あらすじ
「今から君を脅迫する」。きっかけは一本の動画。「脅迫屋」と名乗るふざけた覆面男は、元カレを人質に取った、命が惜しければ身代金を払えという。ちょっと待って、私、恋人なんていたことないんですけど……!? 誘拐事件から繋がる振り込め詐欺騒動に巻き込まれた私は、気づけばテロ事件の渦中へと追い込まれ――。人違いからはじまる、陽気で愉快な脅迫だらけの日々の幕が開く。
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Posted by ブクログ
見出しから面白そうだと思って読んでみたら、
やっぱり面白かった。
伏線?があって先が気になってどんどんぺーじが進んだ。非日常的な内容で面白かった。
間を置かず第2弾を読み始めてしまうくらいには面白かった。
Posted by ブクログ
初著者、何故この本を手にしたのかはよく覚えてませんがタイトルからおもしろそうだと思ったのだろう。多分!
予感が的中です。面白い!
連作短編集なのか、長編なのか、最初から最後まで繋がっています。
非常に良く考えられた内容だと感心しました。
ユーモアあふれる会話や言い回し等、軽い感じで読み易くスイスイと読めてしまいました。
栃乙女もいいキャラで味があるし。
Posted by ブクログ
予想に反して、犯罪者である脅迫屋が軽い感じな所以外は、意外とまともな内容でした
様々な伏線が上手く回収されていくところなど、なかなか上手い構成だと思いました
なぜ?と思うところがないわけではないですが、設定が設定ですし、受け入れられないと言うほどではないです
続編も読んでみようと思います
Posted by ブクログ
17年秋に日本テレビ系のドラマ化作品の原作。意外に面白かった。ただ、後半の話がメインなんだろうが、それはイマイチ。しかし、武井咲、ディーン・フジオカはキャスティングはさすがだね。
Posted by ブクログ
知らない作家さんだけどいきなりタイガに?と思いながら読んだら、エンタメ小説としてとても面白かった。タイガははずさないなぁ。脅迫屋のチームの軽妙さもよかったけど、主人公の女の子の独特の正義感が興味深かった。
Posted by ブクログ
すごくポップな脅迫屋と、いろんなことに適応力のありすぎる女子大学生が繰り広げるクライムミステリー。
辻堂ゆめさんとの共著で知った作家さん。
本業は空き巣という目白に住む「目黒」と、かわいいネイルの天才ハッカー「栃乙女」も、脅迫屋の仲間。
とても軽いノリだけれど、実は重い事件を取り扱っていたりもする。でもやっぱり軽いのかも。わからん。
脅迫屋の千川と女子大生澪のやり取りが楽しくて、どんどん読めてしまう。こういう会話のテンポ、楽しいなぁ。
シリーズものっぽいので、とりあえず読み進めてみよう。
Posted by ブクログ
元カレの命が惜しくば…な脅迫をもらったけれど
主人公には今も昔も彼氏はいないし、知り合いでもない。
人違いです、と咄嗟に言えるかと聞かれると謎です。
放置するのはちょっと…と思わなくもないですが。
そんな変な人達と知り合ってしまった主人公は
何故かちょくちょくやり取りしたり、で
知り合いにまで昇格してしまっています。
軽いのりで進むので、事件が発生しても
面白いな、で終わります。
読みやすかったですし、人間関係笑えましたが
きちんと最後がありました。
色々おかしな点が多々ありましたが
言われて納得、です。
Posted by ブクログ
脅迫屋。
依頼人からの依頼によりどんな手を使ってでも
脅迫し、要望を受け入れさせる。
設定も面白いし、仕掛けもあって
ミステリーとしても面白いんだけど、
どうしても主人公澪のキャラが苦手で…
正義感で突っ走る系の女の子。
ちゃんとその性格になった理由も語られてたけど、
それでもなんとなく腑に落ちない感じ。
映像化するとコメディちっくでいいんだろうけど、
最後までなんか好きになれなかった…
Posted by ブクログ
ドラマ化されて気になっていた作品。ドラマとはちょっと違うのかな。
主人公の金坂澪は出自もあってとにかく「正義」に猪突猛進。住んでいるマンションに、人違いで脅迫状が届いたのをきっかけに脅迫屋と知り合う。
なんだかんだと巻き込まれていろんな犯罪に関わるけど、罪を憎んで人を憎まず精神で絡んでくる。
金坂澪はどうしたいのかと、話にちょっとついていけないとこもあったけどわたしは結構好きでした。
Posted by ブクログ
サラッと読めたが、以外と内容や伏せんはしっかり
描かれていて中々面白かった。
ドラマを先に見ていたのでそのイメージがあったが
千川は原作だと若い男性なのか。
Posted by ブクログ
【収録作品】第一章 脅迫が届く夜/第二章 彼女に希望の歌声を/第三章 カーネーションが好きなこと/第四章 決別のコーンポタージュ/第五章 Tip of the iceberg
Posted by ブクログ
ドラマの辛口批評を見たので、お嬢様や脅迫屋にイマイチ入って行けなかったが、けっこう良かった。つるつる読める。ドラマは見てないけど、あの俳優陣が脳内で動いてくれた。
作中歌を聴いてみたくなった。
Posted by ブクログ
奇抜な設定になかなかついていけなかった。ラストは感動的なのだが、そのラストに繫げるために物語を作ったような印象を受けた。
あらすじ(背表紙より)
「今から君を脅迫する」。きっかけは一本の動画。「脅迫屋」と名乗るふざけた覆面男は、元カレを人質に取った、命が惜しければ身代金を払えという。ちょっと待って、私、恋人なんていたことないんですけど…!?誘拐事件から繋がる振り込め詐欺騒動に巻き込まれた私は、気づけばテロ事件の渦中へと追い込まれ―。人違いからはじまる、陽気で愉快な脅迫だらけの日々の幕が開く。
Posted by ブクログ
タイトルがストレートで良いし、物語が人違いから始まるというのは面白い。
でも澪の妙な正義感が鼻について読み進める内に段々鬱陶しくなってくるし、脅迫屋の二人は平然と脅迫を繰り返してるけど普通こんな事していたら絶対恐い人達に消されるだろ…としかどうしても思えず。
いくらフィクションとは言え、その辺が気になってどうしても世界観に入り込めなかった。
ちょっと残念。
Posted by ブクログ
毒を以て毒を制す、もとい、悪を以て悪を制す。って感じ?
狂言回しの女の子はなかなか正体が分からない不思議な女子大生。脅迫屋、泥棒、ハッカー。
目には目を、歯には歯を、悪には悪を。
Posted by ブクログ
★4にするか3にするか悩むところ。
そのくらい面白く楽しめた。
正義を貫く主人公に「もうちょっと力抜こうよ」と思いつつも、迷いや弱さを抱き、それでもそうあろうと頑張る姿はとても好感を持てた。
思わずくすりと笑ってしまうような会話や、たまに心に残る言葉。
続きが出たら手にするだろうなあ。(あんまり長くは続いてほしくないけれど。目黒や栃乙女のことももっと知りたいなー
Posted by ブクログ
【頭隠して尻隠さず】
限りなく4に近い3。面白い。主人公である澪と千川。そして、目黒に栃乙女。対立する新戸部含む各話に出てくる人物も全て愛おしかった。このキャラクター達と作者の姿勢が素晴らしいと思った。
読み切りでしかも続きを前提にしない完結型。タイガにない傾向で読んでいて嬉しくなった。しかし、だからこそ大団円で終わってしまった事が惜しまれる。もちろん、設定を含めこれから話を広げることは可能(澪の友人や千川側で)だと思うが、澪の生い立ちの謎や黒幕である祖父のデレが早すぎる。
先に書いた通り次はない。という気持ちでこの本を書いたという思いが伝わってきた。だからこそ、こんなに楽しい本になったのだと思う。はっきりいえば、管理人最初から怪しすぎるし、政治の話のねじ込みは1話からわかり易すぎて、ちょっと引いたけれど。次もっと面白い作品を読ませてもらえるのではないかと思った。
やっぱり、次が約束された作家の書く文書とこれが最後になるかもしれないと考えた作家が書いた文章は熱量が違う。
この作品をシリーズにするのかしないのかわからないが(個人的にはまた2人に会いたいけれど、目黒や栃乙女にスポットを当てた作品も読みたい。そのくらいキャラクターの作り込みは素晴らしかった)、次回作もぜひジャンルに問わず読ませていただきたい。