蔵前仁一のレビュー一覧

  • 人生を変える旅

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    読書録「人生を変える旅」3

    編 蔵前仁一
    出版 幻冬舎文庫

    p102より引用
    “ 旅に出るとさまざまな人に出会う。もち
    ろん幸福な出会いばかりではない。親切に声
    をかけてきた人が、旅行者から金をだましと
    る詐欺師だったり、または、(女性の場合)
    ナンパだったりして腹が立つことも多いので
    ある。当然のことながら、観光地でにこやか
    な表情をして「ニホンジン、トモダチ」と声
    をかけてくる奴に、本当のトモダチはまずい
    ない。”

    目次より抜粋引用
    “カルチャーショックが物の見方を変える
     生活を知る
     人と出会う
     旅立ち
     人生は旅だ”

     グラフィックデザイナーで旅人向けの雑誌
    を作っている編

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    2020年01月04日
  • シベリア鉄道9300キロ

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    シベリア鉄道の今(といっても10年ほど前だけれど)を率直に伝えている紀行文。多分あんまり変わっていないんじゃなかろうか。
    写真が多いわりに妙に読んでいて疲れたのは、蔵前さんの本では当たり前のように描かれていた挿絵がなかったためか。書かなくなっちゃったんだろうか。

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    2019年05月09日
  • スローな旅にしてくれ

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    旅はスローでリラックスが肝心。疲れたら“沈没”(=長逗留)してしまおう!するとあら不思議、見えないものが見えてきたりする。アジア・アフリカ・ヨーロッパ…、世界を駆け巡る旅人・蔵前仁一が沈没先で出会った愉快な人々、トホホな事件の数々。しんどいこともあるけれど、やっぱり旅はやめられない。読んでるだけで幸せになる全40編。(表紙裏)

    『沈没日記』の文庫版。

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    2019年02月12日
  • 人生を変える旅

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    読者投稿型のエッセイ集。一つ一つが短くタイトルの割に内容が薄い。旅とはとにかく「人間との出会い」。その印象が全てだと感じた。中のエッセイ集でもとにかく描かれているのは人との出会いの話ばかりだ。

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    2018年01月23日
  • 世界最低最悪の旅

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    著者が刊行する雑誌の総集、いわゆる読者から投稿された話の寄せ集めとなっている本。

    この本は10年前に刊行され、内容は1990年台(わたしが生まれるくらい)の話が多い。それだけに時代を感じさせる内容や現在では考えられない内容まである。話はおもしろいか?といわれると考えてしまうくらいのレベル。どちらかといえば、みんな旅行中に困ったんだなというのと、昔の人は今よりもアグレッシブな旅をする人が多いなという感想。

    今このタイプの本を出すとどういった内容が集まるのか。

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    2016年02月28日
  • 世界最低最悪の旅

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    読者の投稿を集めた一冊。

    やっぱり記憶に残ってるのって
    ハプニングや怒りや珍道中。

    「今までのん気に旅してきたが、
     自分が微妙な運命のはざまを、
     わずかな時間差ですり抜けていたことを
     肌で感じる旅だった。」

    生きてるから話せるし
    生きてるから笑える。

    ちいさくて下らない一瞬でも
    かけがえのない時間なんだろうなあ。

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    2014年10月07日
  • バルカンの花、コーカサスの虹

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    読書録「バルカンの花、コーカサスの虹」3

    著者 蔵前仁一
    出版 旅行人

    P79より引用
    “車の数も少なく閑散とした感じもするが、
    それでも交通渋滞が起きているらしい。”

    目次から抜粋引用
    “バルカンはどこにある?
     絶景かなコトル湾
     ヨーロッパ最後の中世へ
     お釣りが多い
     聖なる山アララト”

     作家・グラフィックデザイナーである著者
    による、バルカン諸国と南コーカサス地方を
    旅した旅行記。
     クロアチアから始まりアルメニアまで、多
    くの写真を使い穏やかに語られています。

     上記の引用は、アルバニアの都市での様子。
    車が少なくても渋滞が起きてしまうというこ
    とは、渋滞というものは集

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    2014年08月04日
  • ホテルアジアの眠れない夜

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    読書録「ホテルアジアの眠れない夜」3

    著者 蔵前仁一
    出版 講談社

    p41より引用
    “要するに自分の中にあるものが旅によって引き出されてくるだ
    けなのだから、どんなに長く多く旅しても、何もない人からは何
    も出てこないのだ。”

     世界各地を旅し、個人旅行者向けの情報誌を発行する著者によ
    る、アジアを旅して周った体験を元に記した一冊。
     一泊六十円の宿から大槻ケンヂ氏との対談まで、自筆のイラス
    トや旅先の風景・品物の写真とともに書かれています。

     上記の引用は、長期旅行者について書かれた章での一文。
    旅行をすることがなくても、自分の中からにじみ出る雰囲気が良
    くなるように、今の時間を過ごさ

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    2013年08月11日
  • インドは今日も雨だった

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    読書録「インドは今日も雨だった」3

    著者 蔵前仁一
    出版 講談社

    p26より引用
    “品物が変わっても、売り口上は昔とまったく変わらない。ちな
    みにこれと同じかほぼ同じせりふを、ほかのアジア諸国や中東の
    観光地でも聞くことができる。”

     グラフィックデザイナーやイラストレーターを経て、旅行雑誌
    編集者をしている著者による、奥さんと一緒に旅したインドとネ
    パールの模様を記した一冊。
     北部インドからカトマンズでのスケッチ旅行まで、自筆のイラ
    ストと写真とともに書かれています。

     上記の引用は、おみやげ品の売り子について書かれた一文。
    一番早く覚えられてかつ相手にも伝わる外国語を追求すると、

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    2013年07月29日
  • 新ゴーゴー・インド

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    私が生まれた年に出された本だから、今のインドはだいぶ変わってるんだろうな、昔はこうだったんだな、という感覚で読んだ。ここに書いてあることから、今インドがどう変わってるか、見てくる、という感じになりそうだなぁ。

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    2013年03月25日
  • シベリア鉄道9300キロ

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     文章と写真の割合が良かったです。鉄ちゃん目線ではなく、旅行好きな人として書かれており、歴史や町の成り立ちについて言及も多くありました。とても参考になりました。
     ただロシア旅行は大変そうで、一人ではとても行けそうにありません。2012年の現在でもあんな感じなんでしょうかね。

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    2012年12月25日
  • 新ゴーゴー・インド

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    ネタバレ

    インド旅行記。旅行とはいっても中途半端な旅ではない。
    「住むように、暮らすように旅する」といったどっぷりインドに浸かりきった、ディープな旅行記。
    さくら剛さんの著書でインドには興味津々であるが、それよりももう少し前にかかれたモノらしい。コチラの方が元祖インド旅行記なのだ。
    さすがに年単位で過ごさねば得られない空気感が本書より感じられる。国が違えば考え方や価値観が異なると頭では解っていても、実際の衝撃はかなり大きなモノであろう。
    視野を広げたい、多角的なモノの考え方を持ちたいなど自分を高めたい人は、こういった丸っきり文化の異なる国へ行くと何かが見つかるかも知れない。

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    2012年02月29日
  • 新ゴーゴー・インド

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    インドでのエピソード、現地人に困らされた話など。
    冒険というほどの危なげな出来事はない。

    時系列で話がすすんでいくのかと思いきや、一つづつのエピソードに見開き一ページくらいで構成されている。
    旅行記というよりも、エピソード集という作りだ。

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    2011年07月31日
  • シベリア鉄道9300キロ

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    筆者の鉄道旅行記。豊富な写真付きで、主だった町の観光記から、シベリア鉄道敷設の歴史的経緯やこぼれ話まで。ハウツー本ではなく、純粋にシベリア鉄道の旅に憧れていて、どんなかんじか垣間見てみたい!といった読者向け。旅行に携えていく本ではない。

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    2011年07月04日
  • シベリア鉄道9300キロ

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    たくさん写真があるのはいいけれど、文章が写真ページで途切れて読みにくかった。

    2005年の旅行記だけど、わずか5年前なのにやはりまだロシア旅行はめんどくさいんだ。すべての旅程をはっきりさせておかないとビザも下りないらしい。

     しかも、写真を撮るのにも相当苦労するとか。

     一度は行ってみたいシベリア鉄道だけれど、個人で行くのはとても大変そうだと感じた。

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    2010年10月16日
  • 人生を変える旅

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    旅行専門雑誌「旅行人」に寄せられた旅のエピソードの投稿集。ただ「旅行人」読書の旅行の思い出が綴られているだけなのですが、中には小林紀晴さんや長田幸康さんの投稿もあり面白いです。「読書と旅にはタイミングがある」という話が印象的。

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    2010年04月20日
  • 世界最低最悪の旅

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    自分が海外にバックパックをかついで旅に出たときに感じたことや経験したこと以上のことが記されている。小生は何と幸せで、でも、なんと平々凡々な旅をしていたことかとさびしくも感じさせられる。

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    2009年10月04日
  • 人生を変える旅

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    気付いたら、結構たくさん持っていた蔵前さんの本。文面も好きだけど、私は彼の温かい絵が好きです。

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    2009年10月04日