山中俊之のレビュー一覧
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ネタバレこの本を読んだことにより、視野がかなり広がった。
法務省によると2022年6月末時点の在留外国人数は約296万人らしい。
同年10月時点での日本の人口は約1億2,495万人なので約2%は外国人という計算になる。
外国人と共生する中で異国や民族の理解は不可欠と言える。
ほとんどが同じ民族の国家という日本は世界からすると特殊という点は、言われてみればわかるが、あまり意識したことがなかった。
それぐらい民族という理解についての意識が薄かったので、かなり刺激になった。
歴史や宗教といった要素は民族の理解と切り離せないと感じた。
歴史の勉強は重要だと改めて思った。
行ったことがある国の民族などにつ -
Posted by ブクログ
外交官とて長く培ってきた様々な経験を民族という視点から共有してもらえる非常に興味深い本。
今まで自分が有していた諸外国に対する偏見に気付かされた点と各民族の背景に潜む正負の歴史へ強い興味を駆り立てられた。
高校生の時より地政学や各地域の民族に興味があるのは自覚していたが、より詳しい民族概要(矛盾している?)に触れることができ、社会人になった現在より一層興味が湧いた。
他の著作に宗教入門があるらしく、まだこの本を読んでない方にはそちらから読んでもらいたい。その上でこの1冊に目を通すと世界情勢の背景に深い理解が得られるのでないかと感じる。
次に宗教に関する本を手に取ってみたいと思う。 -
Posted by ブクログ
世界の紛争の原因に民族問題があるのは事実。
ただ、同じ民族だったら一致団結すると言う単純な話ではない。
近いエリアの国でも細かく分かってはいない。特に民族について。歴史を学んでも民族についての理解が深まるということではない。
フォーカスするようにあえて意識しないといけないが、この本で民族にフォーカスする意識が芽生えてよかった。
東アジア、東南アジアでは中国の影響を受けていない国はほとんどないとあり、確かにそうだなと。
それだけ人口が多いと影響力も増す。
p.198
近代(18世紀以降)の国民国家の成立は、世界史の教科書で肯定的に書かれることもあるが、クルド人、ユダヤ人、内モンゴルの -
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【印象に残った話】
・日本の天皇家は、6世紀初頭に即位した継体天皇から続く家系だと考えられており、少なくとも1500年は同じ家系で承継されているといってよい(世界中の皇室・王室の中でも最長)
・日本の演劇の筆頭である歌舞伎は、は安土桃山時代に出雲阿国(いずものおくに)という女性がはじめた「かぶき踊り」に始まり、時間を経て複雑なストーリーを持つ演劇に変化、元禄時代に本格的に発展した
・市川宗家(そうけ)の屋号「成田屋」は、歌舞伎の演技中に役者に声をかけるときに使う各家の呼び名のことを指す
・縄文時代は女性が主体的に日常的な意思決定を行っていたことが分かっており、女性の社会活躍が期待される現代と -
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元外交官的な視点で見た、日本の歴史・文化で海外の人に刺さる5つのポイントが紹介されており興味深く引き込まれた。
①相対的な唯一性・独自性
②江戸時代の経済・文化・教育水準の高さ
③東アジア諸国との関係・合流
④絵画や演劇などの芸術
⑤固定観念を覆す史実
読んでみて思ったのは日本的な評価と海外からの評価目線の違いの意外性。
海外でも特に西洋は宗教的影響が文化・芸術に及ぶんだり自然は支配するものという観念があるが、日本では古来より自然との一体性が軸となり、横山大観や東山魁夷にも描かれている。
そうした軸が江戸のエコシティやありがとう、いただきますの概念、禅といった日本文化にも息づいていると感 -
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歴史(日本史)を学ぶ意義を知る上で、とてもよい本だと思います。
通史を学ぶのに適した本ではありませんが、日本人の特性・特徴を、日本史から捉え、説明する姿勢は、とても大切だと思います。
歴史について、史実を間違って捉えるのは問題だと思いますが、その流れを、自分なりに解釈することは、思考の訓練にもなりますし、人に説明する際も、私見であることを断れば、自分の解釈を伝えることは、そこに合理性が見られる限り、意味のある行為だと思います。
また、学校で学ぶ歴史は、どの国においても、自国にとって都合のよい視点から見たものを学ぶことになりがちですが、他国から見た視点の大切さを理解する上でも、とてもよ -
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ネタバレチェック項目9箇所。日本人は細やかな心配りや相手への敬意といった強みをすでに持っています、一方で、海外でのコミュニケーションには苦手感覚を持っているビジネスパーソンが多いのです、そして何よりも、世界での作法ともいえる「プロトコール」が日本のビジネスパーソンの間でほとんど知られていません。プロトコールとは、「国家間の儀礼上のルールであり、外交を推進するための潤滑油」とされています。プロトコールは、・国家間の儀礼として始まったこと、・多様な形態を取り入れるといってもヨーロッパ起源のものが多いこと、です。プロトコールには3つのレベルがある、第一に、土台となる世界標準のプロトコール、第二に、国・民族・
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Posted by ブクログ
大変にすばらしい本でした。私にとってまさにこういう本を探していました。
というのも、国際ビジネスにおいてのマナーというか、最低限の常識について、客観的な解説・アドバイスが欲しいと思っていたのですが、断片的な内容としては良いものがあっても、「総論」から解説してくれているものと出会えていなかったからなのですが。
それを「プロトコール」というのですね!本書で知りました。なるほど…
本書は、そのような「プロトコール」の総論から、かなり具体的な各論までを網羅していて、外国人とのビジネスや外国でのビジネスに関わる人は一読しておいて絶対に損はない内容ですね。
大変に参考になりました。