山中俊之のレビュー一覧

  • 世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門

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    ☆全ての教養の基礎には宗教がある

    世界の宗教を学ぶ事は全ての教養の基礎になると言うことを学んだ。今までは宗教はただの歴史で学ぶ事くらいに思っていて、歴史的な事実でしか宗教を学んでいなかった。しかし、これから海外の人とビジネスや交友をする時に、宗教の当たり前や日常、タブーを知らないのはあまりにも失礼だし、無知だと思われる事を痛感した。さらに、宗教の話題をあまり好まない日本人の風潮の中で育った自分には自国の宗教、つまり仏教や神道について自分の事として考える事がほとんどなかった。しかし、自分の生活の中には無意識に仏教や神道に由来する言葉や行動が多く存在する事を知った。自国の宗教について自分の意見や

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    2021年02月13日
  • 世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ

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    これは誰もが読むべき本だ。

    大河ドラマでも戦国時代が扱われることが多いくらい、大抵の日本人は日本の歴史というと戦国時代を思い浮かべると思う。かく言う私もそのとおり。

    でも、この本で改めて、海外の人は日本の歴史のどんなところに興味をもつかを知ると、ハッと気付かされることが沢山あった。俯瞰視出来てなかったなぁと感じさせられる。

    あとオススメなのは、この本は政治史を語る訳ではないところ。文化的などの複数の側面で語ってくれるので、歴史の全体像が掴みやすくなって驚いた。

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    2021年01月04日
  • 世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門

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    ネタバレ

    ○第2章 ユダヤ教

    ・IntelやDELL、Google、Facebookの創業者もユダヤ人p56
    ・イスラエルはITやベンチャーが盛んp56

    ・神は最初の人間アダムを創り、アダムの肋骨からエヴァを作ったp61
    ←男女差別的であると感じる人もいるだろう

    ・産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。
     我々にかたどり、我々に似せて、人を作ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うもの全てを支配せよ。(いずれも創世記第一章)p61
    ←多産の奨励(多神教には、神による多産の奨励がある)と、動物を支配せよと言う人間の優位性が示されている。

    ・善悪の知恵の実を食べた2人を見た神

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    2020年12月09日
  • 世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ

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    元外交官的な視点で見た、日本の歴史・文化で海外の人に刺さる5つのポイントが紹介されており興味深く引き込まれた。

    ①相対的な唯一性・独自性
    ②江戸時代の経済・文化・教育水準の高さ
    ③東アジア諸国との関係・合流
    ④絵画や演劇などの芸術
    ⑤固定観念を覆す史実

    読んでみて思ったのは日本的な評価と海外からの評価目線の違いの意外性。

    海外でも特に西洋は宗教的影響が文化・芸術に及ぶんだり自然は支配するものという観念があるが、日本では古来より自然との一体性が軸となり、横山大観や東山魁夷にも描かれている。
    そうした軸が江戸のエコシティやありがとう、いただきますの概念、禅といった日本文化にも息づいていると感

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    2020年11月15日
  • 世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ

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    外国人にとってのツボ、それは『日本らしさ』であると同時に、『日本人が忘れているもの』とも言えると思います。大切なことに気づかされた気分です。

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    2020年09月09日
  • 世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ

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    歴史(日本史)を学ぶ意義を知る上で、とてもよい本だと思います。

    通史を学ぶのに適した本ではありませんが、日本人の特性・特徴を、日本史から捉え、説明する姿勢は、とても大切だと思います。
    歴史について、史実を間違って捉えるのは問題だと思いますが、その流れを、自分なりに解釈することは、思考の訓練にもなりますし、人に説明する際も、私見であることを断れば、自分の解釈を伝えることは、そこに合理性が見られる限り、意味のある行為だと思います。

    また、学校で学ぶ歴史は、どの国においても、自国にとって都合のよい視点から見たものを学ぶことになりがちですが、他国から見た視点の大切さを理解する上でも、とてもよ

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    2020年08月19日
  • 世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門

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    元外交官で、現在研修講師やコンサルタント、大学院教授など、多様な分野にて活躍されている方の著書。

    中東に駐在された経験や、また、長年にわたる宗教についての研究や豊富な知識により世界の五大宗教を1冊の本にまとめてらっしゃいます。

    もはや、日本中どこに住んでいても、外国人と関わる機会がある時代、相手の宗教や多様性を理解することで、生活シーンでもスムーズにコミュニケーションできます。一読しておくと大変に有益です。

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    2020年07月07日
  • 世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門

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    各宗教の歴史的な背景と、現代社会でのビジネスマンが知っておきべきポイントを無駄なく抑えた良書。仕事上で海外とやりとりがある人は読むべき。

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    2020年05月30日
  • 世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門

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    池上彰さんの著書を読んだことがきっかけで、宗教に興味をもち本書を手に取りました。

    歴史や文化を学ぶ上で宗教の知識は必要であり、それがとてもわかりやすくストーリーとしてまとめられていた。

    ユダヤ教徒は優秀な人が多いことは耳にしていたが、スターバックスやリーバイスの創業者もそうだとは初めて知った。
    ユダヤ教の旧約聖書、キリスト教の新約聖書、イスラム教のコーランについても今後勉強していきたいと思わせる内容だった。

    宗教というと、あまり良いイメージを日本では持たれないが、世界では国家間の争いとなるだけの信仰を集めていることに気がつけた。

    そして、宗教は企業の在り方と似ていると感じた。理念を信じ

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    2019年11月18日
  • 世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門

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    ネタバレ

    これまで宗教に全く関心がなかったが、深みのある人間になりたい、教養を身に付けたいと思い手に取りました。
    どこから手をつけたら良いかすらわからない僕にとっては、とても読みやすく宗教に関心を持つきっかけとなった

    今後グローバル化が進み、国籍も、文化も、宗教も違う人達と付き合っていくためには、本書でいう「ブリッジする会話」が必要だと強く感じました。
    「ブリッジする会話」とは、文字通り自分と相手に端をかけること。具体的には相手の国や社会、人の価値観を踏まえた上でその長所について話す。あるいは、相手の国や文化と自分の何らかの関係について述べるということです。

    相手の国の歴史やぶんか、宗教、言語などに

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    2019年11月16日
  • 世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門

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    ユダヤ教→律法
    土曜日は安息日割礼がマスト

    イスラム教→ジハードという考え方
    お辞儀は控える
    ハラール→ムスリムフレンドリー

    キリスト教、イスラム教→最後の審判
    ヒンドゥー教→輪廻転生
    輪廻を強く感じる

    人生の目標→ダルマ、規範を護る
    アルタ、実利の追求
    カーマ、性愛を求める
    ダリットがカーストで一番下

    横の輪廻、縦の輪廻

    空という概念

    関係性のバランス

    才能は神から与えられたという認識

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    2020年02月11日
  • 日本人の9割は正しい自己紹介を知らない 世界標準の仕事プロトコールの教科書

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    ネタバレ

    チェック項目9箇所。日本人は細やかな心配りや相手への敬意といった強みをすでに持っています、一方で、海外でのコミュニケーションには苦手感覚を持っているビジネスパーソンが多いのです、そして何よりも、世界での作法ともいえる「プロトコール」が日本のビジネスパーソンの間でほとんど知られていません。プロトコールとは、「国家間の儀礼上のルールであり、外交を推進するための潤滑油」とされています。プロトコールは、・国家間の儀礼として始まったこと、・多様な形態を取り入れるといってもヨーロッパ起源のものが多いこと、です。プロトコールには3つのレベルがある、第一に、土台となる世界標準のプロトコール、第二に、国・民族・

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    2014年10月03日
  • 日本人の9割は正しい自己紹介を知らない 世界標準の仕事プロトコールの教科書

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    大変にすばらしい本でした。私にとってまさにこういう本を探していました。
    というのも、国際ビジネスにおいてのマナーというか、最低限の常識について、客観的な解説・アドバイスが欲しいと思っていたのですが、断片的な内容としては良いものがあっても、「総論」から解説してくれているものと出会えていなかったからなのですが。

    それを「プロトコール」というのですね!本書で知りました。なるほど…

    本書は、そのような「プロトコール」の総論から、かなり具体的な各論までを網羅していて、外国人とのビジネスや外国でのビジネスに関わる人は一読しておいて絶対に損はない内容ですね。

    大変に参考になりました。

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    2014年07月12日
  • 「アート」を知ると「世界」が読める

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    アートとビジネスが紐づくという話の部分をもう少し沢山聞きたかったが…全般としては世界のアートは歴史.特に、民族問題と大きく相関関係があるということを説いている。

    個人的に大学でアートの歴史を学んでいたので、良い復習となり、少し遠のいてしまっていたアートの世界にまた足を踏み入れたいと思った。

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    2025年02月15日
  • 世界96カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 「世界の民族」超入門

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    一般常識を補強したくて読む。

    さまざまにおもしろかったはずが、読み終わった今の感想としては、西欧人の過去にぐったり…
    特にアフリカは本当に気の毒…家族を含む人々から虐待をうけてケアされずにいるひとのような印象を受けた。いや、ほぼ「消滅」してしまったアメリカ・オセアニアよりはましか?
    西欧人側としては、たとえば韓国に第二次大戦の責任を問われるときのような、真実自分のこととは感じられない(※私は。申し訳なさはあるのですが)感覚なのだろうか…
    人間なんてこんなもんで、たまたま無双状態だったのが西欧だつただけかもしれないけれども。
    だとすると、人間が22世紀を迎えるのは難しくないだろうか?

    …ずい

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    2025年01月10日
  • 世界96カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 「世界の民族」超入門

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     元外交官の著者による、非常にわかりやすい一冊。
     わかりやすい、けれど扱う問題自体が複雑で、東欧・アフリカなどは地図を見ながらなのに頭に入りにくく、いかに日常的にこの地域情報に自分が触れていないかが自覚されました。
     
     世界史でもあまり深く扱われないし旅行先にも選ばない国は、(向こうの人もお互い様だと思いますが)、良くないこととは分かりつつも、ニュースを見てもピンとこない自分がいます。

     p.158 「セルビア語とクロアチア語は方言よりも近いくらいなのに宗教が違うので文字が違う」という状況だけでも複雑だと感じてしまうのに、旧ユーゴスラビアの「6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗

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    2024年12月22日
  • 世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ

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    授業でもよく扱われ、日本人に人気なのは戦国や幕末といった政争の部分だが、外国人にウケるのは源氏物語のような文学や浮世絵などの芸術、禅や茶道の精神といった文化な部分であることが分かった。

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    2024年12月18日
  • 教養としての世界の政党

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    400ページと大部なので、読み終わった頃には最初の方の内容を忘れてしまっており反省。ただ、全体としては、地政学の主語を国ではなく政党単位で見ることにより、世界情勢の解像度が上がるということはよく理解できた。特に、アメリカや西洋だけでなく、ラテンアメリカやアフリカ、中東の政党について解説してあり、他では読んだことなかったたので興味深く読めたと思う。

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    2024年09月01日
  • 「アート」を知ると「世界」が読める

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    ネタバレ

    古代から現代までのアートについて触れられていて面白かった。読みやすかった。

    美の基準は古代ギリシアに由来してるのではないかと言われている
    中国人が自分を大きく見せたがり、そのためには躊躇なくお金を使うのは遣唐使の時代から変わらない民族性

    ⬆️へーって思った

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    2024年05月20日
  • 世界96カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 「世界の民族」超入門

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    「ビジネスエリートのための」

    思ってたのとは少し違った。
    全体的な印象としては「商談の場で異なる民族的なルーツを持つ相手の地雷を踏まないようにするための『基礎的な』知識」が扱われているようだった。

    日本の民族偏差値は低いとの指摘にはそうだなあと思った。こと民族に関しては同質性が高いとは云えると思う。諸外国に比べればだが。
    マーケットも割と大きいから、「外国」に無関心でもどうにかはなるというのもあるらしい。

    だけれども、移動は人類の普遍的な行動であるというのも納得できる話だった。
    「血統主義」で国籍は一つという日本のスタンスは世界的には珍しいらしい。古くから続く特性を押しとどめることはでき

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    2024年05月11日