ポール・タフのレビュー一覧
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私たちに何ができるのかという点では、正直具体的ではないと思う。しかし、格差社会の中で恵まれていない層にいる子どもたちを、その属性だからと諦める必要はなく、そういう目線で見て期待を持たないことこそが、子どもたちのその後の人生に影響を与えているようだということが分かった。温かいまなざしや励ましが、ここにいて良いんだという安心感や役に立っているという気持ちが、子どもを貧困や犯罪から遠ざける。できることなら政策に対して提言していければよい。仕事を通して子どもと接するのであれば、子どもへの信頼、期待を持って接すればよい。親という立場なのであれば、わが子に目線を合わせ、対話したり遊びを通して関わる時間を心がければよい。
本書の中で、日本の算数・数学教育が良い学習指導方法としてアメリカで紹介されていることに驚いた。日本においても学習指導方法やその評価は変わってきているが、対話的な学び、問題解決的な学び、協働学習などが有効であることも本書からわかり、大人として自分が受けてきた教育と今後求められるものの違いを認識して、ファシリテーション力も磨いていきたいと思った。 -
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脳の中で幼少期のストレスから最も強く影響を受けるのが前頭前皮質、つまり自分をコントロールする活動ー感情面や認知面におけるあらゆる自己調整可能において重大な役割を果たす部位である。このため、ストレスに満ちた環境で育った子供の多くが、集中することやじっと座っていること、失望から立ち直ること、指示に従うことなどに困難を覚える。
10年を貧困の中で過ごした子供は、5年の子供よりもサイモンのスコアが悪かった。実行機能の能力を阻害しているのは貧困そのものではなく、貧困に伴うストレスだったのである。
前頭前皮質は脳の他の部位よりも外からの刺激に敏感で、思春期や成人早期になっても柔軟性を保っている。もし環境が改善して実行機能を高めることができれば、その子供の将来は劇的に改善される可能性がある。
ストレスによるダメージが長期にわたる深刻な問題に直結するのは思春期である。飲酒運転をしたり、無防備なセックスをしたり、高校を辞めたりする。認知制御システムは二十代になるまで成熟しきらない。
生物学上の母親の習慣ではなく、育てた母親の習慣だった。生まれてすぐのころになめられたり毛づくろいをされたりした快い経験を持つ子ラットは、そういう経験のない子ラットよりも勇敢で大胆に育ち、環境にもうまく適用した。
感情的、心理的、神経科学的な経路をターゲットとしたプログラムのいちばん有望なところは、子どもが成長してからでも充分に効果がある点だ。知能指数だけを見るなら、8歳を過ぎたあたりからなかなか伸びなくなる。しかし実行機能や、ストレスに対処する能力は、思春期や成人になってからでも劇的に改善できる
達成のメカニズムは、動機付け(モチベーション)と意思
性格の強み(誠実さ、やり抜く力、レジリエンス、粘り強さ、オプティミズム) -
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ネタバレ下記の点が印象に残りました。
子どもをどのように養育するかは、習慣の問題。親からどのように養育されたかで、それ以外の子育て方法を知らないから自分の子育て方法も決まってしまう。ただし、学習によって自分の子育て方法を変えることも可能。
小さい頃にコンスタントにストレスにさらされると、ストレス対応回路がバグを起こし、普通の状態でもストレスを強く感じやすくなる。
IQは自分はどういう人間かと定義されることによって影響を受けやすく、絶対的なものではない。
失敗をして、それから立ち直る方法を学ぶことが必要だが、現代では失敗そのものをすることが難しくなっている。
ヘリコプターペアレントの元で育つ子どもは、人生に不幸感を感じている子も多い。 -
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親と教師の愛情
同著者の「私たちは子どもに何ができるのか」に感銘を受け、本書も読むことにしました。その前作だけに、まとまりのなさを感じましたが、親と教師の愛情により、いかに子供の非認知能力を上げていくかがキーとなるように思えました。
著者の大学を中退した経緯や、その時の葛藤も率直に書かれており、興味深く読み進めました。
親として私自身が難しいことは、子供が失敗するかもしれない局面で遠くから見守ってあげるだけの度量を持つ事。失敗をさせる勇気。失敗を通して学ぶことの大きさを自身の経験からわかっているものの、子供に過保護になってしまうことに気付かされます。(p140)
成功へのロードマップはない。失敗と挫折を繰り返し、自分だけのオリジナルな人生を歩んで欲しい、それが親の願いです。 -
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オバマ政権も注目した、ハーレム地区の貧困に立ち向かうNPOの軌跡が分かる本。著者は、非認知能力に関する著書で名高いポール・タフだ。
プログラム創設者との5年以上にわたる対話や、貧困層に対する様々な学術的研究を基に、貧乏を抜け出すには「何が必要か」について書かれている。
私の知る日本の現状と比較すれば、当事者との関係性や早期からのサポートは、うらやましい限りだ。
事前に手厚い対策を講じることで、問題が発生しなかったことが評価される社会になってほしい、と私は願う。
その一方で、たかだか義務教育レベルのテストで良い成績をとるために、貴重な人材を総動員して子ども達に教え込む姿勢は、私には異様にうつる。(まあ日本も、共通テストなるものに、同じような状況ではあるのだが…)
“形”に当てはめることで、無理を生じる典型になりはしないかと、危惧を覚えた。 -
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ネタバレ現在、社会人1年生と大学1年生の子どもを育てました。
4月から2人とも1人暮らしです。
少し、子育てを振り返って、ブログを書いています。
この本を読んで、あ~やっぱりそうかなと思いました。
基本的には、アメリカの貧困層が通う公立学校の学力を上げるために、色々研究してきた結果を踏まえた考察の本です。
大学に行き学位をとって就職すれば、貧困層から抜け出せる。しかし、なかなかそれが難しい。
中学高校あたりで、教育を積極的に施すと、大学に入学はできるが、途中で辞めてしまう子も多い。家庭の後押しが必要。
一方、富裕層が通う学校でも、思春期に精神的な問題を抱える率が高い。
これは、「富裕な親たちは子供と精神的に距離をおきたがり、同時に高いレベルの成果を要求する」と分析。
子どもが小さいとき大切なのは
・母親のアタッチメントのレベルを上げる
・親が過度に批判的になるのを避ける
・放課後に親の目が行き届くようにする
中高生のときに大切なのは
・しっかり怒る
・子どもに失敗して立ち直る経験をさせる
裕福な家の思春期の子どもが、不安や鬱が高い値を示している場合…
親と子で感情面でのつながりがない場合、親は往々にして子供の悪いおこないにひどく甘い。
年収百万ドルを超える親の中に、
自分は自分の親よりも子供に甘いと答えた人が圧倒的に多かった。
「やり抜く力や自制心は、失敗をとおして手に入れるしかない」 -
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1)
非認知能力は「教育するもの」というより、子供を取り巻く「環境の産物」と考えた方がより正確であり有益。
逆境が乳幼児期の発達に与える影響も、中高生の非認知能力の成長が学校を中心とした環境の産物であることも科学的に証明されているそう。
2)
子どもにとって重要な「環境」とは周囲の大人たち。
一般に環境と言うと住む家など物質的なものを思い浮かべますが、大人なのです。重要なのは。
具体的には子どもがストレスを受けてる状態で周囲の子供がどう対応するかが非認知能力の伸びを左右します。
3)
子供の非認知能力の成長を左右する大人の役割は大きく分けて二つ。
①適切なサーブとリターン
幼児のアクション(サーブ)に対して反応する(リターン)。それにより脳の複数領域が結合する。
②外部圧力の調整
子供が動揺している時に平穏を保たせられるか。
4)
非認知能力を伸ばすには「教育」より「環境」の整備。
具体的には「逆境におかれた環境で、思考を巡らせ行動した経験」が非認知能力を伸ばす。
ただ貧困家庭の子供は①健康上の問題②幼少期の知的刺激が少ない、ため逆境経験が過度なものになりがち。
5)
生徒が自分のポテンシャルについてのメッセージに最も敏感になるのは失敗した時。
失敗をした時に、その経験が「悪いこと」ではなく「学びや学習の機会」だと気づかせるメッセージをかけてあげる。
そうして生徒の「学びを推進する力」の伸びに協力する。
5)
幼児学習における重要な考え方「学習の積み木」。
レジリエンス、好奇心など高次な非認知能力を突然身につけることは極めて難しい。それらはまるで積み木のように大人によるストレス管理、愛着など心理的安全性が担保されてはじめて身につくもの。
6)
子供の内発的動機付けを維持する3つの鍵。
①自律性
管理や強制をいかに感じさせないか?
②有能性
簡単ではないがやり遂げることがタスクにいかに取り組ませるか?
③人とのつながり
自分の価値が認められ尊敬されているという感情をいかに抱かせるか?
7)
生徒の学校での頑張りを左右する4つの感情。
①学校に確かに居場所を持っている
②能力は努力によって伸ばせる
③どんなことでも成功させることができる
④この勉強は私にとって価値がある
教育者は答えではなく問いによりこれらの感情を抱かせる役割か。
8)
非認知能力は子供が取得する「技術」ではなく「習慣・態度・ものの見方」。
特に重要な態度は失敗した時に立ち直ろうと思えること。
これは本人の気質もそうですが、周囲の状況も大きく影響します。
特に大人の声掛けが重要。
9)
「自分はマイノリティーだ」と感じている人にこそコーチングは有効な可能性が高い。
欧米で実施された実験では、コーチングの有効性がより示唆されたのは、白人の子どもよりも黒人の子どもだったそう。コーチングに携わる人は覚えておくべき実験ですね。
10)
非認知能力自体の測定は必要ないのかもしれません。
アンケートで非認知能力自体を測定する研究は多いですが、「非認知能力が伸びた結果、子供の行動がどう変わるか?」を考えた方が有益という意見も。
例えばGRITなら何かの行動の継続期間を記録するなど。 -
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3万語の格差、マシュマロテスト、愛着(アタッチメント)など過去に読んだことのある検証や実験が取り上げられ、著者自身の具体的な取材内容もまとめれれており、総じて重厚感のなる内容となっていました。論じているベクトルとしては、「非認知能力」の重要性となるかと思いますが、最近手に取る教育系の書籍を統括してくれてて、個人的に新しい発見はなかったけど頭の整理にばっちりでした。
ペシミストは、不快なできごとを永続的なもの、個人的なもの、全面的なものと解釈する傾向がある(三つのP)。by 『オプティミストはなぜ成功するのか』
気質の分析に最も有効な方法は、気質を五つの要素(協調性、外向性、情緒不安定性、未知の物事に対する開放性、勤勉性)に沿って考えることである。
勤勉性は、見返りの有無にかかわらず努力できる資質。
良い習慣を形成するには、気持ちはポジティブな結果に集中しながら、途中の障害についてペシミスティックに思案すること、精神的対照が必要となる。
ある計画について「もし/ならば」という問答の形で障害とそれを克服する方法を考える、「実行意思」をつくりだす、ことが成功へのステップ。
愛着とは異なる、誰かが意外なほど自分を深刻に受け止めてくれるというー自分の能力を信じてくれて、もっと改善できるからしてみなさいと持ち掛けてくれるというー体験が、非認知能力を高めるには必要である。用語としては、メタ認知。
「反証」の思考プロセスが大切である。ある理論の妥当性を調べる唯一の方法は、それが間違っていると証明することである。人はその理論に反する証拠を探そうとはせずに、どうしても自分が正しいことを証明するデータを探してしまう、「確証バイアス」。
アメリカで中高年生徒の間で評定平均が、モチベーションと粘り強さーよい学習習慣と時間管理能力の有無-が明らかにされている。この点数が高いほど、大学の教育課程を修了できるかどうかを判断する大きな材料となっている。
※これは新しい着眼点でした。付け焼き刃の入試対策を短期間行っていても、結局日々の学習態度、学習における熱意のような非認知スキルが大学やその後の人生には重要なのだな。これは、学校で勉強する意味を子どもに説明する一端になるかと。 -
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読み応えのある一冊。最近非認知能力の重要性が叫ばれているが、まさに「IQ」よりも「性格の強み」がいかにその後の人生においてよい影響を及ぼすかについて書かれている。
具体的な研究結果を紐解きながら、取材した学校の教師や生徒たちの実録も記録されており、この手の本にありがちな「著者の思想(思い込み、押し付け含む)」がないためフラットな視点で読むことができた。
この本を読み、教育カードでの早期教育よりもやるべきことがあると再確認することができた。具体的なハウツーが載っているわけではないが、今後の子どもの教育にあたり知っておいてよかった。
続編(?)の「私たちに子どもに何ができるのか」も読んでみたい。 -
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ネタバレ勉強、スポーツ…どんな分野でも、成功は、家庭環境、経済力、学校や先生との相性、いろいろなことが複雑に絡んでいて、一概にどうすれば成功するとは言えないという、当たり前といえば当たり前のことを再認識した。
経済力がある子がいろいろな理由で成功する確率が高いという身もふたもない結果が出たりする一方、もちろんその環境に甘えて余計にダメになる子もいるわけで、結局、一番の要は個人の気質であり、人間形成期のその子の心を取り巻く環境なのかなと思った。
認知スキルが大切なのはもちろんだけれども、それを底上げし、発展させるのには非認知スキルが不可欠。
それは、子どもが大好きだけれども、到底うまくリードできているとはいえず、良いお手本になっているとはいえないわたしには、安心もできるし、同時に耳が痛い真実だった。
生徒の心を安定させるために、親の心のケアが有効だった部分、ある先生が生徒個人の気質を花開かせるためにした取り組みや苦しみの部分が特に心に残った。 -
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非認知能力の大切さとそれを奪うもの
近年教育分野では非認知能力の育成に高い関心が集まっている。子供がより良い人生を歩む上でこれまで重視されてきたIQや学力よりも影響が大きいことが明らかになりつつあるから。
非認知能力とは、一つのことに粘り強く取り組む力、内発的に物事に取り組もうとする意欲好奇心、自制心、楽観的なものの見方、誠実さなどを指す。
性格の強み、ソフトスキル、非認知スキル
粘り強さ、誠実さ、自制心、楽観主義
困難を乗り越え成功するために必要な力
エビデンスとして、過酷な不安定な環境が成長過程にある乳幼児の脳や体に思考や感情を制御する能力の発達を損なうという生物学的な変化をもたらす。これが損なわれると情報を処理したり感情を制御したりすることが困難になる。
では非認知能力を高める、教えるにはどうすればいいのか?普通にものを教えるのとは方法論が違う。
非認知能力は子供を取り巻く環境の産物である
ほんとうの障害は親自身がイライラしていたり睡眠不足や鬱気味の状態であったりして泣き叫ぶ子供、汚れたおむつをしてろくに昼間もしてくれない子供を相手にする気になれないこと。アタッチメントに焦点を当てた家庭訪問の成功例を見ると子育ての頻度だけでなく、心理面感情面の支援が提供されている。訪問者が教会に励ましを通して子供との関係について気を楽にさせ、親としてこれで良いのだと言う安心感を持たせている。
FINDでは訪問中の親子のやり取りを全て30分録画し編集し、子どもにとってプラスに働いた三つの場面だけ残す。次の家庭訪問の時に再生し、なぜそのやりとりが大切で子供にとってプラスになるのかを親と話し合う。「子供の不安やストレスを引き起こす親の行動を減らし、アタッチメントの構築や自己調整のできる子供を育てるためのツール」
FINDの根幹にあるのは「たとえ逆境そのものの家庭環境でも、子供のためになるやりとりは起こっている。そうした家庭の親にうまくできないことばかりを意識させるよりも、たった一つのプラスの瞬間に照準を合わせる。その瞬間をスロー再生し、目を向けてなもらう。親に伝えたいのは“新しいことを覚える必要はなく、あなたがすでにしていることを見ればいい”ということ。そういう瞬間をもっと増やせば、子供は変わる。
学習のための積木
ごく幼い時期に過度のストレスの緩衝材となってくれる人間関係のない環境で育った子供は、多くの場合集中力や作業記憶、認識の柔軟性が育っていない。レジリエンス、好奇心、学業への粘りという高度の非認知能力は自己認識能力や人間関係を作る能力など土台の実行機能の発達がないと身につけるのが難しい。安心したアタッチメントやストレスを管理する能力、自制心という基幹の上に成り立つ。
研究により徐々にわかってきた事は、教育における賞罰の効果には限界があり、特に神経や精神の発達が強いストレスの影響受けてきた若者には、直接的な賞罰システムでは効果がない。インセンティブは効果なし。
大事なのは温かい、正面から向き合ったやりとり。そうしたアプローチはどんなふうに実行されようと、子供たちに深い何よりも大事なメッセージを伝える貴族意識、安全、安定についてのメッセージ、世界の中での自分の居場所についてのメッセージ。乳幼児の脳の中では、シナプスの形成、樹状突起の剪定、DNAのメチル化などの神経化学反応としてはっきりとした形を取る。これら全てがこの先の学校での成功に貢献する。自分たちの成功を信じてくれる大人、思いやりと敬意を込めて関心を向けてくれる大人から正しいメッセージを受け取れば、難しい作業にも、粘り強く取り組み、小さな挫折や不満からも立ち直れるようになる。これは親でなくとも教師でも良い。
内的動機づけ
自律性、有能感、関係性
非認知能力と一緒だね
で、どうしたらいいの?に対する答えは最後にあったけど、答えになってなーい!!!
①政策を変える必要がある
②行動を変える必要がある
③考え方を変える必要がある
まずはもっとうまくできるはずだと認識すること
いやいや、長すぎるスパン… -
Posted by ブクログ
家庭での子供への関わり方やアプローチよりも、後半アメリカ社会における学校の教育制度、特に貧困層やマイノリティへの介入について焦点を当てて書かれていました。
やはり移民の国…日本では想像もつかないほどの差別や偏見が根底にあり、一筋縄ではいかないけれども確実にそこに問題提起をし研究を行いながら現場で努力を重ねていることを知りました。
以前アメリカでの富裕層教育を別の本で読み、どこか違和感を覚えたのでこの本を読んでみました。とても興味深かったです。
前半部分は家庭での子供への関わり、愛情を持って接する事がどんなプラスの影響を生むか(また逆も然り)研究データを元に述べられている部分は胸が熱くなりました。