大城立裕のレビュー一覧
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史実を踏まえた物語。日本と琉球は別の国だったのだなと今更ながら考えさせられた。但し、士族からの視点で書かれているので、百姓がこの琉球処分をどうとらえていたのかも知りたいものだ。Posted by ブクログ
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元々は、1972年に出版された作品。
菅総理が、「『琉球処分』と言う本を読んでいる」と言っていたので、読んでみました。1972年といえば、5月15日に沖縄返還がなされた年です。この作品は、それに関連して出版されたと理解できます。
琉球処分は、過酷な経験を琉球・沖縄に課したと言う事になるのだと思い...続きを読むPosted by ブクログ -
読むのにやたら長い時間がかかってしまった…。厚いのが2冊なうえに、話がなかなか進展しなくて、正直投げ出したくなる感じだったけど、それこそがねらいなのかともうがってしまうほど。琉球処分にあたってのヤマト役人の苛立ちの追体験をさせたいのかな、と。しかし、今の辺野古の問題は「平成の琉球処分」というあとがき...続きを読むPosted by ブクログ