おぐちのレビュー一覧

  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(下)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    読み応えのある作品です。

    七沢またり先生の大ファンです。
    「死神を食べた少女」と「火輪を抱いた少女」は既に読了。

    それぞれの世界観、主人公の意思、物語の終わり方が独特でどれも好きです。
    (個人的には火輪を抱いた少女が一番ですが)

    今作はタイトルからして、
    予想はしていましたが、そっちになりましたか。
    これはこれで、ありなのではないかと思います。


    この余韻に浸かったあとは、
    「みつばものがたり」を読まないと駄目ですね。
    それぞれ物語の切り口や特徴が全く異なるので、やはりこの先生の作品は止められない。

    #ハッピー #カッコいい #アツい

    0
    2025年11月16日
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    この作者さんの作品には中毒性があると思います。
    見ていると読むのが止まらないです。

    「火輪を抱いた少女」と「死神を食べた少女」は読みましたが、今作はまた毛色の異なる感じですね。

    個人的には「火輪を抱いた少女」が一番好きですが、下巻次第でこれもお気に入りになるでしょうね。

    「みつばものがたり」はまだ完結していないようなので、見ていないです。この作者の作品は完結してから、一気に読みたい。
    なお、マンガ版は完結済みでしたので、読了ですが、また、違った方向で面白そうな作品でした。

    #笑える #アツい #ダーク

    0
    2025年10月25日
  • 我がヒーローのための絶対悪

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    全3巻完結。ヒーローである幼なじみの女の子の為に悪役を演じる、との設定に「ギャグラブコメか」との先入観を完全に叩き壊した最高のピカレスクライトノベル。ヒーロー物によくあるシーンに鳥肌です。
    どの登場人物も複雑な設定で魅力的、中でも桜井花音は良い女子。

    0
    2021年07月05日
  • ECHO

    Posted by ブクログ

    Interesting
    I don't know what it means to my friend, so I don't have to read itI have just finished reading it normally
    So I recommend
    I like illustrations tooPrima Donna

    面白かったです。
    友達に意味わからないから読まない方がいいよ うつ病になるよなどと言われましたが全くそんなことも無く普通に読み終えました。
    それに挿絵も良かったです
    オススメです!
    特にプリマドンナについてがよく分かりました

    0
    2021年03月28日
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)

    匿名

    購入済み

    文章:非常に読みやすい。会話もうまく噛み合っていて、不自然でない。語彙が豊かで心情や、情景、人物の描写力も高い。ライトノベルの中ではトップクラス。

    ストーリー:主人公最強物。しかし、なろう小説の9割以上を占める程度の低い文章によるご都合主義的展開は一切なく、仲間に裏切られ、化け物と恐れられ、心が壊れてしまった主人公が陽気な少女や、悪趣味だけど根は優しい死霊術師らと行動をともにしていく中で少しずつ心を許していく様が滑らかな文章で見事に描かれる。
     名前すら長い一人旅のせいで忘れてしまい代わりに勇者と名乗ることにしている主人公に対する周りの評価が実力が明らかになるにつれ変わっていく様子も爽

    1
    2020年10月10日
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(下)

    Posted by ブクログ

    よかったです!!!
    文句なしにおもしろかったです
    読み応え抜群でした

    すべてをかけて 戦う勇者
    それは勇者だから
    魔物を殺さない勇者に存在価値はないというように
    自分の生きる意味は勇者であり続けること
    戦って命を落とす そんな終焉を望むが
    新しい仲間たちは許さない

    生きてと

    ラストに勇者ではなくなった勇者が
    それでも 生きていてくれてよかったです

    0
    2018年08月27日
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)

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    きゃ~~~~
    大好きでダイスキなお話です
    こゆ系統のお話は 
    ほんっとうにダイスキでたまりません

    神に選ばれし少女
    勇者にならなければいけなかった少女
    世界を救うために勇者になった少女

    勇者は 魔物を倒す使命 それだけの使命
    師たちに鍛えられながら勇者としての素質を高める
    それは 魔物を殺す素質

    殺して 殺して 殺して 殺して
    殺しつくすまで 殺し続ける

    勇者として完成されればされるほど
    人は畏怖する

    その力に! 強さに! 殺戮に!

    人々を救うために 殺し続ける勇者は
    いつしか 師たちからも 恐れられる

    化け物と・・・・

    はぅぅぅぅ
    もう一度いいます たまりません

    0
    2018年08月27日
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)

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    面白かった!この作者の作品はハリウッドのアクションを思い出す。強い主人公とはでなアクション、読んでいてスッキリします。

    0
    2015年01月18日
  • 代償のギルタオン

    購入済み

    絵が綺麗

    と言ってもマンガでは無いのだが。

    何種類もギルダオンがいて、それぞれのデザイン・特殊能力が異なる謎の兵器。ギルダオン以外の戦闘機や戦艦もどんなデザインがされているのか気になった。
    ストーリーも、もっと読みたいと思わせる終わり方。続きがあるようなのでホッとしている。

    1
    2014年07月11日
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)

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    最後まで楽しく読んだ。最初は勇者の言動が好きになれなかったが、途中から何故そのような行動を取ってしまうのかが分かるように。主要人物の立場が逆転するのが面白い。
    狂った主人公は七沢またりのお得意キャラクターであり、他とも違う。『みつばものがたり』のみつばぽさもあるし、『火輪を抱いた少女』の戦闘狂にも似ている。
    最初は勇者が分からず引き込まれなかったが、すぐに作品に魅了された。

    0
    2025年08月15日
  • カリギュラ EPISODE水口茉莉絵~彼女の見た世界~

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    同名のゲームのノベライズ。単純にシナリオをなぞるものではなく、敵側のウィキッド目線で何が起きていたのかが書かれる。1作成中に執筆されていたらしく、Overdoseのキャラクターは登場しない。

    ゲーム内ではウィキッドが何故メビウスにこだわったかは断片的にしか分からなかったと思うが、過去なども含めてそれらを補完する内容になっている。ウィキッドが何に憤り、何に怯えていたのか、の解像度が上がって個人的には良かった。

    1のエンディング後の話が含まれるので、読むならクリア後のほうがよさそう。
    2までクリアして読んでも良さそうな内容だった。

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    2025年04月14日
  • ECHO

    ネタバレ 購入済み

    異空間からの脱出!!

    囚われた男女数名による異次元遊園地からの脱出行。とはいえ最終的には犠牲者も大量で、相当ヘビーな結末。
    オカルト要素強めで、謎解きよりもライトなホラーを楽しむべきノベライズ。作者はラノベで有名な人なので心理描写は上手い。
    主題であるTV少女の正体も、こことは異なる箱庭世界やら人知を超えた怪奇生物やらと関連して非常にオカルト的。

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    2022年09月29日
  • レターズ/ヴァニシング2 精神侵食

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    ネタバレ

    「世界言語」という特殊設定で紡がれる言語SF第2弾。以前は見受けられなかったラノベっぽい冒頭から始まり、全体的に文章の角が取れて丸くなっており、前作にあったとっつきにくさは多少緩和されている。それでも初期ブギーポップのような薄暗さは健在で、言語SFらしい膨大な情報量と綿密な設定は少しも損なわれていない。今作は認知心理学やクローン問題、人工知能を交えて人間という存在の拡張にまで踏み込んでおり、読み応えのある骨太に一冊に仕上がっている。

    ストーリーは謎の事件を追う異能サスペンスに、少年少女の淡いラブストーリーという二重構造になっており、前作の逃走劇とはうって変わって異能が絡む捜査を主体にした追走

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    2019年05月29日
  • レターズ/ヴァニシング 書き忘れられた存在

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    ネタバレ

    この世の全ての事象を世界言語という概念で捉えることのできる世界を描いたスペキュレイティブ・フィクション。文章の密度が濃く、世界言語の設定はやや難解であるものの、ラノベらしさは損なわれていないため、消化に時間がかかるものの読みにくいということはなかった。構成面は非常に優れており、特筆すべきはナノカと呼ばれる少女のミスリードである。体を隠している理由が、世界言語の書き忘れという設定に触れるものでありながらも、本来の理由である「姿を隠すため」でもあったというのには脱帽した。ライトノベルでのヒロイン問題というのは大きく、メインヒロインが確定したあとは他のヒロインはおざなりになる、もしくは敵になったり死

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    2019年05月28日
  • 代償のギルタオン

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    姉弟妹で今の場所をすて、都会で幸せに生きていく。
    それだけのはずだったのに。

    まさか戦争に巻き込まれるとは…というか
    軍隊そのものに拾われるとは。
    しかも戦争に使われる機械に乗るのに代償がいるとか
    子供の方がいいとか、子供に迫る選択ではないです。

    血よりも濃い絆。
    だからこその拒否と選択。
    純粋な日常からの、非日常のおかげで
    残酷さが浮き彫りになってしまいます。
    どうするのか、どうしたいのか。
    むしろ自分がこの場所にいたら、何を選択できるのか。

    1人だけ親のいる子供がいましたが、これが普通、かと。

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    2018年10月22日
  • 我がヒーローのための絶対悪

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    いかにもガガガ文庫らしい高2病な感じのバトルもの
    それらの皆についていえるのだが
    登場人物の日常とバトル時の陰影差が淡すぎる
    アメコミのように特撮のように単純化して落差をつけた方が良いのでは
    『Dクラッカーズ』はそういうところが良かった

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    2018年10月20日
  • 虚弱高校生が世界最強となるまでの異世界武者修行日誌

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    ネタバレ

    魔術が発達した地球とファンタジーな異世界を行き来して、強くなっていく没落した魔術師一族の少年・楠恭弥のストーリー。
    夏休みに異世界でエルフの姉妹を仲間にレベル上げ。
    続刊で最弱から強くなったところを学校でお披露目できるのかな?ちょっと楽しみ。

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    2016年11月10日
  • 代償のギルタオン

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    ネタバレ

    代償と戦争と兄妹の話。パイロットが代償を支払うことで動き出す兵器、ギルタオンをめぐるラーンハイム軍、リオンザイル軍、そしてテロリストによる三つ巴の戦争に民間人であるライク、ヤシャナ、ミコらの兄妹とメサイア、イザナの兄妹が巻き込まれていく。代償は搭乗と同時にギルタオンの意志によってもぎ取られたりするのかと思ったら、搭乗前に支払うらしく痛々しい。あとガイアベルの二人はホントにこれで終わりか?乗りたいギルタオン第1位はヘルキスタ(代償が不明だったから)。ワースト1位はキルクライズ。ってかどれも乗りたくねぇよ!ストーリーの暗さは好みだが、「ギャスバル・ホー」や「ガデル」などの一回しか出てこないようなも

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    2014年03月29日
  • 代償のギルタオン

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    力を感じる作品だった。面白さというか、読後にずしりと来る感触は、ラノベよりも純文学のそれに近いものだった。
    共感とかカタルシスとかじゃなくて、訴えというか。
    面白かったです。

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    2013年11月20日
  • ゴースト・ギャロップ ‐蒼空の幽霊機‐

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    初のミリタリ小説
    初のライトノベル系作品

    ご縁があって気になったので手に取らせていただきました。
    主人公<ヴェロス>の豪快さといい、空を掛ける飛行機たちの清々しさといい、読んでいて気持ちのよくなる一冊だったように思います。
    既に絶版しちゃっているとのことらしいですけど、今後新たに読まれる方のために軽い感想を書いておきます。もしよければ、ご参考までに。

    【本作の魅力】
    ・主人公が豪快で、性格がわかりやすい。真っ直ぐで無鉄砲なところが魅力的である
    ・ミリタリ系の専門用語がキツすぎなくて、知識のない人でも割と読みやすい。
    ・感情のぶつかり合いを軸に据えた台詞が多く、10代の方とかでも楽しめるのか

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    2024年04月01日