藤石波矢のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
いやー完結巻だけに怒涛。ひたすらに怒涛。
今まで隠されていた秘密が一気に明かされるわ真の黒幕も明かされるわアクションシーンもあるわ感動シーンもあるわ。
とにかく怒涛の展開だった。
これは多分今までの登場人物総出演だったのでは?
私の大好きな神田さんも緋邑さんも出てきて大活躍してくれたしもうそこだけで個人的に大満足でしたー!
あと緋邑さんと栗田所長のあのお酒のくだりね、あれはちょっともう大人の世界でしたね、お洒落……!
最初にこのシリーズ読み始めた時は正直「このノリで続くんだろうか、最後まで読み切れるだろうか、大丈夫なんだろうか」と不安しか抱えてなかったのですが、後半になってきて徐々にバラバラだったピースが集まり始めて。
最終巻でまさかここまで怒涛の伏線回収があると思わなかったし、あのひたすらお気楽なネメシスが設立された理由にあそこまで悲しい秘密が隠されていたとも思わなかった。
でもとりあえずあれですね。
ザリガニパクチーバーガーは世界を救うとんでもない食べ物でしたね(?)。
最大の謎は解決したし、これからもネメシスは変わらずにあの適度にのほほんとした雰囲気でやって行くんだろうなぁ。
最初は不安すぎた登場人物達だったのにいざ読破した今となっては離れてしまうのが少し悲しいような気もします。
それにしてもこれだけ複数の有名作家さんが書いていながらキャラクターの矛盾などが起こることなくきちんと纏まっているの、やっばりプロは凄いなぁなんて唸ってしまいました。
ひとまず、ネメシスシリーズこれにて読破です! -
Posted by ブクログ
うわー神田さん!神田さんがめちゃくちゃ好きだー!
ていうのが読み終わってすぐの感想なんですけども、今回の話は「フェイクニュース」と「正義感」が共通点だったんですかね。
巧妙に作られた嘘は例え嘘だったとしても伝え方次第で嘘が真実になってしまう……何が本当なのか今の世の中で見極めるのはとても難しいことだったりする。
だからこそそれを見抜ける力、そしてそれを正しく忖度なく報道する正義がより必要になるのかなぁと。
最近世間を賑わせたニュースなんかと妙にリンクしてしまって、これはもう創作の中だけの話ではないなぁと深く考えさせられました。
それはそれとしてこの巻から登場の神田さんのスピンオフがとにかく面白くて面白くて堪らなかった!
1話目の話と上手く繋がってるのもよかったし、これを読んだ後だと余計に彼女が権力に屈したり悪事に手を染めることはないなと実感するというか。
「強い女性」が私は大好きなのですが、彼女もとても大好きです……ネメシスシリーズここまで読んできて推せるメンバーが見つかっていなかったのですがやっと見つかった気がしています。
そして2話目で登場の清花ちゃんとのコンビが本当に好きだったのでまた彼女達の活躍を見たいけれど……難しいかなぁ。
今回の話からは少しテイストが違ってストーリーに重さとか暗さが出てきた気がするのでそろそろ物語も核心に触れるのかなぁと思いつつ、ゆっくり読み進めます。 -
Posted by ブクログ
サラリーマンの光弘と専業主婦の咲奈は、だれもが羨む幸せな夫婦。だがある日、気づいてしまった。光弘は咲奈の不貞に、咲奈は光弘の裏切りに。
その日から、彼らは良い夫婦の仮面をかぶったまま、互いの殺害を計画し始める。
『今からあなたを脅迫します』シリーズなどが代表作の藤石波矢さんと、『いなくなった私へ』などの辻堂ゆめさんの共著で、夫パートが藤石さん、妻パートを辻堂さんが書いています。
共著の小説というと、著者が変わる際に違和感を覚えて没入感が覚めてしまうことがよくあるのですが、この本はそういったこともなく、自然な文章で楽しめました。
あとがきを読むに、自分の書くパートで相手を殺すトリックを仕掛けてパス。バトンを渡された方がそのトリックを回避し、別のトリックを仕掛け返して返す……という方法で書かれたようです。相手のトリックをひっくり返し、相手パートに書かれた文章なども逆手にとって返す、という共著ならではの面白さがあり良かったです。
正に紹介文にもある通り"殺し愛"。こんな殺し合いに発展はしますし、エキセントリックで似た者同士ですが良い夫婦の二人です。
ミステリっぽいタイトルですが、ミステリというよりはドタバタしたコメディ・エンタメ小説。最後まで読むとむしろラブコメかもしれません。
***
共著の小説ならこれも好きです。
『注文の多い注文書』(ちくま文庫)/小川洋子、クラフト・エヴィング商會 -
無料版購入済み
映像化がイメージ通り!
最初にテレビを見てからの原作読み。
文字が好きなので、読んだあとに映像化にツッコミ入れたくなることが多いけど。
面白いですよね。 -
無料版購入済み
コメディ
1巻とは作者さんが違うんですね。これはミステリ好きにはたまりません。ドラマが原作なのでしょうか?会話文が多くて全体的にコメディ要素が強くとても読みやすい印象を受けました。