松浦晋也のレビュー一覧

  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    先日亡くなった祖母と同じ経過であり、「あの時こうしていれば」という思いは誰しもあるものだと感じました。弱っていく母を受け入れたくない気持ち、私もそうでした。

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    2025年01月15日
  • 日本の宇宙開発最前線

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    キューブサット衛星 10㎝角 
    大きなロケットほど物理的に性能が上がる
    スペースシャトル チャレンジャー事故後・・・
     欧州ESAのアリアンが商業市場を開拓 2t静止衛星2基を打ち上げ 1/2の費用に
     ロシアのロケット産業維持 技術流出防ぐ ISS参加 衛星打ち上げサービス

    スペースX ファルコン1
     ロケットの加速能力 10㎞/秒 →多段式必要 ロケットコスト=機体99%を下げる
     手堅いエンジン FSW軽量化2段 1段をパラシュート回収
     火星に文明のバックアップ
    スペースX ファルコン9
     ISSへ物資補給契約 米国の補助金でドラゴン宇宙船+ファルコン9開発
      同等の能力の日本H2

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    2024年12月21日
  • 日本の宇宙開発最前線

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    日本や、欧州、NASAがもたもたしている間に、スペースX社が失敗を重ねながらも着実に実績を積み重ねて来たことがよく分かった。衛星ビジネスやISS(国際宇宙ステーション)への人員往復など欠かせない企業となっている。日本は今後H3の着実な実績の積み重ねが重要となってくる。

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    2024年07月17日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    優しくできるのは心的余裕がある時っていうのは共感できた。老化による身体能力の低下、認知症は自分の身にも起こりうる事。予防も含め早めの対策を取る必要があると思った。

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    2024年02月23日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    要介護者の「いち家族」が実際に自分で介護を経験した手記で、かつて祖父を介護していた祖母や両親の姿も重ねながら読みました。
    身内の介護は本当にしんどいし、相性の良いケアマネやヘルパーと出会えるか、良い施設が見つかるかどうかに左右される部分も大きいです。

    発刊から今年で7年経つ書籍ですが、介護業界の状況はここで書かれている内容から大して変わっていないなぁとも思いました。

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    2024年02月12日
  • 母さん、ごめん。2 ― 50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編

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    『母さんごめん』から続けて一気読み
    前作でグループホームに入居出来、ホッとしたのも束の間
    「老人介護施設に預けたからといって、そこで介護は終わらない」
    「そこからは介護施設と協力しての新たな介護が始まる」

    ホームに入れた罪悪感に始まり、介護はまだまだ終わらない
    不謹慎だが正直な話し、思ったより看取りまでの時間がとても長かった

    著者は「より良い介護を実現するとして、、、
    介護を職業とする人々の給料を大幅に引き上げるべき」と主張している
    給料を上げ現場の人手不足を解消し、皆んなが家庭で無理する事なく、専門家の手を気軽に借りる事が出来る社会になって欲しいと強く望む

    この2冊の本を読み、介護する

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    2024年01月27日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    男性、50代、気ままな独身、実家に母と同居
    ところが、人生を謳歌していた母親が認知症に

    まず、当時にしては珍しい大卒で人生をアクティブに謳歌してきた、病気らしい病気もしなかった方(母)が認知症になると言う事にショックを受けた
    誰にも平等に認知症になるリスクがある

    通販の定期購入も身につまされる
    電話一本で購入出来、当の本人が注文した事を忘れていても毎月届いてしまうのだ

    その後介護する側に幻覚が出たり、過食や排泄の失敗などなどがあり、ついにお母様に手を上げてしまう
    よくここまで色々書いてくれたと思う
    今後の為に凄く参考になる

    後書きにかえて作者は「介護の効率化」を提案してくれている
    「な

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    2024年01月27日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    物書きを生業とする方の記録なので、リアルで参考になった。挫けそうな状況を冷静にクリアしていこうとするところ、思考停止に陥ることなく対処するところ、見習いたい。私だったら感情むき出しで破綻するだろうな。事前の心構えと情報装備で備えるしかないと思った。
    次作も読みたい。

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    2023年09月21日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    ネタバレ

    50代独身の筆者による母の介護記録。はっきりと「介護敗戦」と述べており、介護の厳しい現実を目の当たりにしたんだろうと思い、後学のために手に取る。

    帯の文章に早速惹かれる。
    →合理的かつ論理的な世界で働いてきた筆者が思い知るのは、「"男の子"が母の介護を行うことの難しさ」だった

    (介護は)「子供が,家族が頑張ればできるというものでは絶対にない」「介護は事業だ」

    公的介護サービスの本質は被介護者のケアはもちろんだが,介護者の社会生活の維持という側面も大きそう.デイサービスでほんの数時間という自分の時間を得た筆者の喜びたるや.

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    2022年11月19日
  • 母さん、ごめん。2 ― 50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編

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    1つのサンプルとして参考にするべき本だけれど、認知症の身内がいる人なら共通点をたくさん見つけると思う。著者の対処の方法は参考になるし、心の動きに共感したり「自分はこんなに優しくなれない」と感じたり。

    どんなにお金に余裕があっても、認知症による症状、言動を肯定的に捉えることは難しい。今の自分の生活に精一杯なら、プラス認知症の介護は…かなりキツい修行だと思う。

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    2022年10月02日
  • 母さん、ごめん。2 ― 50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編

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    サンプル1、だけど、なかなか知り得ない大事な1でした。
    多分、赤裸々に書いてくださった部分も多くて、読んでよかった。色々参考になると思いました。

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    2022年08月23日
  • 母さん、ごめん。2 ― 50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編

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    ネタバレ

    日経ビジネスオンラインで連載を読みながら、続編を並行して読む。

    サンプル1だと著者も書いているが、今後のための勉強として、もっとこのようなノンフィクションものを発行して、世の中の人に認知されて欲しい。

    著者の奮闘ぶり、もうしばらく応援することになる。

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    2022年08月03日
  • 小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦 生みの苦しみを乗り越え、ついに旅立つ

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    ネタバレ

    プログラム的探査 単独ではない難易度の高い継続性
    手順 1.接近 2.周回 3.着陸 4.サンプルリターン

    はやぶさ 技術試験機 行ける惑星へ行く
     地球スイングバイ+専用キックモータで世界最高効率
     140トン全段固体ロケットで510kgの探査機
    はやぶさ2
     1999 JU3 リュウグウ 行きたい惑星へ行く
     2の能力で往復できる唯一のC型(炭素質)小惑星
     熱や構造設計そのまま 短期間に低コスト
     ・インパクター IHIエアロスペース 対戦車弾頭技術 2kgの銅の蓋を弾丸に成形
     ・Kaバンドの高利得アンテナ 大量データ送信

    PPP 段階的プロジェクト計画 を採用(はやぶさは理学工学

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    2021年01月16日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    「介護のストレスは、ひとつひとつは大したことではないんです。ですが一滴一滴コップのなかに水が溜まるように積み重なっていきます。しかもしなければならないことが増えていき、終わりがない。家事も排泄の処理も、できないわけではないので、自分でやれると思っているうちに、追いつめられていってしまいます。私には連絡できる弟妹がいましたし、ケアマネージャーにも頻繁に相談していたので、最後は施設に入れる決断ができましたが、ずっとひとりで介護していたら、なかなかドラスティックな決断はできなかったかもしれません」

    親の介護をする可能性があるのであれば、とりあえず読んでみて損は無いかと。オススメです!

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    2020年02月11日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    男性でも女性でも介護は大変だと思いますが、息子が親の介護をするとなると仕事をどうするのかとか、細々とした家事などの不馴れなことも多く、より大変な気がします。 そして何よりつらいのが、しっかり者の母が簡単なことさえ出来なくなっていくのを目にすること。多分、介護される親もつらいと思います。先が見えないイライラでどんどん追い詰められてしまう…。
    一人で抱え込まず、他人の手をかりることが必要かもしれません。

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    2018年12月25日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    男性独身50代で母親と同居それまで介護とは無縁だった松浦氏が、一転して認知症を患った母親の介護に従事していく姿を語る。松浦氏の職業が科学ジャーナリストだけに医学知識や制度環境等の事実も踏まえながらとても客観的かつ淡々と、母親の症状が日々悪化し、それにより自身がストレスで追い込まれていく姿が描かれている。ここまで赤裸々な告白を淡々と自己分析しているだけに、より介護現場の大変さや問題が伝わってくる。母親に手を上げてしまったくだりはそこに至る経緯と感情的揺れ動きに少なからず衝撃を受ける。

    日本は儒教の影響が根強く「親の面倒は子が見るべき」がまだまだ大勢だが、近親者による介護だけは実はお互い不幸にり

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    2018年08月29日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    色々考えさせられます。するにもしてもらうにも朗々介護といきたいけれど。
    生きること、成長すること、老いていくこと、立場によって色々、難しい。
    自分の意志が働くときに、店じまいをするように、きちんと片づけてそれでは失礼!と逝きたいが、どうなることやら。。。

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    2018年08月25日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    著者の個人的な介護体験の後、最後の方に少子高齢化社会では、高齢世代と勤労世代の世代間対立を回避し、高齢者の介護主体を個人から社会へシフトする事を提言している。

    至極もっともな主張ではあるが、独身50代で子供が居ない著者が今後、自分が高齢化した際に対処して貰う為のポジショントークとも思えなくもない。

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    2018年03月30日
  • 母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

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    独身50代男性、サイエンス系ライターの著者が、母親を介護した経験を語る。認知症を発症し、自宅での介護から、グループホームへ入所するまで。認知症の症状が進み、介護体制が行き詰っては組み立て直す、そのプロセスと、追い詰められてゆく著者自信の心境まで、言葉を飾らずに綴られている。介護を社会の事業として捉えた対策が必要だとの提言は、科学ジャーナリストらしい視点で頷けるものである。

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    2017年11月17日
  • はやぶさ2の真実 どうなる日本の宇宙探査

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    初代「はやぶさ」の旅路をふりかえりつつ、先日打ち上げられた「はやぶさ2」の技術的背景と、日本の今後の宇宙開発に向けての提言を述べた本。「はやぶさ2」に関する本は数多く出版されていますが、日本の宇宙開発に造詣が深い著者のこの本は信頼感があると思い、手に取りました。
    探査プロジェクトはその立ち上げから考えると20年を越える時間スケールが必要(初代「はやぶさ」もルーツは1985年にさかのぼる)で、初代「はやぶさ」で蓄積された技術を継承するためにも世間の注目が集まる今こそ「はやぶさ2」の次の探査プロジェクトを具体化する必要があると著者は力説します。
    日本の宇宙開発が情報衛星や気象衛星など実用重視に偏重

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    2014年12月23日