U35のレビュー一覧
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10巻まで読んだ感想です。
勢い重視の異世界転移な無双ものです。当たりはずれの大きい無双ものの中でも引き付けるものが多く, 欠点も目立たない良作です。
話の進め方は無双ジャンルを生かしたスピード展開。本来地味なパートも笑いを織り交ぜてさっさとまとめてくるので実に読みやすいです。1巻ごとに...続きを読む -
「ぬるいコミュニティで楽しそうに振る舞うなど自己満足となんら変わらない。そんなものは欺瞞だ。唾棄すべき悪だ。」
最終巻まで読み終えてこの言葉を見ると感慨深い。1巻時点では、馴れ合いを否定してこうぼっちでいることをむしろ肯定している。雪の下もまだ刺々しく、他のキャラも比企谷から見た表面的な情報しかわか...続きを読むPosted by ブクログ -
「青春は擬態で欺瞞で虚偽妄言だ。
高校3年夏の大会で負けた自分たちを美しいものに仕立て上げるために涙を流し、大学受験に失敗して浪人した自分を誤魔化すために挫折は人生経験だと言い張ったり、好きな人に告白できない自分を偽るために相手の幸福を考えて身を引いたと嘯いたり。」
この文章に共感できる人は、おそら...続きを読むPosted by ブクログ -
こうと決めたら一直線な亜季。思い込みも激しいから、「正確さ」が求められる仕事には向かないかも?と思ったけれど、その真っ直ぐさで仕事に真剣に取り組む姿は見ていて気持ちがいい。そんなところを北脇も認めたのかも。大切なものを守るために一生懸命働く亜季と北脇をもっと見たくなった。Posted by ブクログ
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八幡のちょっとふざけた軽快なセリフまわし、作者以外がやると下品でただの悪ふざけにしか思えない。
やっぱり作者には敵わない。 -
ゲームを忠実にコミカライズしています。
このペースだと1部の終わりまでは結構かかりそうですね。
あと杏子のマミへの対応がこの時系列?だとちょっと違和感あるかな、と。 -
月刊コミック電撃大王から2016年に発表された百合アンソロジーの第1弾。仲谷鳰、天乃咲哉、伊藤ハチ、缶乃などお馴染みの作家さんが参加しています。アンソロのため、一つ一つの物語が短く、お話の展開としては唐突な感じだけど、この題材でじっくり描いてくれないかなと思う作品に多く出会えた。好きな作家さんが参加...続きを読むPosted by ブクログ
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月刊コミック電撃大王から2019年に発表された百合アンソロジーの第5弾。百合アンソロジーとしてお馴染みになったシリーズです。参加している作家陣が安定していて、収録される作品のクオリティが一定に保たれているというのも安心して読めます。まだまだ百合作品に触れたことない人がたくさんいると思うので、まずは本...続きを読むPosted by ブクログ
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前半はクリスマスイベントの一件が解決した後の日常イベント。いつものメンバーでいつも通りの会話。雪ノ下母が出てくるが、特に変わったことはなし。
後半は葉山隼人のお話。彼がなぜ周りに文理選択のことを話さないのか、というのが本筋。
葉山と比企谷のなんとも言えない関係性がいい。
ラスト数ページは雪ノ下陽乃の...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに完結
このシリーズは前半でやべえおもしれえ!!
と思ってたんだが、
だんだん
同じことの繰り返しじゃね??
と思えてきて、
あと新刊まで期間が空いて
なんだったっけ?
となったり、
思わせ振りな台詞を読み流してたら理解できなくなってきてた
とりあえず、無事完結で嬉しい
上記のことがあるので...続きを読むPosted by ブクログ -
今回はバーバドル魔法学院で生徒だったヘレン絡み。
ヘレンを鍛えるために潜ったダンジョンや、ヘレンの祖国で相変わらず"普通"が逃げ出し、理不尽が世界を圧倒します。
しかし、さすがの誠一も"羊"と今回出てきた"木"の同時攻撃食らったら精神的に完敗しそうだな。 -
プロムは上手くやるとは思ったけど2回もやるとは!
ヒッキーの計画案がやっぱ良かったのかな(笑)
小町ちゃんといろはちゃんの関係性が楽しいな
その後がぜひ欲しい -
話とはしては面白かったし、最後のまとめ方も素晴らしかったけど、個人的には最後の都合のいい展開が好きじゃないかも。奉仕部の関係が続くのなら、比企谷が忌み嫌った馴れ合いを許容するということになるが、それはいかがだろうか。Posted by ブクログ
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ついに完結。
なんかどんなラストになってもしっくり来ないだろうなあ…と予想してたんですが、なかなかどうしてキレイにまとめてきましたね。
なによりあとがきにある今後の各種メディアでの展開からも目が離せません。
まだこのメンバーの話が読める、それだけでもう嬉しくてしかたがない!Posted by ブクログ -
12、13巻では由比ヶ浜と比企谷が一緒にいるシーンが多いし、比企谷自身かなり心を許していると思う。だけど、結局比企谷が好意を抱いてるのは雪の下なんだろうな。それを由比ヶ浜は直感でわかってるから、苦しんでるのだと思う。最終巻でどんな結末になるか楽しみだ。Posted by ブクログ
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小町や雪の下の成長に対して比企谷が覚えた一抹の寂しさの正体が、誰かに頼られることで自身の存在意義を見出す依存であると後半で明らかになった。そして、陽乃は比企谷に、奉仕部が醜悪な共依存で成り立っていることを教えた。
思えば、バレンタインイベントでもそうだが、陽乃は奉仕部のぬるま湯の関係を許さず、その...続きを読むPosted by ブクログ -
この巻は「成長」がテーマだったように思う。文化祭を通して自らを成長させたいといいながら、その実自らに委員長という箔をつけるだけで向上心のない相模は、この巻を通して成長を見せた雪の下と対照的に描かれている。雪の下の成長は、陽乃にステージに出てもらうように指示するシーンに表れていて、今までの原則論的なや...続きを読むPosted by ブクログ
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終盤以外は笑える場面やニヤニヤするシチュエーションが多くあったが、終盤はうってかわってシリアスな展開になった。ここから奉仕部の関係が崩れていくと思うと、少し悲しい気持ちになった。また、人間関係は概して変わらずにはいられないと思うが、人間関係の変化を主題とした話を「変わらずにあることとかわっていくこと...続きを読むPosted by ブクログ