山中俊之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジネスパーソンのためという視点がユニークでおもしろい。世界5大宗教を、それ単独ではなく、つながりをもたせて解説するというところもよかった。あまりそれぞれの宗教に深入りせず、さっくりと読めるのも、目的に合っている。
ユダヤ教からキリスト教が生まれ、さらにその影響をふまえてイスラム教が生まれた。一方で印度では土着の多神教が紀元前六世紀頃に「ウパニシャッド哲学」という形で整理され、ヒンドゥー教という概念が誕生。紀元前五世紀頃、「バラモンの権威を否定」する仏教がヒンドゥー教から派生。こうしたおおきな流れを押さえたうえで、ビジネストークやビジネスの現場としての配慮などが付言される。
この著者の理解がほんとうに正しいか、深いか、とかそーいうことを問題にしていくといろいろあるかもだが、グローバル・リテラシーのひとつとしての宗教理解という意味では、こういう本は「あり」なのでは。世界では「神」が自分の行動原理としてのベースにある人が多数派なのだから、少数派の日本人としても自分と宗教との関わり、関心、考え方などを整理しておくことは有益だと思う。 -
Posted by ブクログ
グローバルビジネスを進める上での原則をプロトコールとして整理して示してくれる本。
外務省出身、エジプト、イギリス、サウジアラビアに駐在経験のある著者による話で、実際に海外でビジネスをする際に参考になる考え方がまとめられていると感じる。
実際に自分も初対面の相手に(日本風に)まず名刺を渡していたことがあり、それがきっと相手にとっては違和感のあったことなんだな、と理解した。
特に印象に残るのは、「相手を尊敬する」ことと「海外のことを知ることも大事だが、海外で自己PRするには日本のことを知ることは不可欠」ということ。
日本のこととは、
・政治、経済、ビジネスの現状
・歴史
・日本に関連する主要な文化(和食、禅、映画、アニメ、仏閣等) 等
また、世界、日本を知るために、(社会の教科書といえば!)山川出版社の
・もういちど読む山川世界史
・もういちど読む山川地理
・もういちど読む日本史
を薦められているので、読んでみようと思う。
以下はまとめられているプロトコル
■ グローバルビジネスのプロトコル
・相手の国・民族を心から尊敬する
・対等関係に基づく相互主義で対応する
・常に相手の立場に立ち相手に恥をかかせない
・身構えず「アフター・ユー」で対応する
・柔軟に臨機応変に対応する
・相手の国や民族についてネガティブなことを話題にしない
・日本人同士で固まり過ぎない
・夫婦単位を重視する
■ 自己PRルール
・世のため人のために貢献しようとする熱意がある
・経歴や専門性によって熱意が裏付けされている
・相手に対して共感を示す。
■ 自己PR技術
・自信があるように見せる
・「何者であり、どんな専門性があるか」を一言で言う
・趣味などを活用して個性を思い切り出す
・ジャパンプレミアムを活用する
・情熱家を演出する
・ユーモアは準備をして適度に入れる
・丁寧すぎない対応でフレンドリーさを保つ
・議論を楽しむマインドを持つ
・世界で評価される肩書きを名刺に入れる
・独立起業や転職をストーリーとして話をする
■ 会談、商談
・相手の名前や国を間違えない
・相手が時間を割いてくれたことに感謝する
・目的を明確化してメリットを示す
■ 会食・パーティー
・立食パーティでは目的を明確化して積極的に動く
・「また会いましたね」といってさりげなく話しかける
・下位者から上位者へ、自分・自社社員を相手に紹介する
・服装には常に注意を払う
・海外では意外と偉い人と同席するので堂々とする
・取引に繋がる相談は少しはなれたところで行う
・ホームパーティを重視する
・招待する場合、招待客と菜食主義者とイスラム教徒への対応に注意
・盛り上がる一芸を入れる
・公式な席次を知っておくことで応用をきかせる
■ 世界にPRしたい日本人の5つの特性
・謙譲の美徳で相手の気持ちをつかむ
・丁寧で精緻な転を自社の製品サービスに連動させる
・チームワークが特異であることからメンバーの融和を目指す
・時間に正確であることを活用してPRする
・伝統文化を大事にすることをPRして関心を引く
・低いと思われている女性の地位を逆手にとって女性の地位向上をPRする
・西洋と東洋の架け橋としての役割からPRする -
Posted by ブクログ
アートの3つの効用
コミュニケーションツール 心を動かす 思考をうながす
時代が激変するときには一つの専門では追いつけない
ヨーロッパの感性は教育で育まれる、日本人は生まれながら自然を愛でる感性
アートは感じて考えるもの
カトリック教会が音楽や絵画を用いて教えを広めた
ギリシャ彫刻 オペラとイタリア語 母音で終わり伸ばせ音楽に向く
プロテスタントのドイツ、イギリスは偶像崇拝を禁止 画家や彫刻家が少ない
シェークスピアが文学から演劇を チャイコフスキーが音楽からバレエを
直島(瀬戸内国際芸術祭)と妻有(大地の芸術祭)
日本がアートのプラットフォームに