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Posted by ブクログ
何と82才の可愛いお婆ちゃん、吹鳴寺 籐子。
職業は、サイバーセキュリティコンサルタント。
それも、超が付く一流の技術屋さん。
見た目と中身のギャップが良いですね。
最初は、クライアントの殆どが、籐子さんを甘く見ていますが、結果は言わんや...
籐子さんと鈴木さんの息の合ったコンビも、良いですね。
・フェイク・タイム
・見えすいた罠
・キャッチボール効果
・パスワードの身代金
の4篇
どれも面白いですが、特に、『見えすいた罠』では、ハラハラドキドキの連続です。
籐子と犯人が、パソコンのチャットで会話をしていますが、絶対分からないはずの居場所を当てられ、犯人が焦って逃げようと、後ろを振り返えると、そこに籐子の姿が...
このシーンは、映画にもなりそうですね。
また、最後の『パスワードの身代金』は、何と、同居人の和田さんとの出会いの事件なんですね。
これを、最後に持って来るとは、にくいですね。
フォレンジックや脆弱性検査、RMT、ドローンを使った無線LAN乗っ取り、などなど技術的な用語も沢山出て来ますが、心配なく楽しめます(笑)。
結局、セキュリティの裏側って、人間自身の裏側なんですね。
お勧めの一冊です。
Posted by ブクログ
80歳を過ぎたおばあちゃんがセキュリティ・コンサルタントとして走査するお話
違法な手段を使ってでも相手を緩やかに脅しつつ追い詰めていく吹鳴寺籐子さん
事件を表沙汰にしたくない企業とかの事情とかもあってまるでダークヒーローのように感じる面もある
キャラとして面白いし、推測されるバックグラウンドとしてもそんなに無理はない
そしてセキュリティの専門家が書いてるだけあって、IT関連の描写に大きなツッコミを入れずに読める
フィクションで描かれるIT系の描写ってホントに酷い時あるものなぁ
最近で言うなら、ドラマの◯沢直樹とかね(笑)
しかしまぁ知識のない人にとっては若干のハードルの高さもあるかもね
ルーターのセキュリティに言及するところとか
あと、「走査」という言葉がスキャンの意味で、捜査の誤字じゃないのに気づくのだろうか?
そして被害に遭っている会社のセキュリティ体制を見て、うちの会社は全然ダメだなという自省を促させる
基本的なセキュリティ体制の理念からして根本的に方向性が違うからね
ま、どっちがいいというものでもないのだろうけど
描かれてあるお話は4編
・フェイク・タイム 偽りの個人情報漏洩事件
・見えすいた罠 企業内情報漏洩事件
・キャッチボール効果 偽ウイルスソフト詐欺事件
・パスワードの身代金 COBOLレガシーシステムの罠
シャドーITに関してはどこの会社でも対応は難しいよなー
後に他のところでも語っているけど、所詮は技術よりも人の問題だし
人にしたって悪気なく「便利だから」とかって理由で使ってしまうものね
いくらルールで縛っても守らない人はいるからなぁ
しかしまぁ、2番目の会社はかなり対策をやってると思うよ
むしろ、過剰なくらいにね
そこまで対策してて漏洩してしまったんだら仕方がないんじゃないかと、個人的には思う
描かれてある年代としては2012~2013年なので、今では出来なくなってる方法とかいくつか
twitterのアレに関しては、セキュリティが強化されたので今はできなくなってるんじゃなかったっけ?
「知らない」は禁句というのはよくわかる
常に情報をアップデートしなければ生きていけない業界だしね
常に新しい技術や防御策が出てきてるしなぁ
走り続けなければ同じ場所にいられないのは大変
ところで、オンラインゲーム会社ってソニー?(笑)
N電気ってNEC?(笑)
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