小林秀雄のレビュー一覧
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ランボオに関する記述が好きだ。人っていうのはそりゃあ恐ろしく理解できない部分を持っている。ボクがボク自身でもあまり理解できない部分を持っていて。なんでさっきまでみんなとカラオケをしてぶっ飛んでバカ騒ぎをしていたのに。バイバイした後。喫茶店でおもむろに。読みかけのランボオを開いているのかと。そこでなぜランボオかと。これは何かの間違いじゃないかと。そう思うときが正直ある。あまり自分を肯定できない瞬間だ。でもこの本には救われた。人々は品物に惚れこむと心の裡に他人にはわからぬ秘密を育て上げるものだ。と。さらにこの秘密は愚かさと共に棲みながらもっとも正しい事情をつかんでいるのを常とする。最後に。人間の心
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普段使ってない脳みそを使って読んだ感じ、まさに筋トレというか脳トレ…!教育分野に関しても言及されていて、とくに素読教育の是非はわたしも賛成。初等教育の時点では子供たちはスポンジのように知識をスイスイ吸収していくので、九九だけと言わず、国語分野でも素読を入れるのは良いかもしれない。ちなみに教育に携わる者の給料が薄給なのはこの時代からだったのか…
p.115
小林 言葉と言うものを、主人はそれくらい信用していると言う、そのことなのです。言葉の組み合わせとか、発明とか、そういうことで新しい言葉の世界をまた作り出している。それがある新しい意味を持つことが価値ですね。それと同じように、数学者は、数 -
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上巻に続く下巻。
「物学び」「やまとごころ」「もののあはれ」をキーワードとして、形式的な当時の学問世界や、中国から輸入された儒学への傾倒を批判。
師匠である賀茂真淵や、同時代の学者である上田秋成との論争についても触れられている。
ひとえに自分自身の経験不足からであるが、古事記や書紀(宣長は『日本書紀』という言い方を嫌う)にある神話世界が非常に重要であるということが、どうしてもはっきりとした納得性を持ってこない。
「文字」を持たなかった時代に人々によって「口伝」として語り継がれた神話こそ重く見るべき物語、というのは何となく理解できる。
しかしそれでもやはり文字の力は覆せない、と若輩者は思っ -
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2015年の著作。日経BP社の「ITPro」に連載されていた「新人D太と先輩M子のITのビジネス日誌」を再構成したもの。
01.IoT
02.磁気テープ
03.センサー
04.CDO
05.データサイエンティスト
06.DMBOK
07.ドローン
08.BI/BA
09.予防保守
10.量子コンピュータ
11.顔認証
12.クラウド型セキュリティソリューション
13.CSMS/EDSA
14.CSIRT
15.シャドーIT
16.水飲み場型攻撃
17.BYOD/CYOD
18.リスト型攻撃
19.インターネットバンキング
20.ウエアラブル端末
21.オンラインストレージ
22.O2O
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