ポール・タフのレビュー一覧

  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『私たちは子どもに何ができるのか』(ポール・タフ)メモまとめ
    ◎感想
    ・非認知能力を伸ばすには環境に働きかけるべき
    ・「良い先生」とは何かを考えた。これまでは優しくて真摯な先生という感覚だったが、「成績を伸ばすことが得意」「非認知能力を高めることが得意」等「良い先生」にも色々な種類がある。自分が求めるものは何なのかを具体化する必要がある。
    ・この手の紹介本は海外>日本という構図での紹介が多いが、本書の中では「数学授業時のアプローチ」で日本>アメリカの事例が出ていた。自身も思い返せばそのような授業を受けていたことを思い出した。

    ◎まとめ
    【貧困と非認知能力】
    ◯ 日本では貧困問題を

    0
    2025年06月15日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    この本は「成功する子失敗する子」っていう超有名な本の著者の最新刊。教育大学で教育について日々学んでるけど、子どもについてもっと知識をつけていかなあかんなーと思った一冊。

     この本はアメリカの子どもについて書かれてて、主に貧困による教育機会の格差について深く書かれてる本。自分は当たり前に教育を受けられる環境にあって大学まで進学させてもらってるけど、育った環境ってほんまに大切なんやなって実感させられた。

     ここでは幼少期に親がどれだけ子供への関心を向けられたかによって子供の発達への影響に大きな差が出てくるって書いてて、自分が親になったとき、どれだけ子供に関心、愛を向けることができるんやろ、って

    0
    2025年01月18日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

    Posted by ブクログ

    親(特に母)の愛情、家庭環境の経済状況で、将来の成功や失敗は、ある程度決まってるという話かな。

    幼少に多くのストレスを受け続けると勉強は出来るようになっても、中退やドラックで人生があらぬ方向に行ってしまう可能性が高くなること。認知スキルより非認知スキルが、人生に大きな幸福度を与えることが、多くの事例とともに紹介されている。
    気質、性格を表す指標として、やり抜く力、自制心、意欲、社会的知性、感謝の気持ち、オプティミズム、好奇心が挙げられる。

    親ができることとしては、
    子供の反応や訴えに、しっかりと受け答え愛情を持って接すること
    子供がストレスをうける環境を極力なくすこと
    失敗から何かを学ばせ

    0
    2025年01月13日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    お金がない、時間がない、自信がない。言い訳ばかりで一歩踏み出せない。そんな人多いですよね。
    親ガチャで子供は生まれる環境を選べないけれども、なんとか学ぶ楽しさをわかってほしい。大人のちょっとした働きかけで、世の中もっとよくなっていくのだろうと思う♡

    0
    2024年07月07日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    - 非能力に重要なのは、自立性、有能感、関係性の3つ。
    - そしてこの3つを下支えするのは、アタッチメント。
    - 本人が自分で進めていることが大事で、そのための選択肢を与え、十分な時間を与えて、小さな失敗と成功を繰り返させることで、レジリエンスを身につけ、グリットを用いて様々な事に取り組んでいくことを促すこと。

    0
    2024年05月31日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    最近よく出てくるキーワードである「非認知能力」に関する本。非認知能力を高めるには、特に就学前の環境が大切、ということが、豊富な実験・調査結果とともに示されている(日本では平等の名の下にこういった実験は行っていないのではと推測)。それはよく分かったが、「『それで、結局どうすればいいのですか?』という質問に答えようとするひとつの試み」と書いてあるわりには、具体的に何をすればよいのかが今ひとつぼんやりしていて、惜しいなと感じた。

    0
    2024年02月24日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    自身が親になって強く思うようになったこと。その内の一つに「子にいい教育を受けさせてあげたい」というもの。親の収入や意識による格差によって、将来の宝である子どもが教育の質に差がでてはいけない。子どもの教育を中心に貧困対策も考えていければいいのだけれど、それは実際難しいようだ。というか政治家がどこまで本気で自分たちに投票してくれる有権者だけでなく未来への展望を描いて、検討してくれているか甚だ怪しい。かといって、一部の企業や富裕者による教育への投資だけでは全方位を取り囲むことはできない。特に幼少期に親や大人(教師含む)から受けた影響によって大きく左右されるのなら、もっと社会全体として教育に注目し、取

    0
    2023年08月14日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    親は子供に対して、幼少期のアタッチメントと程よい逆境、失敗を経験させ、自分で乗り越えさせることが重要である。

    感想は、
    ひたすら背景エピソードが続き、改行も少なすぎて非常に読みづらい、結論も分かりずらかった、伝えたい内容は★5だが、実用書、本としては★2なので★3とする。

    0
    2023年04月09日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

    Posted by ブクログ

    ◾️要約
    ・失敗してよく学んだ子が成功する
    ・早期教育は無駄。本当に大切なのは気質(誠実、粘り強さ)
    ・気質を育てるのは親の愛。悪影響なのはストレス。
    →幼少期のストレスは前頭葉(自己コントロールに関与)の発達を妨げる
    ・特に大切な気質は『自制心』と『やり抜く力』が大切
    ・努力や過程を誉める

    ※親が出来ることは、①少し難しい環境やいい友達ができる環境を用意②見守る。必要最低限の手助け


    ◾️感想
    『世界一の子育て』に記載してあった内容とほぼ同じでは?と思った。むしろそっちのが方が簡略化して書いてあり、読みやすかった。
    この本はまわりくどすぎて私には難しかった。
    なので、途中で断念して、Yo

    0
    2023年01月07日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    へー読んでみたい論文が色々でてきた。でも訳が読みづらいのと、やはりアメリカのことだからイマイチピンとこなかった。部分的な情報収集にはなった。

    0
    2022年11月06日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    意外とさらっと読めたけど、凄く目新しい所見は得られず。正しい愛情や、子どもにちゃんと向き合って構ってあげることは、親はもちろん、教師や周りの大人にとって、とても大切な役割なのだと改めて認識させられた。あえて知見を得たといえば、そういうことが落ち着いた行動だけでなく、成績や将来の所得にもかかわるくらい影響あるということかな。ご褒美賞金で成績や読書は伸びないとか。

    0
    2022年08月28日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

    Posted by ブクログ

    夫の本棚からのセレクト。偶に当たりがある(笑)中盤までアマリ入り込めなかったがタイトルの示す文言に辿り着きたくて読み切った。269-270頁は全ての親に読んでもらいたい。当然の事だが忘れがちな事を再認識させてもらった。

    0
    2022年01月21日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非認知能力を育てるには子供に能力を与えるのではなく、環境をつくってあげるという視点に立って考えられること、学びは子供たちで学び合わせることの重要性などを学んだ。

    0
    2021年12月14日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子育てするにあたって、どんなことを心に留めておくべきか学びたいと思って手に取った。

    非認知能力がその後の教育や人生に重要な影響をもっており、非認知能力は子どもを取り巻く環境によって育まれるものである。子どもの働きかけに対して親や周りの人がどのように反応するか、子どもに関心を寄せ積極的に関わろうとするか、といったことが非認知能力の形成に影響を与える。特に幼児期(3歳まで)を大人との温かいやりとりが成立する環境で過ごすことが大きな意味をもつ。
    帰属意識をもてる環境で、自立性、有能感、関係性を経験できることが、よい学習習慣を身につけるために必要。

    本書では、低所得層の子どもたちの教育を成功させる

    0
    2021年10月21日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    自分の子どもの非認知能力を伸ばすヒントになるかな、と思ったが、どちらかというと低所得層、ネグレクトなど幼少期に大きなストレスにあったこどもを、平均レベルまであげるにはどうしたらよいか?が、書かれた本であった。

    とはいえ、いくつかヒントは見つかったので、それを自分の子育てにもいかしていきたいと思う。

    0
    2021年10月15日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

    Posted by ブクログ

    メンタリスト DaiGoさんの動画で育児に関してオススメの本として『私たちは子どもに何ができるのか』と一緒に紹介されていたので、早速購入してみたものの・・・
    実例ばかりで何が言いたいのか分からす、回りくどい印象。読み始めは。
    よって早々に売ってしまう決断をしたのだが、読み進むうちに「ハッ」とするポイントなどもあり、なかなか興味深かった。
    詳細はメモとともに後述するが、所感として以下にまとめる。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    【所感】
    自己啓発本が大人気だ。
    不安は多くの人が持っている。
    行動しなければいけないと思っている。
    だが実際には行動できない人がほとんどだ。
    そして自

    0
    2021年06月29日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

    Posted by ブクログ

    1)
    非認知能力の別名称である「気質」の測定では5つの指標が設けられる。
    1,協調性
    2,外交性
    3,情緒不安定性
    4,未知のものごとに対する解放性
    5,勤勉性
    これをビッグファイブと呼びます。

    2)
    パーソナリティ心理学者ロバーツによると、ビッグファイブの中で将来的な成功を最も左右するのは勤勉性
    ・高校や大学の成績
    ・犯罪率
    ・結婚生活の継続率
    ・長寿率
    ・病気にかかる率
    仕事だけではなくこの辺りにも正の影響を与えるそう。

    0
    2021年03月21日
  • ハーレム・チルドレンズ・ゾーンの挑戦――貧乏人は教育で抜け出せるのか?

    Posted by ブクログ

    本人が書いたものではなく、著述家の聞き書きである。訳者の説明がないのも珍しい。大体の試みはわかる。話として読むにはいいが、卒論では参考文献にはならず、この本で言及していた人の論文を見るしかない。教育実践を著述家がわかりやすく本にまとめたもの、と考える方がいい。ヘッドスタート計画で実施したセサミストリートのようなデータは全く使っていないので、話だけである。

    0
    2020年11月04日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

    Posted by ブクログ

    洋書らしい内容と構成というか
    ちょっと最初読みにくさを感じました

    でもエビデンスがたくさん
    メンタリストDaiGoさんオススメ本ということで納得


    結局はストレスから遠ざけ守り
    安定した愛情深い関係を築くこと
    やり抜く力や自制心は失敗を通して手に入れる
    子供の能力を信じ受け止めてあげる
    チャレンジさせてあげる

    0
    2020年09月19日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

    Posted by ブクログ

    どんな子が成功するのか、きちんとした研究結果やそれを証明するような事例をもとに考えていく本。
    学力をアップさせるような仕組みがある学校でも、卒業後には大学を中退してしまうなど、うまくいかないケースの多い学校もある。
    大事なのは「これをやれば学力がつく」という仕組みの中での教育より、「やり抜く力」や「逆境を乗り越える力」のような非認知能力。
    どうすれば非認知能力を高める教育になるのか、正解はわからないけど、紹介された事例の中にヒントはあると思った。
    子どもをもつ親御さん、教育関係者は必読書かも。

    0
    2020年07月13日