あらすじ
「文京モップス」に移籍した夏之介(なつのすけ)は、二軍スタートだったが順調に一軍入りし、ついに東京ドームで投げることになる! 順調に打者を打ち取ったかに思えた8回表大波乱が待ち受けていた!!! 東京ドームにひそむ"魔物"の仕業で、レフト・富士野泰山(ふじの・たいざん)がまさかの……!? 二人の移籍選手、試練の時……!!
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移籍組の苦悩が
モップスに移籍後中々結果がでない夏之介。同じくFAで移籍したスター選手富士野も同様に結果がでない。結果がでないのをどう打開するか気になるところ。
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前作まですっかりプロらしくなった夏之介だったが、登板が始まるとまたチキンになってしまう。ツーアウトまでとったところで、エラーが出ると緊張して、ファーボールを2つ出してしまう。前回では置きに行かないでボールをコントロールできていたのに、そうなるとできなくなる。話の展開上そうしないとしょうがないのだろうけどキャラの統一性がとれてないような。
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第一部完結からこの巻までをまとめて。とりあえず、第一部の区切りは良かった。大リーグ編になっていくのかな、って思ってたけど、まさかシーズン入り前に日本にとんぼ返りとは…こういうことって、実際に結構あったりするのかな。よく分からんけど。で、今度は東京の人気球団で心機一転の第二部。人生の伴侶も得て、順風満帆に見えるけど、なかなかそうもいかないぞってところが描かれていくんでしょう。最初からマンネリは免れ得ない題材ではあるけど、飽きさせず読み続けていられるのは素晴らしいですね。
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移籍後のスタートは順調とはいえない凡田。
年俸4億のFA選手富士野、生え抜きながら2軍スタートの鳥海。
そして古巣スパイダースの丸金。
それぞれの今シーズンが始まる。
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凡田くん絶賛苦闘中…(^^;。
まあ昨シーズン→今シーズンにかけてのゴタゴタだの
微妙な人間関係や成績関係だの、有名球団のプレッシャーだの
性格的にしんどいところでしょうなぁ。
まだシーズンは始まったばかり。がんばれ〜。
ところで「いっぽんどっこの唄」。この巻読むまで
ずっと「ぼろは着てても心は錦」だと思ってた(笑)。
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表紙と中身の落差がひどい。
モップス移籍後、試合を壊しはしないけれども、役目を果たせない日々が続きます。
よくやったではすまされない現実。球界の盟主を自負するだけはあります。
このまま負のスパイラルに落ちていくのか。プロ野球株式会社にしがみつけるのか。スパイダーズでは、余裕のあった選手間の競争も、モップスではそうもいっていられない。表紙のような歓喜の表情は見れるのか。
昨年度の優勝チームのセットアッパーというふれこみが、重く重くのしかかりますね。その肩書背負って結果を出さなければならない。移籍選手は、基本的に助っ人と考えるので、大変です。
いつの間にか丸金が大選手になってました。
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このまま墜ちていくと面白いのだがどうだろう?
それにしてもナイター中継が完全に消えた今、水道橋方面のチームの吸引力もあと10年位で完全になくなるだろう。アンチとしては弄り甲斐が無くなるのでそれはそれで寂しい。
要は野球の時代は完全に過去の遺物となったということですわ、哀しいが諦めるしかない。