土橋正のレビュー一覧
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正直言って、文房具にこだわる人たちの真意が理解できなかったところがある。
ところが、2011年から手帳のあり方を徹底的に見直し、
オリジナルなシステムを作り上げてから、
やや意識が変わってきていたところ。
そのことが、この本でしみじみと納得がいった。
自分のお気に入りの文房具を選ぶにしても、
ライフハックの技を編み出すのにしても、
結局、自分を透明な目で見つめ、
どのようにありたいかを考えることが基本となる。
そして、自分が気持ちいいと思う仕組みを作ること。
そう、この「気持ちいい」がポイントなのだ。
さて、この本を読んで、
試してみたいと思った文房具たちを列挙しておこう。
・手帳用シャープペンシル
・ペンクリップS(オーセンテック)
・はりトルPRO(サンスター文具)
・むすぼーくん(まつもと合成)
・ピータッチ2430PC(ブラザー工業)
・メタルブックレスト(ハイタイド)
メタルブックレストは、松山の東急ハンズで売っていた。
買えればよかったのにな〜。 -
Posted by ブクログ
〇スキャンすべきか、捨てるべきか、判断に困るものは、「スキャン」フォルダーに一時保存ということで放り込む。(p24)
☆だから、流れを作ることがやはり大切。
私の場合なら、かご整理の日、とか。あ、かごの中にスキャンするか迷う物をとりあえずいれておけばいいのか。
なるへそ。
〇月光荘「スケッチブック ウス点 2F」(p34)
☆また、マスキングテープのインデックスもしているらしい。
要するに、100均ノートの時のように、ページの隅にインデックスになる印をつける。ただ、100均ノートのように全部つけるのではなく、後で見返すだろう、というところだけ。でも、なんでつけたのか、分からなくなりそう。
ノートを使い終わったら、表紙にマスキングテープをつけたところだけ何を書いたのかざっくり記入しておく。そうすると、表紙を見るだけでいいので、確かによいかも。
ただ、これをすると、資料ははりつけられないので注意。あくまでも、自分の頭のことを書き出すノートだと思った方がいい。
〇毎日重たい荷物を持ち歩くのは体に負担がかかる。(p67)
☆そう!!!だからこそ、モノを減らしたい。
余計なノイズを減らしたい。
〇私はワードで原稿や書類の作成をする時、「全画面フォーカス」という表示形式にする。(p76)
☆メニューバー→表示→全画面フォーカス
細かいところだけれど、集中できるように減らしていく。そいでいく。デスクトップも「カバノキ」気が散るものをなくす。
〇いざ写真で見ると見事にきたないのだ。(p90)
☆写真を撮ると、客観的にみられる。自分の目は、主観が相当入っている。
〇時計式TODO管理付せん(p142)
☆TODOは残りがち。残りがちなのは、自分の使える時間以上にTODOを書いてしまうから。
時計の枠に直接書きこめば、それ以上かけないから、はみ出ることがない。
まだやりたいなら、入れ替えするしかない。
ちょっとやってみたい。
〇どんな仕事も、一番初めは「考える」ことからはじまる。しかしながら、考えるための時間を作っているだろうか。(p154)
☆つまり、自分と向き合う。頭の中のものを出す、ということかな。スピード重視で、どんどん進める、とにかく行動、走りながら考える、というのが多かったと思う。考える時間も時計式で確保。意識したい。 -
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■2019.02.17 再読
こんまり先生の教えに強く共感する私は、「その考え方はビジネスに活用できる!」と社内で「必読本」として布教しています(アホです)。その過程で、もっともミニマリストについて理解を深めたいと思い、本書を手に取りました。
※こんまり先生はミニマリストではありません、念のため。
凄まじい、その一言。最近の自分のテーマは「研究」なのですが、これぞ「研究しつくした境地」だなと感銘を受けました。全てに対して理由をもって行動しており、もはや土橋さんの「哲学書」に近い。全体にややアナログで、文房具好きすぎかwと感じる部分もありましたが、「考え方」自体は全ビジネスパーソンが学ぶべきだと思えるほど含蓄に富んでいる。特に、①作業から「変換」を排除する、②作業に適した「配置・姿勢」をとるという考え方は、元々自身がぼんやりと感じていたことが明確に言語化され、清々しい気持ちになった。ホリエモンや西野さんが、よく「好きなことを突き詰めろ」というが、まさにその実例ですね。傍から見れば病的かもしれないけど、心から楽しんでるのが良い。人間って本当に面白い。
まさにこの本を読んで「考える」と、ここは自分は違うなと思える部分もあります(土橋さんも、それを承知でシェアされているものと思います)。
・私は持ち物にこだわりはあるものの、どこにでも手に入ることも重視したい人間なので、凝ったノートやペンは買わない。日用品は「セブンイレブンに売っているかどうか」で判断する
・書類はどうせ見返さないので、資料は電子で取得・保存・ノートは一定期間置いたら全捨て。スキャナのような高い家電は買いたくないし、何よりどうせ見返さないものに作業コストをかけたくない
下記3点は、ぜひチャレンジしていきたいですね。
① ToDoは「今日の分」だけを持つ。全量は見ない
② 作業に適した姿勢を取る。読むときは後傾姿勢
③ モノを入れる器は極力小さくする(鞄や収納は大きくしない)
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<心に残った箇所>
・本を読んでインプットするだけでなく、「考える」ことがもう一つの目的になった。「一期一読」として、受け身ではなく積極的に本と向き合う。自分がどう感じたか・考えたかを重視すると、自然に本への執着がなくなった
・処理してゴミ箱に、というのは「自分というフィルタ」を通すイメージ。フィルタに少しでも残れば良しとする。記憶として頭に残すというより、体の奥底に残す。いつしか、企画を考えるとき等にふっと思い出す
・通勤がなくなると、仕事・プライベートの境目がなくなり、際限なく仕事をしてしまう
・仕事道具は少ない方が快適
・モノを入れる器は極力小さくする
・デスクに余計なものがないと、広々とした空間に今やるべき資料だけが目に入るため、自然に集中できる
・作業をするときは「全画面フォーカス」を利用する
・デスクのコックピット化:考える、書く、スケジュールをチェック、メールを打つという作業そのものに集中できるように配置。自分の中に馴染んでいる習慣に従う。道具に自分を合わせるのではなく、自分に道具を合わせる
・アナログ時計を使うことで、時間を直感的に捉えられる
・肉眼と写真では見え方が違う。定期的にデスクの写真を撮るのもよい
・オフィスチェアはペンと同じくらい、最も投資すべきポイント
・家具はスケルトン状を選ぶ
・作業に適した姿勢をとる。書くとき:前傾姿勢、読むとき:後傾姿勢
・心から満足感を得られるのは、買う時より使っている時
・モノを買うことは、モノを使う責任も同時に引き受けること
・多機能な場合、都度「選ぶ」という行為が必要になり、直感的ではない。単機能であれば、手に取るや否や使うことができ、モノを操っている実感がある
・考える作業は「ノートとペン」が適している。頭の中で生まれるアイデアのかけらを瞬時にキャッチして目に見える形にできる
・「直感的」とは、何も考えずとも思うままに使えるということ。ペンを手にしてノートに向かうと、脳と手が太いパイプでつながっている感覚がある。パソコンのキーボードにはどうしても「変換」という作業が伴う
・まっさらな無地は自由すぎる
・ノートは横長スタイルで使う。PCも横長だから、変換作業が少ない(気がする)
・私たちは、自分の書いた文字から(知らず知らずのうちに)刺激を受けて、次の文字を書いている
・頭の中で変換しなくていいツールを使う。曜日はMONDAY等と考えない。頭は「変換」ではなく「考える」ことに使うべき
・すべてのToDoは、頭の中から出して紙やデジタルで管理する。頭は「記憶」ではなく「考える」ことに使う
・今日という日はその日にやるべきことだけに集中する。ToDo全集は朝チェックして。その日のToDoをリストアップしたら、もう見る必要はない。仕事場に不要な荷物をもっていっても意味がないように、今日やらないToDoをもっていってもしょうがない。むしろ、それがノイズになりかねない
・進捗表は、マス目で塗りつぶしていくことで、着実に進んでいることが実感できる
・リスト式はOpen Listであり、際限なく書けてしまう。時計式はClosed Listであり、1日にじぶんができること以上のことは書けない
・時計式だと、「入れ替え」という概念が自然に生じる。リスト式にはそれはない
・ToDo1つにつき1.5時間まで
・ゴールデンタイム(早朝~午前中)を意識する
・予定も定位置に置く(経費精算)
・「考える」作業を、何か別な作業とくっつけることはNG
・30分くらい、ソファに身を預けて、テレビや音楽、インターネットを遮断し、窓から外の風景を何となく見ながら、自分の中で思いを巡らせる。インプットもアウトプットもしない時間を持つというのは、自分自身の内部のバランスを取り戻す意味で心地よい
・ホテルのプールサイドで1日中ベッドに横になって本を読んだり、昼寝を読んだりする旅行者。なるほど、こういう過ごし方もあるのだと認識を新たにした。その人にとっての旅行とは、あちこちを回るというよりは、ただただリラックスするためのものという価値観なのだろう
・小さなメモ帳を持ち歩き、ひらめいたアイデアや、やるべきことを書く
・一人で飲みに行く。月曜日の開店したてに行って、ただただリラックスする
・積読はしない。読まれるのを待っている本があるというだけで、今読んでいる本に集中しづらくなり、じっくり読みたくても、どこか雑な読み方になりがち。せっかく楽しもうとして読んでいるのに、何かに追い立てられるというのは、ちょっとおかしい -
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文具ブームは未だ衰えないが、スポットを当てるべきは文具そのものではなく、その使い手というのが最近の流行か。文具ブームの第1人者である著者は優れたホワイトワーカーたちへ取材をし、仕事・生活と文具との関わりを取り上げる。
登場する文具は特別なものでも、高価なもので、高性能なものでもない。ただ、使い手の気分をリフレッシュさせてくれるモノ。とはいえ、そんな文具は人それぞれ。100均にでも売っているようなペンを愛する人がいたり、オンとオフでペンとノートを切り替えたり。
文具は仕事をはかどらせるし、使い手をリラックスさせる機能もある。そんなことがよくわかる。新しい文具を手に入れて、新しいことにチャレンジしたくなった。 -
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文房具がほしくなる、そして使いたくなる。
仕事をしている人たち12人の文房具にまつわる取材記事。
土橋さんの本を読むのは2冊目。前に読んだのは『やっぱり欲しい文房具』やはり文房具関連の本だ。
2冊とも読んで感じたのはシンプルでいて暖かみのある、いい文章を書く人だという事。
そして文房具が好きな人なのだろうという事もしっかり伝わってくる。
12人の取材記事を読み終わったあと意外な13人目の記事をみつけた。
それはこの本の作者である土橋さんその人である。
あとがきと筆者が執筆に使用した文房具が記載されて、万年筆で書かれたサインもある。
どんな文章よりも手書きのサイン一つあるだけで筆記具の魅力が伝わるという事を土橋さんは知っていたのだろう。実際に「なるほどこういう字を書く人なのか」とさらに人柄に触れた気分になった。
文房具に限った話ではないけど普段何気なく使って物も実は選んでいる理由がある。
通常はわざわざを文章にしたりはしない。
「なんでもいいんだけどこれはだめ」
文房具に対してはこだわりと呼ぶには曖昧すぎる自分だけの合格基準をみなもっている気がする。
本人すらも普段意識していないことをこうして読んでみると新しい文房具の魅力に気づき自分だけのこだわりが欲しくなってくる。
この本では実際の使用感までは細かくはレポートしていない。
しかしそんな必要はないだろう。文房具のよさは実際に使ってみない事には分からないのだから。
欲しくなるというだけで満点なのだ。