本居宣長(下)
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本居宣長(下)

825円 (税込)

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3.3

「もののあはれ」の説は、単に「源氏」研究の学説に留まるものではなかった。宣長において、それは、実人生の情(こころ)を論じる際にも一貫していた。ひらすら宣長の肉声に耳を傾けながら、その徹底した学問と人生の態度を味わい、いかに生くべきかを究めた本書は、同時に現代最高の知性、小林秀雄の思索の到達点でもあった。 ※対談『「本居宣長」をめぐって』江藤淳/小林秀雄は、掲載しておりません。

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  • 本居宣長(上)
    825円 (税込)
    「とにもかくにも人は、もののあはれを知る、これ肝要なり……」。本居宣長七十二年の生涯は、終始、古典文学味読のうちに、波瀾万丈の思想劇となって完結した。伊勢松坂に温和な常識人として身を処し、古典作者との対話に人生の意味と道の学問を究めた宣長の人と思想は、時代をこえてわれわれを深い感動の世界につつみこむ。著者がその晩年、全精力を傾注して書きついだ畢生の大業。
  • 本居宣長(下)
    825円 (税込)
    「もののあはれ」の説は、単に「源氏」研究の学説に留まるものではなかった。宣長において、それは、実人生の情(こころ)を論じる際にも一貫していた。ひらすら宣長の肉声に耳を傾けながら、その徹底した学問と人生の態度を味わい、いかに生くべきかを究めた本書は、同時に現代最高の知性、小林秀雄の思索の到達点でもあった。 ※対談『「本居宣長」をめぐって』江藤淳/小林秀雄は、掲載しておりません。

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本居宣長(下) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    15年ほど前に読んだこれを、急に思い出しました。

    当時の評価で★4つ以上。

    また読んでみよう。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月14日

    上巻に続く下巻。

    「物学び」「やまとごころ」「もののあはれ」をキーワードとして、形式的な当時の学問世界や、中国から輸入された儒学への傾倒を批判。
    師匠である賀茂真淵や、同時代の学者である上田秋成との論争についても触れられている。

    ひとえに自分自身の経験不足からであるが、古事記や書紀(宣長は『日本...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月11日

      小林秀雄の「本居宣長」、やっと上下巻を読み終える。とは云っても、新潮文庫のこの下巻のうち、付録としてついていた「補記Ⅰ」、「補記Ⅱ」はパスした上でのことだが・・・・。なんせ少し古文体を読むのに疲れてしまったというのが理由。情けないね。
      さて、この「本居宣長」、小林秀雄が11年半をかけて書いた...続きを読む

    0

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