小林秀雄のレビュー一覧

  • モオツァルト・無常という事

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    「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない。涙の裡に玩弄するには美しすぎる。」様々なことに対して意見を寄せている著者。興味ある題目が多いのだか文章が難しいのでなかなか理解できない自分が悲しい。

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    2010年06月08日
  • モオツァルト・無常という事

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    小林秀雄『モオツァルト・無常という事』を読む。
    これまで小林秀雄の著作にはほとんどなじみがなかったが、
    新潮新書の『人生の鍛錬 小林秀雄の言葉』を折に触れ開く。
    小林秀雄の著作・講演から選り抜かれた言葉を
    ゆっくり味わいながら、宝の山に分け入ることになった。

    「無常という事」は、
    高校国語の教科書で読んで以来40年ぶりに読み直した。
    自分の受け止め方が変わった部分変わらない部分があることを
    面白く思った。

    過不足ない言葉で思想をカタチにする明晰。
    情におぼれず、かと言って
    論理でがんじがらめになることのない自由。
    文章のリズムが気持ちよく身体になじんでいく。
    僕も自分自身を見失うことなく、

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    2010年05月30日
  • モオツァルト・無常という事

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    和歌のくだりはごっつ眠いのでモオツァルトのみ評価。世間一般で知られている小林秀雄の評価から僕らの思い浮かべる人物像とはほど遠く感じる実際の秀雄像が、語り口からひしひしと感じられる気がします。CD等で聞いた印象を踏まえる限りサバサバした物言いの方なのだと思います。

    導入はほどほどに、モオツァルトの評論は楽しいです。ちゃんと聞いていない方、もしくは聞いていても材料として提出された曲目が分からない方でも読み飛ばしてその世界観に触れる事が出来ます。もちろん、聞いている方が望ましいですが、ここから始め、深める道もあるでしょう。テーマがモオツァルトということですが、現在それに触れている一般の方を想像す

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    2010年04月28日
  • 作家の顔

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    中原中也関連だけ読んで、多分そのまま。
    久世光彦さんの中也論が好きなので、何となく、彼の言葉が白々しく見える。
    面白いですが。

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    2010年02月14日
  • 本居宣長(下)

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    15年ほど前に読んだこれを、急に思い出しました。

    当時の評価で★4つ以上。

    また読んでみよう。

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    2009年10月04日
  • 本居宣長(上)

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    15年ほど前に読んだこれを、急に思い出しました。

    当時の評価で★4つ以上。

    また読んでみよう。

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    2009年10月04日
  • 作家の顔

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    ランボオに関する記述が好きだ。人っていうのはそりゃあ恐ろしく理解できない部分を持っている。ボクがボク自身でもあまり理解できない部分を持っていて。なんでさっきまでみんなとカラオケをしてぶっ飛んでバカ騒ぎをしていたのに。バイバイした後。喫茶店でおもむろに。読みかけのランボオを開いているのかと。そこでなぜランボオかと。これは何かの間違いじゃないかと。そう思うときが正直ある。あまり自分を肯定できない瞬間だ。でもこの本には救われた。人々は品物に惚れこむと心の裡に他人にはわからぬ秘密を育て上げるものだ。と。さらにこの秘密は愚かさと共に棲みながらもっとも正しい事情をつかんでいるのを常とする。最後に。人間の心

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    2011年09月15日
  • 地獄の季節

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    ランボオは120年前くらいにこんなこと言ってる。”ところで暮らせるものだけは、決して手に入るまい、僕は静かに生きも静かに死にもしまい、これほど確かな事はありますまい。””要するに、回教徒が言う「世の定め」だ。これが人生です。人生は茶番ではない。”言い切ったね。問題ない。そのとおり。そっから。人って歩き出す。カッコいい。

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    2011年09月15日
  • モオツァルト・無常という事

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    収録作:モオツァルト、当麻、徒然草、無常という事、西行、実朝、平家物語、蘇我馬子の墓、鉄斎、光悦と宗達、雪舟、偶像崇拝、骨董、真贋

    小林秀雄の好きだったものを並べましたよ、みたいな。要するに好きでもないものについて語るべきじゃないのである。とこれを読んで思ったのである。

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    2011年01月24日
  • モオツァルト・無常という事

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    音楽や骨董、絵画などへの批評を、単なる美醜の評価ではなく、そこから見える人間を描き出した批評の神様的存在の小林秀雄氏による批評集

    上司が崇拝しており国語の試験にもよく出てくるので、読んでみたが、まだ自分には難しいというかその凄さを体感することはできなかった。
    もしかしたら、ここで取り上げられている作品そのものにもっと深く触れたらその凄さかがわかるのかもしれない。

    モーツアルトのかなしさは、万葉集の「かなし」のようにかなしいというフレーズあが、一番印象に残った。

    まずはモーツアルトを何度も聞いてみたいと思います。

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    2026年03月31日
  • 人間の建設

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    “読め”はするが、本当に読むことが、難解であると感じる一冊だった。おそらく自分の知識量では解像度が低いだろう。例えば、ドストエフスキーとトルストイの対比について論じられているとき、もちろん作品のことについても論じられるのだけど、作品のあらすじしか知らない自分にとっては、特に解像度が低い。そういった意味では、この本で述べられている、物語を読み、人物を知り、数学を少し学んだりして、また本書を読んでみると新しい観点や、発見があるだろうから、今後も読み返したい。本書の素人目線の感想としては、岡先生がこんなに文学に関わっているとは知らなかった。私にはまだ、問題さえ理解もできないような問題を解決した大数学

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    2026年03月01日
  • 地獄の季節

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    意味わかんないし無限に知らない言葉が出てきて、翻訳が難しいのか原文が難しいのか私などにはもうよーわかりませんでした。
    しかし、夫婦の話はよかった。

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    2026年02月25日
  • 人間の建設

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    格ゲーLv99の対戦を観ているかのようだった...
    巨匠2人が繰り出す会話は一般人の自分が飲み込むのには時間がかかる。当人たちは平気な顔でぽんぽんとレスポンスしあって異なる次元へ飛んでいく。小林さんと岡さんの頭の中をちょっとだけ覗けた気がした。我々とは見えている世界が全く違うんだろうな。

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    2025年12月10日
  • 地獄の季節

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    3.8/5.0

    反逆的、反抗的で、自由な言葉遣いと豊潤なイメージを想起させるフレーズが印象的だった。
    小林秀雄訳によるカチッとした文体もカッコよく感じた。

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    2025年06月02日
  • 人間の建設

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    2010年版だが、昭和40年に掲載されているが、今も色褪せない。

    ただ、なにぶん難しい。

    これもまた時間を置いてから再読したい。

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    2025年05月26日
  • ドストエフスキイの生活

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    ドストエフスキイという文豪の苦難に満ちた知的苦悩を期待して読むと、肩透かしを喰らわされる。
    「ドストエフスキイの生活」とは、とんでもない男ととんでもない女たちとの破滅的生活を意味する。
    そのどこにも知的苦悩のかけらもない生活から偉大な文学が生まれる奇跡。
    小林秀雄は、ドストエフスキイの無茶苦茶な生活を蘇らせながら、中原の破茶滅茶な生活と彼の天才を想起している。
    無限の前に腕を振る二人の天才。
    この二人に鍛えられて、小林もまた天才になった。

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    2024年08月01日
  • 人間の建設

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    薄い本ではありますが、一度読んだだけでは理解できません。とても深い本だと思います。何度も繰り返し読む価値のある本のような気がします。
    年齢によっても感じ方は異なるでしょう。
    ドストエフスキーやトルストイと言ったロシアの小説家の名前が出てきましたが、まだ私は読んだことはありません。罪と罰や白痴にチャレンジしてみようと思います。
    私の故郷、三重出身の本居宣長や芭蕉の話も出てきました。この2人に関する私自身の無知さにも忸怩たる思いです。少しは勉強したいと思う読後感です。

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    2024年07月26日
  • 人間の建設

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    面白いが、文理の碩学泰斗が対談していることに価値があるのであってその内容に価値があるかは疑問である。
    世の中の中年男性が2人と同じくらい理性的でかつ低俗でないならば、きっと同じような会話をするのだと思う。
    もちろんここから何らかのインスピレーションを引き出すこともありうるのだろうけど、一読した限りではそれは難しかった。

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    2024年07月15日
  • 人間の建設

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    数学界の天才と評論界の天才による対談。
    解説にもある通り、内容は雑談であり、テーマは多岐にわたる。
    二人の対話は非常に高度かつ知的で、すんなりと理解するのは難しかった。そんな私でも、知情意に関する数学論文の話は、相手を理詰めで追い詰める昨今の風潮に対して1つの気づきとなった。

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    2024年06月24日
  • 人間の建設

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    悔しいけれど、今の私の知力では1割しか理解できなかった。

    やはり、良い議論をするにはほとんど同じレベルの頭脳が必要だと思う。
    これから先もっと沢山の素敵な人たちと対話するために、言語を覚えるような気持ちで教養を身につけていきたい。

    30歳になってもう一度この本を読んだ時、5割は理解できるように。

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    2024年04月25日