一田和樹のレビュー一覧

  • 御社のデータが流出しています 吹鳴寺籘子のセキュリティチェック

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    82歳にしてセキュリティコンサルタントを務める吹鳴寺籐子が、企業の情報セキュリティにかかわる事件を解決していくお話。
    情報セキュリティ系の読み物としては読みやすいし面白いです。
    専門用語は文章内で説明してくれているので知らない人でもなんとなくわかるとは思いますが、ある程度興味はないとしんどいかも。

    日進月歩な業界なので、数年後には風化しているネタもあるかもしれませんが、今のところはある程度時代に合った物語を読めると思います。

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    2017年11月03日
  • 女子高生ハッカー鈴木沙穂梨と0.02ミリの冒険

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    「天才ハッカー安倍響子と5分間の相棒」の続編。と、読みはじめたら気づいたので、もうちょいわかりやすくして欲しかった。笑
    前作よりスケールが大きくなりすぎて、ちょっとひいてしまった…が、まあ、好みの小説。
    第3弾、出ないかなあ。

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    2017年02月25日
  • 女子高生ハッカー鈴木沙穂梨と0.02ミリの冒険

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    書店で目に止まって、『天才ハッカー安倍響子』と作者が同じだと思って書いました。

    あらすじだけを見ると、女子高生が主役の物語なのかな?と思うのですが、物語として世界線が前作の『天才ハッカー安倍響子』とつながっています。登場人物やラスクのこともわからないので、前作を読んだ方が内容の理解が深まります。

    内容としては、昨今のセキュリティ問題に対して扱っていて、それを初心者の方にもわかるように解説されています。私自身も情報系ですが、用語解説されている解析ソフトの存在をしらなかったので勉強にもなりました。再びラスクが登場して来たことは嬉しかったですし、安倍と青山の恋がカメさんペースで進んむのはもどかし

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    2017年01月14日
  • 女子高生ハッカー鈴木沙穂梨と0.02ミリの冒険

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    再読。
    個人情報を守るのは不可能。
    面白かったが、やはり過度に純粋な恋愛話は面倒くさくて不要かと。

    2016.11.8
    「天才ハッカー安部響子・・・」の続編だが、途中まで知らずに読んだ。本の裏表紙にでも書いてあったらもっと早く読んだのに。
    大ブームのスマホゲーム、ネット冤罪、サイバー戦争と恐ろしい展開。
    ゲームに課金し、SNSを依存し、我々は個人情報垂れ流しなんだなと思う。

    なお、恋愛描写はアホらしくて読んでられない。
    このタイプの話にはいらないと思う。

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    2016年11月08日
  • 女子高生ハッカー鈴木沙穂梨と0.02ミリの冒険

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    サイバー空間で何万人にも影響を与える攻撃を行える人間が、目の前の異性と一歩先に進むことにちゅうちょする、そのアンバランスさ。

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    2016年09月16日
  • 女子高生ハッカー鈴木沙穂梨と0.02ミリの冒険

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    タイトルについて作中全く触れてこないので、自分が穢れているのかと思った(苦笑)
    最後でちゃんと出てきて一安心。
    今作は著者の「天才ハッカー安部響子と五分間の相棒」の続編でした。
    前作は読んでなくても分かったけど、読んでいた方が楽しかろうと。

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    2016年08月22日
  • 天才ハッカー安部響子と五分間の相棒

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    ネタバレ

    ネットを使うのが怖くなる。炎上→個人情報さらされる、というのをたまに見ますが、こうやっているのかと・・・(◎_◎;)ツイッターやフェイスブックは利用していないけど、背筋が寒くなりました。とりあえずIDとパスワードを定期的に変更しようと思いました。 阿部響子と高野肇のツンデレ奥手恋愛もかわいかった。罪作りな人だ〜阿部さん(笑)

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    2016年07月25日
  • 天才ハッカー安部響子と五分間の相棒

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    ハッキングがテーマ。

    ネット用語やハッキング手法など、結構単語は分からなくても読み進められる。
    特に主人公の肇とボスの安部響子の関係性にも注目したい。
    ハッキングは気付かれないように、また気付かれた時に身元が割れないように幾重にもセキュリティをつけるものだけど、
    この本自体がそのトリックの一役を買っている。

    まとまりも良く、不明な点はいくつか残ったものの、
    総じて楽しめた。
    途中、全然読書スピードが上がらないとこあったけど。

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    2015年12月21日
  • 天才ハッカー安部響子と五分間の相棒

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    楽しめた!内容も濃く深いもので、ラストまで引きつけられた。しかし、こんな面白い作品なのに、なぜ、こんな可愛らしい表紙に?こういうのが流行りか?もったいない。

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    2015年08月10日
  • 天才ハッカー安部響子と五分間の相棒

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    裏のかきあいのような展開はなかなか面白かったですが、あまり凄腕ハッカーという感じはしなかったです。差し込まれる学生さんのカットが蛇足に感じましたが、事件を外から見る視点としては必要だったんでしょう。

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    2015年03月10日
  • 天才ハッカー安部響子と五分間の相棒

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    現実にありえそうに思えてしまうようなSF作品。
    様々な謎とネット社会の恐ろしさが面白い。

    まあ、この人達ハッカーじゃなくてクラッカーじゃね?とか思ったりしなくもなかったけど笑

    しかし、そんなサイバーな話の根っこは不器用な二人の恋愛小説。それはもうえらい不器用。主人公二人が可愛い。途中から最後までそこまで進展がなくてやきもき。

    おまけ。
    色んな謎がある中で、私が一番驚いたのは背信者Xの正体。えーっ!!って声に出しました!

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    2015年02月25日
  • 天才ハッカー安部響子と五分間の相棒

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    再読。
    シリーズ一作目。
    扱っているネタが小粒のせいか、以前ほど面白いと感じなかった。
    そして、セキュリティに甘く、個人情報漏えい後のフォローが良くない企業であっても、このような方法で糾弾すべきではないと思った。

    2015.1.26
    面白かった!! 一気読み。
    普通の会社員・肇がひょんなことからハッカー集団の一員になり、引きこもり美女と「正義の味方」の活動に。
    最初、悪徳企業であってもこのような方法で糾弾すべきではないと思って警戒していたのに、いつの間にやら主役2人を応援していた。いつものことながら、ネットは恐ろしいと認識する話。

    ps.ラスク大好き。ガトーフェスタハラダのラスクが食べたく

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    2015年01月26日
  • 檻の中の少女

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    ネタバレ

    インターネットやパソコンから個人情報が漏れる。
    そういう可能性があることはわかっているはずなのに、自分は絶対ありえないと思っていたので、この本を読みゾッとした。

    71歳の復讐に燃える『少女』、檻の中に入っているのは孫のみのんではなく、”橋本”に捕らわれている彼女なのだ。

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    2013年07月19日
  • 檻の中の少女

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    一田和樹にハマり中。シリーズ1巻目から。主人公、君島悟は現代の工藤優作か。ハードボイルドにして前半の軽快なタッチとは打って変わって、エピローグの悪意の育つ詳細な描写が絶望しかない。
    現代の新しい探偵像としても面白い!

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    2013年06月08日
  • キリストゲーム CIT内閣官房サイバーインテリジェンスチーム

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    初の一田和樹。オーブンレンジでおなじみだったけど結構内容はハード。セキュリティコンサルタントだけあって現実に起きた事件のエッセンスが盛り込まれててすごい面白い。
    内容は虐殺機関を彷彿させる。
    メッチャ映画原作向きだなあ。

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    2013年05月31日
  • 檻の中の少女

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    サイバー要素満載のドライな内容を想像していると、やはり基本はニンゲンの原点か……という印象。ストーリーとしても君島の虚無感が微妙に揺れ動く所が好み。ラストは私的には好み。推理の要点が箇条書きになった部分に几帳面さを感じている。今後の同シリーズが楽しみ。

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    2013年03月12日
  • キリストゲーム CIT内閣官房サイバーインテリジェンスチーム

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    面白かった。早希さんはオタクを見下しているけどたまにオタクっぽい発言が混ざるから隠れオタクなのだろうたぶん。

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    2012年05月04日
  • 檻の中の少女

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    東直己のススキノ探偵シリーズのような雰囲気で、主人公が荒っぽいようで抜けてるところもあって好感が持てます。
    ラストでタイトルの意味が判明するのですが…狂気がやはり一番の恐怖。「少女」も被害者なんやけどなあ…やるせないです。

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    2012年01月29日
  • 檻の中の少女

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    第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。息子は自殺幇助サイトに殺されたと信じる親の依頼を受けたセキュリティアドバイザが主人公のサイバーミステリ。ネタバレになるのでこれ以上書けませんが、オススメです。

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    2011年09月01日
  • 檻の中の少女

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    サイバーミステリーという事で、私には難しいのかもと不安だったのですが、そんな事もなくとても面白く読むことができました。

    本編もとても面白かったけど、私はエピローグが好きで。好みは別れるのかもしれないけれど…。このエピローグを読んで、「少女」にとても興味が出てしまいました。続編も読みたいです。できれば違う形での彼女の活躍が見られたらいいな。

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    2011年07月03日