松本直也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1巻丸ごと9号との対決か…。なんて贅沢な仕様
おまけに9号と対峙するのはカフカとミナ。子供の頃から一緒に防衛隊員として戦う光景を夢見ていた2人が紆余曲折あった上でようやく並び立つ光景は感慨深い
普通ならそのような記念すべき状況を整えられたのならば相手を圧倒する程のシナジーを発揮出来ても良いだろうに、一切許さず終始カフカとミナを圧倒する9号は本当に厄介…
功の武技を使うだけに留まらず2号の能力まで使ってくる
まるで敵が2人居るかのような相手。だからこそカフカとミナは9号を倒す為に完璧な連携をした上で己の全力を超える必要があるわけだ
だからってカフカが8号の力を意図的に暴走させるとはなぁ…
以 -
Posted by ブクログ
彼が表紙を飾っている事に納得しかない内容だった……
保科って自分に出来る事の限界を意識しつつも、その限界に挑戦し続ける人間な印象だったのだけど、性格が全く異なる10号との共闘や自分の上位互換のような存在が登場した事でより限界に挑まなければならない状況へ追い込まれる形となった
ここで彼の魅力と思えるのは、そんな状況に対して一切弱音を吐かない点か
今の立場に辿り着くまでに全てを積み上げてきた。だからこそ、ちょっとやそっとの壁なら負けるなんて許さない
それでも彼が諦めそうになった瞬間に全く異なる性格の10号が保科を奮い立たせる展開は良いね
考えに考えを尽くす保科とは真反対の感覚的に戦いを求める -
Posted by ブクログ
防衛隊全体が危機に陥ったならば、あのカフカが黙っている筈がないと予想していたけど、その通りになったね
満を持して登場したカフカが振るう拳は最高火力!これぞ主人公と言わんばかりの豪快なパンチには「待ってしました!」と言いたくなるね
また、カフカの登場がキコルに良い影響を齎す展開にもテンションが上がる
誰もがピンチの状況で、カフカとキコルにはかつての約束が有る。それを思い出したキコルが復活し、更に今は認められたい相手が両親以外にも居るのだと志を掲げ精神攻撃を抜け出す様子、こちらも主人公然としていたよ
そうしてカフカとキコルが大金星を上げれば師匠の鳴海が触発されるのは防衛隊員同士の繋がりを感じさ -
購入済み
面白いのは面白いが…
絵はキレイだし、キャラも個性的だし、展開も面白い。
ただ、今やもう、完全に「普通にジャンプの面白いマンガ」になってしまった感が強い。
1巻にあった、「ちょっと今までとは違う感」が全然無くなってしまった。
いや、確かに面白いんだけど、別にこの作品でなくても良くない?という感じ。
他のジャンプの人気作を読めばたいてい似たような面白さはある。
今回は「鬼滅の刃」的な、「首を切られた敵が、意識が亡くなる前にじーんとくる回想をする」というシーンまであった。
もう一度、本作ならではの個性を復活させて欲しい。
でないと、別に本作を読む意味がない。
「たまたま途中まで読んでいるから、惰性で読み続けてい