松浦晋也のレビュー一覧
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キューブサット衛星 10㎝角
大きなロケットほど物理的に性能が上がる
スペースシャトル チャレンジャー事故後・・・
欧州ESAのアリアンが商業市場を開拓 2t静止衛星2基を打ち上げ 1/2の費用に
ロシアのロケット産業維持 技術流出防ぐ ISS参加 衛星打ち上げサービス
スペースX ファルコン1
ロケットの加速能力 10㎞/秒 →多段式必要 ロケットコスト=機体99%を下げる
手堅いエンジン FSW軽量化2段 1段をパラシュート回収
火星に文明のバックアップ
スペースX ファルコン9
ISSへ物資補給契約 米国の補助金でドラゴン宇宙船+ファルコン9開発
同等の能力の日本H2 -
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『母さんごめん』から続けて一気読み
前作でグループホームに入居出来、ホッとしたのも束の間
「老人介護施設に預けたからといって、そこで介護は終わらない」
「そこからは介護施設と協力しての新たな介護が始まる」
ホームに入れた罪悪感に始まり、介護はまだまだ終わらない
不謹慎だが正直な話し、思ったより看取りまでの時間がとても長かった
著者は「より良い介護を実現するとして、、、
介護を職業とする人々の給料を大幅に引き上げるべき」と主張している
給料を上げ現場の人手不足を解消し、皆んなが家庭で無理する事なく、専門家の手を気軽に借りる事が出来る社会になって欲しいと強く望む
この2冊の本を読み、介護する -
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男性、50代、気ままな独身、実家に母と同居
ところが、人生を謳歌していた母親が認知症に
まず、当時にしては珍しい大卒で人生をアクティブに謳歌してきた、病気らしい病気もしなかった方(母)が認知症になると言う事にショックを受けた
誰にも平等に認知症になるリスクがある
通販の定期購入も身につまされる
電話一本で購入出来、当の本人が注文した事を忘れていても毎月届いてしまうのだ
その後介護する側に幻覚が出たり、過食や排泄の失敗などなどがあり、ついにお母様に手を上げてしまう
よくここまで色々書いてくれたと思う
今後の為に凄く参考になる
後書きにかえて作者は「介護の効率化」を提案してくれている
「な -
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ネタバレ50代独身の筆者による母の介護記録。はっきりと「介護敗戦」と述べており、介護の厳しい現実を目の当たりにしたんだろうと思い、後学のために手に取る。
帯の文章に早速惹かれる。
→合理的かつ論理的な世界で働いてきた筆者が思い知るのは、「"男の子"が母の介護を行うことの難しさ」だった
(介護は)「子供が,家族が頑張ればできるというものでは絶対にない」「介護は事業だ」
公的介護サービスの本質は被介護者のケアはもちろんだが,介護者の社会生活の維持という側面も大きそう.デイサービスでほんの数時間という自分の時間を得た筆者の喜びたるや.
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ネタバレプログラム的探査 単独ではない難易度の高い継続性
手順 1.接近 2.周回 3.着陸 4.サンプルリターン
はやぶさ 技術試験機 行ける惑星へ行く
地球スイングバイ+専用キックモータで世界最高効率
140トン全段固体ロケットで510kgの探査機
はやぶさ2
1999 JU3 リュウグウ 行きたい惑星へ行く
2の能力で往復できる唯一のC型(炭素質)小惑星
熱や構造設計そのまま 短期間に低コスト
・インパクター IHIエアロスペース 対戦車弾頭技術 2kgの銅の蓋を弾丸に成形
・Kaバンドの高利得アンテナ 大量データ送信
PPP 段階的プロジェクト計画 を採用(はやぶさは理学工学 -
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「介護のストレスは、ひとつひとつは大したことではないんです。ですが一滴一滴コップのなかに水が溜まるように積み重なっていきます。しかもしなければならないことが増えていき、終わりがない。家事も排泄の処理も、できないわけではないので、自分でやれると思っているうちに、追いつめられていってしまいます。私には連絡できる弟妹がいましたし、ケアマネージャーにも頻繁に相談していたので、最後は施設に入れる決断ができましたが、ずっとひとりで介護していたら、なかなかドラスティックな決断はできなかったかもしれません」
親の介護をする可能性があるのであれば、とりあえず読んでみて損は無いかと。オススメです! -
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男性独身50代で母親と同居それまで介護とは無縁だった松浦氏が、一転して認知症を患った母親の介護に従事していく姿を語る。松浦氏の職業が科学ジャーナリストだけに医学知識や制度環境等の事実も踏まえながらとても客観的かつ淡々と、母親の症状が日々悪化し、それにより自身がストレスで追い込まれていく姿が描かれている。ここまで赤裸々な告白を淡々と自己分析しているだけに、より介護現場の大変さや問題が伝わってくる。母親に手を上げてしまったくだりはそこに至る経緯と感情的揺れ動きに少なからず衝撃を受ける。
日本は儒教の影響が根強く「親の面倒は子が見るべき」がまだまだ大勢だが、近親者による介護だけは実はお互い不幸にり -
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初代「はやぶさ」の旅路をふりかえりつつ、先日打ち上げられた「はやぶさ2」の技術的背景と、日本の今後の宇宙開発に向けての提言を述べた本。「はやぶさ2」に関する本は数多く出版されていますが、日本の宇宙開発に造詣が深い著者のこの本は信頼感があると思い、手に取りました。
探査プロジェクトはその立ち上げから考えると20年を越える時間スケールが必要(初代「はやぶさ」もルーツは1985年にさかのぼる)で、初代「はやぶさ」で蓄積された技術を継承するためにも世間の注目が集まる今こそ「はやぶさ2」の次の探査プロジェクトを具体化する必要があると著者は力説します。
日本の宇宙開発が情報衛星や気象衛星など実用重視に偏重