あらすじ
かつて少女は“勇者”と呼ばれ、賞賛された。そして“化け物”と呼ばれ、恐怖された。魔物を殲滅させるまで、少女の足は止まらない。殺して殺して殺し尽くす――それが、勇者の宿命。過去を失い、新たな仲間を得ても、少女の目は魔物を追い続ける。理由は、ただひとつ。「私は、勇者だから」。
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匿名
文章:非常に読みやすい。会話もうまく噛み合っていて、不自然でない。語彙が豊かで心情や、情景、人物の描写力も高い。ライトノベルの中ではトップクラス。
ストーリー:主人公最強物。しかし、なろう小説の9割以上を占める程度の低い文章によるご都合主義的展開は一切なく、仲間に裏切られ、化け物と恐れられ、心が壊れてしまった主人公が陽気な少女や、悪趣味だけど根は優しい死霊術師らと行動をともにしていく中で少しずつ心を許していく様が滑らかな文章で見事に描かれる。
名前すら長い一人旅のせいで忘れてしまい代わりに勇者と名乗ることにしている主人公に対する周りの評価が実力が明らかになるにつれ変わっていく様子も爽快だ。
大半のラノベは文章がお世辞にも上手いとは言えない。こういったレベルの高いラノベを読んでしまうと、普段プロの作家さんの文章を読んでいない人でもそうした文章力に乏しいラノベに違和感を感じる様になると思う。
匿名
この作者さんの作品には中毒性があると思います。
見ていると読むのが止まらないです。
「火輪を抱いた少女」と「死神を食べた少女」は読みましたが、今作はまた毛色の異なる感じですね。
個人的には「火輪を抱いた少女」が一番好きですが、下巻次第でこれもお気に入りになるでしょうね。
「みつばものがたり」はまだ完結していないようなので、見ていないです。この作者の作品は完結してから、一気に読みたい。
なお、マンガ版は完結済みでしたので、読了ですが、また、違った方向で面白そうな作品でした。
Posted by ブクログ
きゃ~~~~
大好きでダイスキなお話です
こゆ系統のお話は
ほんっとうにダイスキでたまりません
神に選ばれし少女
勇者にならなければいけなかった少女
世界を救うために勇者になった少女
勇者は 魔物を倒す使命 それだけの使命
師たちに鍛えられながら勇者としての素質を高める
それは 魔物を殺す素質
殺して 殺して 殺して 殺して
殺しつくすまで 殺し続ける
勇者として完成されればされるほど
人は畏怖する
その力に! 強さに! 殺戮に!
人々を救うために 殺し続ける勇者は
いつしか 師たちからも 恐れられる
化け物と・・・・
はぅぅぅぅ
もう一度いいます たまりません
Posted by ブクログ
最後まで楽しく読んだ。最初は勇者の言動が好きになれなかったが、途中から何故そのような行動を取ってしまうのかが分かるように。主要人物の立場が逆転するのが面白い。
狂った主人公は七沢またりのお得意キャラクターであり、他とも違う。『みつばものがたり』のみつばぽさもあるし、『火輪を抱いた少女』の戦闘狂にも似ている。
最初は勇者が分からず引き込まれなかったが、すぐに作品に魅了された。
Posted by ブクログ
ずーーーーーーっと喉に魚の骨が突き刺さってるような、歯に物が刺さっているような
ゴクドーくんとか伝勇伝とかまおゆうとか
つえー主人公の話
なろうにて読破。どうも書籍版とは随分違うようですある。
まずパーティの人数が違う(下巻は読んでないけどなろうの後日談で書籍版の設定が出てくる)
結局あまりハッピーエンドではないのね
まとまってはいるけどみんなが幸せではない