ジェイソン・フリードのレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
ビジネスの常識なんてウソっぱちだ。会社を成功させるのに、事業拡大も、派手な広告も、会議も、徹夜も、長期計画も、オフィスも必要ない。
少人数でシンプルに、臨機応変に―自分流のやり方を作り上げながら僕たちは成長してきた。
世界的ソフトウェア開発会社「37シグナルズ(現・ベースキャンプ)」の創業者と開発者が、成功をつかむための常識破りな手法を伝授する。
<サマリ>
・「何かやりたいことがあるが時間がない、タイミングが悪いからできない」という言い訳はしない
完璧なタイミングなんてものは絶対にやってこない(忙しかったり、若すぎたり、年を取り過ぎたり、金が無かったり.etc)
まず興味関心が薄れない -
Posted by ブクログ
ネタバレ良書。
・通勤は最悪
→朝から一息ごとに疲れ切った人々の体臭をすいこみ、残り少ないエネルギーを吸い取られる
・会社の「邪魔者」と家の「邪魔者」
→会社は避けようがない、家は自分でコントロール可能
・時間ができたら〜はバカ
→スキーがやりたいなら、今雪山にいけ。歳をとって足腰が弱まるまで待つ必要ない
・これからの贅沢
→場所と時間を自由に選べること
・リモートワークの立ち位置
→社員の生活の質を向上させるもの。場所を気にせず優秀な人をやとい、様々な豊かさを生み出すもの
・デメリット
→仲間と顔を合わせることがなくなる。はじめのうちは気楽かもだけど、孤独を感じるようになる
・人の性質 -
-
-
-
Posted by ブクログ
表紙には穏やかな会社(カーム・カンパニー)、裏表紙にはその対極にある会社のt校長が列挙されており、もうそれを見ただけでお腹いっぱい(いい意味で)。こういう会社で働けたらなんて幸せだろうと思う反面、過去も含めて自分の周りを見渡してみると、現実は程遠い。こういう働き方は、業界や扱っている商品が限定されるのかもしけれど、S/W業界なら可能だと思うのだけれど。「ふたつのトークンの選択」の説明は非常に納得がいった。
穏やかな会社(カーム・カンパニー):1日8時間労働、週40時間労働、たっぷりの自分の時間、快適なペースの日々、週末の仕事ゼロ、会議はまれ、せかされない、現実的な締め切り、即答は不要、時間をか -
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
2014年出版ながら、コロナ禍を先取りしたリモートワークの本質を語る一冊。
本書は、ソフトウェア開発会社Basecamp(旧37signals)の共同創業者である著者たちが、リモートワークの可能性と課題、成功のためのポイントをまとめた実践的な書籍です。2020年以降、世界中でリモートワークが急速に普及しましたが、本書が書かれた2014年時点ですでに、そのメリットとリスクを的確に指摘し、解決策を提示していたことに驚かされます。
1. リモートワークの課題と解決策
本書では、リモートワークのよくある課題――コミュニケーション不足、生産性の管理、チームの結束など――に対し、著者らの経験をもとに -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレコロナ禍である意味当たり前になったテレワークを、かなり以前から行っていた著者による”リモートワーク礼賛”の本。
テレワークは個人的にはとても良いと思っています。
会社までドアツードアで40分と割と恵まれた環境に住まいしているものの、結局、通勤に行く前の準備や会社から帰宅して着替えやら、何やらやっていたら、結局、それぞれ+1時間くらいはかかっているということが分かりました。つまり、仕事に行くという行為だけで1日当たり3時間も費やしているんだなぁーと。
テレワークを反対する人は、結局、目の前で見ていないと仕事をちゃんとしているか判断できない、という理由をあげることが多いと思いますが、まったくの -