山中俊之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
グローバルビジネスを進める上での原則をプロトコールとして整理して示してくれる本。
外務省出身、エジプト、イギリス、サウジアラビアに駐在経験のある著者による話で、実際に海外でビジネスをする際に参考になる考え方がまとめられていると感じる。
実際に自分も初対面の相手に(日本風に)まず名刺を渡していたことがあり、それがきっと相手にとっては違和感のあったことなんだな、と理解した。
特に印象に残るのは、「相手を尊敬する」ことと「海外のことを知ることも大事だが、海外で自己PRするには日本のことを知ることは不可欠」ということ。
日本のこととは、
・政治、経済、ビジネスの現状
・歴史
・日本に関連する主要な -
Posted by ブクログ
アートの3つの効用
コミュニケーションツール 心を動かす 思考をうながす
時代が激変するときには一つの専門では追いつけない
ヨーロッパの感性は教育で育まれる、日本人は生まれながら自然を愛でる感性
アートは感じて考えるもの
カトリック教会が音楽や絵画を用いて教えを広めた
ギリシャ彫刻 オペラとイタリア語 母音で終わり伸ばせ音楽に向く
プロテスタントのドイツ、イギリスは偶像崇拝を禁止 画家や彫刻家が少ない
シェークスピアが文学から演劇を チャイコフスキーが音楽からバレエを
直島(瀬戸内国際芸術祭)と妻有(大地の芸術祭)
日本がアートのプラットフォームに
-
Posted by ブクログ
題名から想像した通りの内容で面白かった。的確な客観的な事実と著者の経験による実証、そして推測。なるほど、、、と頷くしかなかった。
やはり、日本のテレビでニュースに出てくる内容だけでは理解できていないことが多い。人種、民族(歴史、文化、宗教を同一にしている人間の集まり)、地理的条件、それらが時間と共に動いている。今もOn goingなのだ。
かなり長期的なスパンで俯瞰できるのなら全世界が同一化していきそうなものだが、そうはならないであろう。残念ながら、少なくとも自分が生きている間はこの本に書かれている状況は変わらない。
過去数年間滞在したことがあるのは米国とアイルランド。数日間滞在した国で -
Posted by ブクログ
日本史といえば、どうしても戦国時代や幕末といった、私たち日本人が盛り上がるネタを思い浮かべてしまうが、海外の人からするとそれらはそれほど重要な内容では無い。
むしろ、八百万の神に代表される日本の信仰、1500年続く天皇家、禅の成り立ち、ハイレベルな経済や教育を生み出した江戸時代、そして世界的な画家葛飾北斎に代表される浮世絵、落語や歌舞伎などの演劇にこそ、興味が向いている。
恐らく、彼ら自身が大切にしているものであり、それらが日本でどうなっているのか、またどうしてそうなっているのか、という比較論で語られているからだと思うが、これらのポイントを押さえておくことは大切。 -
Posted by ブクログ
著者は元外交官で世界と日本の歴史に関するセミナーの講師。
ありがたいことに日本のことを好意的に受けとる英国人はすごく多い。来日したことがある人は別だが、大多数の人は具体的に何かを知ってるわけてわはなくて「何となく良いイメージがある」というのが率直なところ。そこで気の利いたセリフが返せない自分がもどかしい。
本書では著者の体験をもとに外国人受けをすることを解説する。ポイントは外国人と日本人の琴線は微妙に異なること。例えば日本人が戦国時代や幕末が好きな人が多いが、外国人は芸術や宗教観に興味を持つ。
こういった知識を引き出しに持ち、効果的に使えればよりよい意思疎通ができるのだろう。これがまた難しいの