森高夕次のレビュー一覧
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大リーグでは曲がりすぎるカーブで、オープン戦いい成績を残すのだが、急遽解雇される。スター選手が入ったせいだが、実は裏でダーティ桜塚が動いていて、解雇に導いて、文京モップスに売ることで手数料をとろうとしていた。文京モップスは巨人名古屋のブルーマックスが名乗りをあげる。文京モップスは巨人のイメージのようで、親友のいるブルーマックスに手をあげる流れかと思ったら、恋人が定食屋を続けたいということで、文京モップスに入ることになる。
次のシリーズが「東京ドーム編」なので流れは見えていたのだが、メジャーの不運や内部事情、さらにその後の展開も納得のいくもので後半グンと面白くなったシリーズでした。 -
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昭和56年のレギュラーシーズン終わって日本シリーズ開幕前の束の間の休息。
その合間を利用して沢村賞が選ばれます。先発完投型の投手に贈られる名誉。
その選考会で思わぬ波乱が。
昭和56年シーズンの江川の成績は、20勝6敗防御率2.29。
西本の成績は、18勝12敗防御率2.58。
どちらも素晴らしい数字ながら、どっちを選ぶといわれたら、それは江川になるでしょう。というか、この成績は満場一致でしかるべき。しっかし、平成も終わりの今、この数字は見ることはできないですな。
ところが、選ばれたのはなんと西本。当人も予想していない展開になったのは、選考会でのあれやこれ。
江川の入団騒動があれやこれ、で -
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覚醒なのか凡田夏之介。一度二軍で調整してからまさかまさかの3連勝。移籍ビジネスのために、商品価値を上げようとしていたシーズン前半からは考えられない活躍。というより、今までの成績から考えても、不思議なほどの実力。だって、クソリリーフだったんだぜ。思いがけない活躍で、商品価値も上がるであろう凡田。今シーズンの交渉はどうなるの?
水面下ではいろんな人間の思惑が蠢いているからねぇ。代理人のダーティはいうまでもなく。山梨の先輩で解説者のトクさん。同じく同郷の先輩が次期監督のゴールデンカップス。同じくクソリリーフからエースへと成長した則川。
驚いている場合じゃないぞダーティ桜塚。これからあんたが主役のタ