【感想・ネタバレ】母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記のレビュー

あらすじ

ある日、母が認知症を発症した――。息子(50代独身男)は戸惑い、狼狽する。
母と息子。たった2人の奮闘記が始まる。男一匹、ガチンコで認知症の母と向き合った。

本書を執筆したのは、科学ジャーナリストの松浦晋也です。
男性、50代。実家に母と同居しながら、気ままな独身生活がこの先も続くと信じていました。
ところが、人生を謳歌していたはずの母親が認知症を患います。
母の様子がおかしいと気がついたのは、「預金通帳が見つからない」と言いだした時のこと。
誰だって、自分が確立した生活を崩したくないもの。様子がおかしいと認めなければ、それは現実にはなりません。
そんな甘い意識から見逃した母の老いの兆候は、やがてとんでもない事態につながっていきます。
初動の遅れ、事態認識の甘さ、知識、リソースの不足…。
認知症の親の介護について描かれたノンフィクションストーリーはたくさんありますが、
「50代・独身・男性」が1人で母の介護に向き合うケースはまれでしょう。
認知症・母の介護を赤裸々かつペーソスと共に描いたノンフィクションストーリー。是非、ご覧くだい。

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Posted by ブクログ

介護、、わたしも親の介護をする世代だ。まだ先におもっているが、友人の介護の苦労などを聞いているので人ごとではない。そんな気持ちで何となくてに取ったこちらの本。介護の何が大変て、、全部…これは社会全体の問題だ。

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2025年02月20日

Posted by ブクログ

自身の介護経験をもとに「介護をしない子=悪」的な考え方が変わる。かなり読みやすくて面白かった。表面だけを見ると、家族を切り捨てるように見えるけど、家族だからこそ「甘え」からくる衝突が起こるのは当然であって、心に余裕がないと優しく接することも出来ない。共倒れ状態になって、最悪の結果、虐待や殺人もあり得る。餅は餅屋というように、これだけ高齢社会の市場は大きく成長してるのだから介護の効率性を考えて、介護をする側・される側がより良い人生を全う出来る方法を考えることが1番。
外部の人間を頼ることは、甘えでも言い訳でも何でもない。権利なんだと思い知りました。

介護をしてきた間に相当勉強してきたのが読んでても伺えるし、著者の優しさやキャラクターが滲み溢れてて、もっと読みたいと思わせてくれる本だった。

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2020年11月13日

Posted by ブクログ

ジャーナリストの息子が実母の介護について記録したリアル。異性の親の介護ならではの難しさ、知的で聡明だった親の変化を見ていく辛さ等、読みやすく書かれている。自分の親(初期の認知症)とよく似た始まり方だったので、今後どのように進んでいくのか参考になったというか…心構えをしなくてはならないのだなと思わされた。

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2020年07月27日

Posted by ブクログ

介護について全く知らなかった1人の男性の
リアルな介護の日々が綴られています。

どんどん壊れていく母親
日々の生活と自分の仕事
積み重なるストレスとモヤモヤした気持ち
そしてついに母親に手を挙げてしまった自責の思い

ものすごく正直に綴っているだけに
リアルに筆者の思いが伝わって胸が苦しくなります

自分の母親だから大切にしたい
でもどうしようもなく壊れてしまう
病気とわかっていても
元々の優しい母親を知っているからこその葛藤

私も自分が介護する立場になったら…
と思うと著者の気持ちが痛いほどわかります

人は必ず老いて死にます
その時、自分なら…

あたらめて考えてしまいました。

読んでよかった一冊です。

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2019年03月25日

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独身男性が書いた認知症の母親の介護記録。時系列的に、かつ非常に論理的に書かれていて読みやすい。あくまで「サンプル数1」の個人的な経験であると前置きしつつ、自分の体験を包み隠さず書いていて、自分も同じ立場だったらと考えさせられる。異性の親、特に男性が母親を介護する苦労は想像を超える。しかも仕事をしながらとなるとその苦労は計り知れない。いつまで続くかわからない不安、経済的な心配、進みゆく認知症の症状、十分でない社会的サポートの実態…介護する側の問題を網羅していてとても勉強になった。

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2018年12月01日

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読みやすく、一気に読んだ。
義母も独身の義兄と二人暮らし。母は今元気だけど、どうなるかわからない。実家の両親だってそうだ。
他人事ではなく、自分の問題として関わっていくことだと思いつつも、やはりまだ自分には関係ない、介護って大変だなあという意識が強い。
◯◯が悪いという考え方は分断し、争いを生む。
だから、誰もが暮らしやすい社会を作るために、社会の利益をみんなで考えていく。
争わない生き方をしていきたい。

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2018年07月09日

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いずれくるかもしれない、こないかもしれない、未来のために。

文を書くことを生業にしている人が書いた体験記なので、とても読みやすかったです。
また読み直すかもしれない、でも読み直すことがないことを祈る、そんな一冊でした。

『「予防医学のパラドックス」が教える認知症対策』は興味深い話でした。

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2018年05月06日

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いざその時がきたら
兄弟と再読しようと思う
認知症が段階的に細かく表現されていたので
わかりやすかった

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2018年04月11日

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介護者のリアルな苦悩を描いた体験記。「介護する側は、介護に専心するほどに、介護される側からの抵抗にぶつかる」「『元には戻らぬ時間』を改めて意識し、その無情さに嘆息する」「『死ねばいいのに』という独り言ができるようになった」など、介護者のリアルな内面の苦悩を知り、改めて社会としてきちんと向き合う必要があるし、色んな人にこの本を読んでもらいたいと感じた。介護保険制度をうまく活用する方法など実用的な情報も満載。介護を社会事業として捉えて効率化すべし、という筆者の持論にも深く共感した。

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2018年03月24日

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理系ライターの筆者が実母の介護をしたノンフィクション。今の介護の現実が、何も飾らない言葉で語られている。ウェブ連載の書籍化だが、私と同世代の人にとっては必読である。本書で強調されていることが、公的サービスを使いこなすことだ。費用のこともあるが、肉親がやるとうまくいかず第三者のヘルパーがやるとうまく行くことも多い。素人のリソースを介護に費やすことによるトータル生産力の低下という問題も生じる。そこから分析される「予防医学のパラドックス」(予防医学は確率的で明確な因果関係を示さないので、結果を持つヒトを責めないで社会全体に働きかける)と(そのために)社会の分断を防ぐ(老人対若者という対立ではなく協力して社会を維持する)という考え方は説得力がある。筆者の父は癌で余命宣告され最終的には治療をやめ自分で人生を整理して一生を終えたが、母は認知症で記憶がなくなったが介護施設で生き続ける、という対照さも考えさせられる。"}

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2018年02月13日

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ネタバレ

必読。なんだが。男の人は、なんというか、無神経が取り柄なところがあるなあ。
感想書けるようになったら書くこと。

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2018年01月25日

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サイエンスライターの著者が、お母さんの認知症の発症からグループホームへの入所までの日々を振り返った記録。
介護保険制度が一般の人にはまだやはりあまり浸透していないのだなと言うことがわかった。本のタイトルは「母さん、ごめん」だが、著者は1人で本当によく努力されたと思う。
実際こういうケースでは最期までメインとなる介護者が、職を維持しながら自宅でケアをすると言うことは無理がある。行政は、家族形態ごと、代表的な疾病ごとに、医療・介護サービスを活用した看取りまでのロードマップ、ロールモデルを示すべきであると思う。著者の様に、当事者になってから当事者それぞれがもがきながら体制を模索するのは非効率である。

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2017年11月28日

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いつまでもこの生活が続くと思っていた、という作者の言葉は 親子関係において誰もがもっている、もっていたい思いだろう。ある日から 突然その生活が一変し翻弄される様が率直につづられ共感する。他人であれば、知らぬふりもできるが、なんといっても親、今まで世話になった親への愛情とストレスに葛藤しながらも、現実は止まってくれない。
行政のサービスを利用する事はわかっていても、それにも逡巡する気持ちはよくわかる。どこまでできるのか、どこまでやれば良しとしてくれくのか(誰が?)自分に課してしまう中年の子供(笑) まさに直面している自分・・・
昔と違い単世帯が当たり前となった今、介護する側、される側の両方になりうる50代から60代は色々考えさせられる

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2017年11月21日

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先日亡くなった祖母と同じ経過であり、「あの時こうしていれば」という思いは誰しもあるものだと感じました。弱っていく母を受け入れたくない気持ち、私もそうでした。

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2025年01月15日

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優しくできるのは心的余裕がある時っていうのは共感できた。老化による身体能力の低下、認知症は自分の身にも起こりうる事。予防も含め早めの対策を取る必要があると思った。

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2024年02月23日

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要介護者の「いち家族」が実際に自分で介護を経験した手記で、かつて祖父を介護していた祖母や両親の姿も重ねながら読みました。
身内の介護は本当にしんどいし、相性の良いケアマネやヘルパーと出会えるか、良い施設が見つかるかどうかに左右される部分も大きいです。

発刊から今年で7年経つ書籍ですが、介護業界の状況はここで書かれている内容から大して変わっていないなぁとも思いました。

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2024年02月12日

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男性、50代、気ままな独身、実家に母と同居
ところが、人生を謳歌していた母親が認知症に

まず、当時にしては珍しい大卒で人生をアクティブに謳歌してきた、病気らしい病気もしなかった方(母)が認知症になると言う事にショックを受けた
誰にも平等に認知症になるリスクがある

通販の定期購入も身につまされる
電話一本で購入出来、当の本人が注文した事を忘れていても毎月届いてしまうのだ

その後介護する側に幻覚が出たり、過食や排泄の失敗などなどがあり、ついにお母様に手を上げてしまう
よくここまで色々書いてくれたと思う
今後の為に凄く参考になる

後書きにかえて作者は「介護の効率化」を提案してくれている
「なにしろ他人事ではないのだ。老いない人も死なない人もいないのだから、いずれ全員が直面する我が事なのである。」
介護される側にも、そしてする側にも、優しい社会になって欲しい

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2024年01月27日

Posted by ブクログ

物書きを生業とする方の記録なので、リアルで参考になった。挫けそうな状況を冷静にクリアしていこうとするところ、思考停止に陥ることなく対処するところ、見習いたい。私だったら感情むき出しで破綻するだろうな。事前の心構えと情報装備で備えるしかないと思った。
次作も読みたい。

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2023年09月21日

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ネタバレ

50代独身の筆者による母の介護記録。はっきりと「介護敗戦」と述べており、介護の厳しい現実を目の当たりにしたんだろうと思い、後学のために手に取る。

帯の文章に早速惹かれる。
→合理的かつ論理的な世界で働いてきた筆者が思い知るのは、「"男の子"が母の介護を行うことの難しさ」だった

(介護は)「子供が,家族が頑張ればできるというものでは絶対にない」「介護は事業だ」

公的介護サービスの本質は被介護者のケアはもちろんだが,介護者の社会生活の維持という側面も大きそう.デイサービスでほんの数時間という自分の時間を得た筆者の喜びたるや.

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"「事実を受け入れることができず、対策に反対し、抵抗する」という母の姿勢は、この後ことあることに現れて、私を苦しめることとなった。良かれと思ってしたことが本人から激烈な態度で拒否される−私にとって、介護に関する苦しみの半分は介護される母本人による拒否と抵抗であった−"

・介護用品などのハードウェアの準備、介護方法などのソフトウェアの準備

認知機能が衰えた高齢者はサブスクビジネスの学校のカモ→白髪染め、健康食品、サプリ..
→入口はテレビの通販番組
テレビの通販番組はこうやって儲けるのか...関心

アンガーマネジメント
→人間が衝動的になるのは数秒→6秒待つ。
→イライラは文字に起こして点数化。客観視

"介護をやり遂げるには「公的介護制度をいかに上手に使い倒すか」という戦略性が必須だった。"

・アルツハイマー病:
 感情抑制が効かなかうなると言う性格の変化

・親孝行は親が認知症になる前にすべし.認知症になった
ら生活を支えることが親孝行になり楽しいことや嬉しいことを組んでも本人に届くとは限らず,悲しい結果になることも

・代替医療
 薬機法をくぐり抜ける.筆者曰く有害無益な商売.
例:病に効用があったかのような体験談を載せ,最後に「個人の感想です」と逃げの一言.
「自然由来」「副作用がない」「穏やかな効き目」と耳当たりのいい宣伝文句

・認知症の人へのいいお見舞い→お金.
一般人が手を出せる代替医療品は困りもの.必要なものは本人んや介護者が一番知っている.「同情するなら金をくれ」の世界

・宇宙飛行士は最大七時間に及ぶ船外活動でオムツをつける.ちなみに高齢者用おむつはリハビリパンツというらしい.

・下の汚れには塩素系漂白剤

・介護の世界では「説得」という言葉は使わない.「誘導する」という.

・コストを下げて美味しいと思わせる料理を作る方法
 調味料の手を抜く
 味を濃くする
 →マクドナルドじゃん..

・「玄関に求人ポスターが貼ったままの小規模多機能型居宅介護施設」→文章としていい表現だな.「人がいない」と直接書かない表現.

・特別養護老人ホームー> 要介護3以上

・グループホーム「入居費用は母の年金全額に加え兄弟三人が月々1.5万円」

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2022年11月19日

Posted by ブクログ

「介護のストレスは、ひとつひとつは大したことではないんです。ですが一滴一滴コップのなかに水が溜まるように積み重なっていきます。しかもしなければならないことが増えていき、終わりがない。家事も排泄の処理も、できないわけではないので、自分でやれると思っているうちに、追いつめられていってしまいます。私には連絡できる弟妹がいましたし、ケアマネージャーにも頻繁に相談していたので、最後は施設に入れる決断ができましたが、ずっとひとりで介護していたら、なかなかドラスティックな決断はできなかったかもしれません」

親の介護をする可能性があるのであれば、とりあえず読んでみて損は無いかと。オススメです!

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2020年02月11日

Posted by ブクログ

男性でも女性でも介護は大変だと思いますが、息子が親の介護をするとなると仕事をどうするのかとか、細々とした家事などの不馴れなことも多く、より大変な気がします。 そして何よりつらいのが、しっかり者の母が簡単なことさえ出来なくなっていくのを目にすること。多分、介護される親もつらいと思います。先が見えないイライラでどんどん追い詰められてしまう…。
一人で抱え込まず、他人の手をかりることが必要かもしれません。

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2018年12月25日

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男性独身50代で母親と同居それまで介護とは無縁だった松浦氏が、一転して認知症を患った母親の介護に従事していく姿を語る。松浦氏の職業が科学ジャーナリストだけに医学知識や制度環境等の事実も踏まえながらとても客観的かつ淡々と、母親の症状が日々悪化し、それにより自身がストレスで追い込まれていく姿が描かれている。ここまで赤裸々な告白を淡々と自己分析しているだけに、より介護現場の大変さや問題が伝わってくる。母親に手を上げてしまったくだりはそこに至る経緯と感情的揺れ動きに少なからず衝撃を受ける。

日本は儒教の影響が根強く「親の面倒は子が見るべき」がまだまだ大勢だが、近親者による介護だけは実はお互い不幸にり、行政や専門家によるサポートが必須であることを痛感させられる。我々はもっと介護について知識を深め認識を改める必要があろう。

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2018年08月29日

Posted by ブクログ

色々考えさせられます。するにもしてもらうにも朗々介護といきたいけれど。
生きること、成長すること、老いていくこと、立場によって色々、難しい。
自分の意志が働くときに、店じまいをするように、きちんと片づけてそれでは失礼!と逝きたいが、どうなることやら。。。

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2018年08月25日

Posted by ブクログ

著者の個人的な介護体験の後、最後の方に少子高齢化社会では、高齢世代と勤労世代の世代間対立を回避し、高齢者の介護主体を個人から社会へシフトする事を提言している。

至極もっともな主張ではあるが、独身50代で子供が居ない著者が今後、自分が高齢化した際に対処して貰う為のポジショントークとも思えなくもない。

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2018年03月30日

Posted by ブクログ

独身50代男性、サイエンス系ライターの著者が、母親を介護した経験を語る。認知症を発症し、自宅での介護から、グループホームへ入所するまで。認知症の症状が進み、介護体制が行き詰っては組み立て直す、そのプロセスと、追い詰められてゆく著者自信の心境まで、言葉を飾らずに綴られている。介護を社会の事業として捉えた対策が必要だとの提言は、科学ジャーナリストらしい視点で頷けるものである。

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2017年11月17日

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読んでいて涙が出て、鼻水が止まらずに困った。
筆者の母親の場合には、アルツハイマー病のぐちケースだが、他の場合でも同じように、家族が介護することには、限界があるとともつくづく感じた。

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2025年08月06日

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ネタバレ

2014年、要介護認定(1-5)の方が、430万。そして255万人を超える方が、自宅で介護をされている。認知症の有無は別として。

第1章にあるように、介護敗戦記です。”介護”にそもそも勝てる訳がありません。常に後悔と屈辱と反省と悲しみ、そして憎しみ。
主人公の介護者は、職業上、比較的時間を融通できるため、自分で無理をされたのでしょうか。無理をするつもりはなかったのでしょうが、結果的に、疲れ切ってしまわれた。「身内の介護は、どうしても限界があって…」が残ります。

もし、主人公が、兄弟なし独身で会社員だったら、と考えると、恐ろしいです。もっと早く追い詰められたのでしょうか、あるいは、ケアマネの支援をもっと早く受けられたのでしょうか。

過去には、要介護2で施設に受け入れられたのが、現在は要介護3とか。今後、要介護3でも、受け入れられなくなることも考えられるかも。

よく、ピンピンコロリと生きたいと聞く。しかし、実際は、ネンネンコロリの方が多い。本書でも、お父様とお母様のお姿を対比されているけど、複雑な気持ちです。

そして、我が身は……。

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2022年02月23日

Posted by ブクログ

途中まで読んだ。30になったばかりの自分にはまだ早すぎるとも思えたが、いざ親の介護に直前するだいぶ前に読めたのは良かったと思う。圧倒的リアル。介護という困難と向き合う覚悟は今から養っておこうと思う。

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2019年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは身につまされる。
きっと日本全国どこにでもあり、そしてこれから起こりえることで、自分の身にもかなりの確率でありうることだと思うから...

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2018年11月06日

Posted by ブクログ

独身男性の著者が、母親の介護をすることになり、戸惑いながら孤軍奮闘する話。子育ての情報はあふれているが、介護の情報はあまりない。追い詰められて思わず母親に手をあげてしまう場面などもあり、介護のことをリアルに描いていてためになった。

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2018年03月15日

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