04月10日
  • 量子論はなぜわかりにくいのか 「粒子と波動の二重性」の謎を解く

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    量子論について、巷の「位置や運動量が確定しない」とか「粒子であると同時に波である」といった説明がその理解の害にすらなっているとして、よりわかりやすい説明を提示する、というのがこの本が行う試みである。著者に言わせれば、「常識的な立場から」量子論を理解しようとするものである。

    その心として、まず次の二つのことが理解される必要がある。

    ・位置や運動量が確定しないのは、粒子の量子論で粒子と見なしたものが、実は、エネルギー量子という波であることに由来する
    ・粒子の量子論が、「場のリアルな波動によって引き起こされる現象を近似したもの」だと考えられる

    つまり、粒子というものの理解を変えれば、何も不思議

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    2018年01月01日
  • 宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで

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    文系にはかなりしんどかった。やはり理系の頭脳には素直に敬服する。
    宇宙に終わりがあるのかというのは大問題だが、人間の寿命の方が恐らく短いのが悲しい。著者が最後に書かれたように、人間なんてほんと「ちっぽけな存在」だと思う。

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    2017年09月16日
  • 宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで

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    高校生のころに天文学にあこがれて、宇宙関連の本を多く読んだが、20数年ぶりにこの手の本を読んでみたら、当然ながら科学の進歩に驚かされた。
    本書は宇宙の始まりから終わりまでを、章毎に分けて分かり易い言葉で解説しているので、基礎知識がなくてもある程度理解することができる。
    良い機会なので、これからは若いころを思い出して、この手の本も本棚に加えていきたいと思う。

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    2017年07月23日