蔵前仁一のレビュー一覧
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読書録「人生を変える旅」3
編 蔵前仁一
出版 幻冬舎文庫
p102より引用
“ 旅に出るとさまざまな人に出会う。もち
ろん幸福な出会いばかりではない。親切に声
をかけてきた人が、旅行者から金をだましと
る詐欺師だったり、または、(女性の場合)
ナンパだったりして腹が立つことも多いので
ある。当然のことながら、観光地でにこやか
な表情をして「ニホンジン、トモダチ」と声
をかけてくる奴に、本当のトモダチはまずい
ない。”
目次より抜粋引用
“カルチャーショックが物の見方を変える
生活を知る
人と出会う
旅立ち
人生は旅だ”
グラフィックデザイナーで旅人向けの雑誌
を作っている編 -
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読書録「バルカンの花、コーカサスの虹」3
著者 蔵前仁一
出版 旅行人
P79より引用
“車の数も少なく閑散とした感じもするが、
それでも交通渋滞が起きているらしい。”
目次から抜粋引用
“バルカンはどこにある?
絶景かなコトル湾
ヨーロッパ最後の中世へ
お釣りが多い
聖なる山アララト”
作家・グラフィックデザイナーである著者
による、バルカン諸国と南コーカサス地方を
旅した旅行記。
クロアチアから始まりアルメニアまで、多
くの写真を使い穏やかに語られています。
上記の引用は、アルバニアの都市での様子。
車が少なくても渋滞が起きてしまうというこ
とは、渋滞というものは集 -
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読書録「ホテルアジアの眠れない夜」3
著者 蔵前仁一
出版 講談社
p41より引用
“要するに自分の中にあるものが旅によって引き出されてくるだ
けなのだから、どんなに長く多く旅しても、何もない人からは何
も出てこないのだ。”
世界各地を旅し、個人旅行者向けの情報誌を発行する著者によ
る、アジアを旅して周った体験を元に記した一冊。
一泊六十円の宿から大槻ケンヂ氏との対談まで、自筆のイラス
トや旅先の風景・品物の写真とともに書かれています。
上記の引用は、長期旅行者について書かれた章での一文。
旅行をすることがなくても、自分の中からにじみ出る雰囲気が良
くなるように、今の時間を過ごさ -
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読書録「インドは今日も雨だった」3
著者 蔵前仁一
出版 講談社
p26より引用
“品物が変わっても、売り口上は昔とまったく変わらない。ちな
みにこれと同じかほぼ同じせりふを、ほかのアジア諸国や中東の
観光地でも聞くことができる。”
グラフィックデザイナーやイラストレーターを経て、旅行雑誌
編集者をしている著者による、奥さんと一緒に旅したインドとネ
パールの模様を記した一冊。
北部インドからカトマンズでのスケッチ旅行まで、自筆のイラ
ストと写真とともに書かれています。
上記の引用は、おみやげ品の売り子について書かれた一文。
一番早く覚えられてかつ相手にも伝わる外国語を追求すると、 -
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ネタバレインド旅行記。旅行とはいっても中途半端な旅ではない。
「住むように、暮らすように旅する」といったどっぷりインドに浸かりきった、ディープな旅行記。
さくら剛さんの著書でインドには興味津々であるが、それよりももう少し前にかかれたモノらしい。コチラの方が元祖インド旅行記なのだ。
さすがに年単位で過ごさねば得られない空気感が本書より感じられる。国が違えば考え方や価値観が異なると頭では解っていても、実際の衝撃はかなり大きなモノであろう。
視野を広げたい、多角的なモノの考え方を持ちたいなど自分を高めたい人は、こういった丸っきり文化の異なる国へ行くと何かが見つかるかも知れない。