土橋正のレビュー一覧
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正直言って、文房具にこだわる人たちの真意が理解できなかったところがある。
ところが、2011年から手帳のあり方を徹底的に見直し、
オリジナルなシステムを作り上げてから、
やや意識が変わってきていたところ。
そのことが、この本でしみじみと納得がいった。
自分のお気に入りの文房具を選ぶにしても、
ライフハックの技を編み出すのにしても、
結局、自分を透明な目で見つめ、
どのようにありたいかを考えることが基本となる。
そして、自分が気持ちいいと思う仕組みを作ること。
そう、この「気持ちいい」がポイントなのだ。
さて、この本を読んで、
試してみたいと思った文房具たちを列挙しておこう。
・手帳用 -
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〇スキャンすべきか、捨てるべきか、判断に困るものは、「スキャン」フォルダーに一時保存ということで放り込む。(p24)
☆だから、流れを作ることがやはり大切。
私の場合なら、かご整理の日、とか。あ、かごの中にスキャンするか迷う物をとりあえずいれておけばいいのか。
なるへそ。
〇月光荘「スケッチブック ウス点 2F」(p34)
☆また、マスキングテープのインデックスもしているらしい。
要するに、100均ノートの時のように、ページの隅にインデックスになる印をつける。ただ、100均ノートのように全部つけるのではなく、後で見返すだろう、というところだけ。でも、なんでつけたのか、分からなくなりそう。
ノ -
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■2019.02.17 再読
こんまり先生の教えに強く共感する私は、「その考え方はビジネスに活用できる!」と社内で「必読本」として布教しています(アホです)。その過程で、もっともミニマリストについて理解を深めたいと思い、本書を手に取りました。
※こんまり先生はミニマリストではありません、念のため。
凄まじい、その一言。最近の自分のテーマは「研究」なのですが、これぞ「研究しつくした境地」だなと感銘を受けました。全てに対して理由をもって行動しており、もはや土橋さんの「哲学書」に近い。全体にややアナログで、文房具好きすぎかwと感じる部分もありましたが、「考え方」自体は全ビジネスパーソンが学ぶべき -
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文具ブームは未だ衰えないが、スポットを当てるべきは文具そのものではなく、その使い手というのが最近の流行か。文具ブームの第1人者である著者は優れたホワイトワーカーたちへ取材をし、仕事・生活と文具との関わりを取り上げる。
登場する文具は特別なものでも、高価なもので、高性能なものでもない。ただ、使い手の気分をリフレッシュさせてくれるモノ。とはいえ、そんな文具は人それぞれ。100均にでも売っているようなペンを愛する人がいたり、オンとオフでペンとノートを切り替えたり。
文具は仕事をはかどらせるし、使い手をリラックスさせる機能もある。そんなことがよくわかる。新しい文具を手に入れて、新しいことにチャレン -
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文房具がほしくなる、そして使いたくなる。
仕事をしている人たち12人の文房具にまつわる取材記事。
土橋さんの本を読むのは2冊目。前に読んだのは『やっぱり欲しい文房具』やはり文房具関連の本だ。
2冊とも読んで感じたのはシンプルでいて暖かみのある、いい文章を書く人だという事。
そして文房具が好きな人なのだろうという事もしっかり伝わってくる。
12人の取材記事を読み終わったあと意外な13人目の記事をみつけた。
それはこの本の作者である土橋さんその人である。
あとがきと筆者が執筆に使用した文房具が記載されて、万年筆で書かれたサインもある。
どんな文章よりも手書きのサイン一つあるだけで筆記具の魅力