宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで

宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで

1,078円 (税込)

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今から138億年前、宇宙はビッグバンで生まれた。実は「138億年」の時の流れは、宇宙にとってはほんの一瞬だ。宇宙は、人類誕生までの138億年を序盤のごく一部として含み、この先少なくとも「10の100乗年」に及ぶ、想像を絶する未来を有する。そんな遠大な未来に、宇宙は「終わり」を迎えるのか? 答えは本書にある。宇宙に流れる「10の100乗年」の時間を眺め、人類の時間感覚とは全く異なる壮大な視点に立つ。

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宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年06月05日

    やや高度な思考をいとわなければ、宇宙の始まりから終わりまで統一的な見方が得られる。天文学的スケールという言葉すら、陳腐に思えてしまうほど、大きな数を想定することを恐れなければ、物理学はこの宇宙ですら最初と最後まで推定してしまう。いかに人間中心の尺度が陳腐か。ワクワクを打ち消す科学の威力を思い知った。

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    Posted by ブクログ 2019年06月05日

    相対性理論と量子力学と核融合が束になってかかって来るので、理解は出来ていないと思う。
    でも読んで楽しかったです。

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    Posted by ブクログ 2019年01月19日

    悠久の宇宙の流れを感じさせる良書。現在分かっていること、分かってないことを明確にして、どの仮説を前提として話を進めているか分かりやすい。難しいことは読み飛ばしても雰囲気でなんとなく分かる。高校卒業程度の物理学が分かってるなら読み飛ばさずに理解できるだろう。X粒子のくだりは再読を要したが、おそらく冗長...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月30日

    わかりやすい宇宙の歴史10の100乗年。
    ビッグバンで、エネルギーの場から素粒子が誕生し、結合し元素が生まれる。
    宇宙が膨張していく中で温度が下がり38万年後くらいに3000度隣、電子と陽子が結合し、水素原子になる(宇宙の晴れ上がり)。その後最初の恒星が形成され、超新星により、恒星内部の核融合により...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月15日

    宇宙の始まりに関する本は読んだことはあるがこれだけ未来に紙幅を割いた本は初めて。人や生命が滅びても宇宙は何となく続いているのだろうと思っていたが、遂には物質ひいては素粒子まで消滅するとは想像だにしていなかった。
    主論ではないが常々疑問に思っていた水がないと生命が存在しないという説も、生命維持の観点か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月22日


    星の誕生から消滅、そして物質への理解を含めてから宇宙論全体を論じる構成により、非現実的かつ天文学的な範囲の仮説が現実味を帯びて理解できる1冊でした。

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    Posted by ブクログ 2022年10月31日

    前書きで「2ページで語る宇宙全史」、付録で年表と概観しやすい構成。

    宇宙の終焉(ビッグバンから10の100乗年後、ビッグウィンパー)の時間スケールから見れば、138億年前のビッグバンは「ついさっきのこと」

    以下、宇宙暦(ビッグバン以後の時間経過)を基準に
    10分後、100万年まで、10億年まで、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月05日

    雑誌プレジデントか何かで、「新社会人向けの本」で紹介されていた記憶。それを覚えつつ、何かのきっかけで書店購入。
    宇宙の誕生から終焉まで、ダイナミックな宇宙論を学ぶことができる本。

    この本の良い所は、「最新研究で確かに分かっている事」「イマイチ解明されていない事」をハッキリ書き分けていること。

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    Posted by ブクログ 2019年10月11日

    ボリューム感はありますが、数式は皆無なので慣れてない人でも頑張れば読めると思います。
    あらためて宇宙のスケールの壮大さを実感する本です。

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    Posted by ブクログ 2017年09月16日

    文系にはかなりしんどかった。やはり理系の頭脳には素直に敬服する。
    宇宙に終わりがあるのかというのは大問題だが、人間の寿命の方が恐らく短いのが悲しい。著者が最後に書かれたように、人間なんてほんと「ちっぽけな存在」だと思う。

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