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文具ブームは未だ衰えないが、スポットを当てるべきは文具そのものではなく、その使い手というのが最近の流行か。文具ブームの第1人者である著者は優れたホワイトワーカーたちへ取材をし、仕事・生活と文具との関わりを取り上げる。
登場する文具は特別なものでも、高価なもので、高性能なものでもない。ただ、使い手の気分をリフレッシュさせてくれるモノ。とはいえ、そんな文具は人それぞれ。100均にでも売っているようなペンを愛する人がいたり、オンとオフでペンとノートを切り替えたり。
文具は仕事をはかどらせるし、使い手をリラックスさせる機能もある。そんなことがよくわかる。新しい文具を手に入れて、新しいことにチャレンジしたくなった。
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文房具がほしくなる、そして使いたくなる。
仕事をしている人たち12人の文房具にまつわる取材記事。
土橋さんの本を読むのは2冊目。前に読んだのは『やっぱり欲しい文房具』やはり文房具関連の本だ。
2冊とも読んで感じたのはシンプルでいて暖かみのある、いい文章を書く人だという事。
そして文房具が好きな人なのだろうという事もしっかり伝わってくる。
12人の取材記事を読み終わったあと意外な13人目の記事をみつけた。
それはこの本の作者である土橋さんその人である。
あとがきと筆者が執筆に使用した文房具が記載されて、万年筆で書かれたサインもある。
どんな文章よりも手書きのサイン一つあるだけで筆記具の魅力が伝わるという事を土橋さんは知っていたのだろう。実際に「なるほどこういう字を書く人なのか」とさらに人柄に触れた気分になった。
文房具に限った話ではないけど普段何気なく使って物も実は選んでいる理由がある。
通常はわざわざを文章にしたりはしない。
「なんでもいいんだけどこれはだめ」
文房具に対してはこだわりと呼ぶには曖昧すぎる自分だけの合格基準をみなもっている気がする。
本人すらも普段意識していないことをこうして読んでみると新しい文房具の魅力に気づき自分だけのこだわりが欲しくなってくる。
この本では実際の使用感までは細かくはレポートしていない。
しかしそんな必要はないだろう。文房具のよさは実際に使ってみない事には分からないのだから。
欲しくなるというだけで満点なのだ。
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チェック項目3箇所。いつもと同じペン、そして紙だと自分の内側に降り積もった「癖」が知らず知らずのうちに出てきてしまう、こうなると単一のアイデアになりがちで新しい考えが出にくくなってしまう。「文具は見えないものを見えるようにしてくれるものだと思います。たとえば時間は目に見えません。その時間を見えるようにしてくれるのが手帳です。また頭の中で浮かんだアイデアを形あるものにしてくれるのがペンと紙です。人間というのは見えるようになると、それがきっかけとなって記憶の奥底に眠っていたものを思い出すことができるんです。」。或程度頭の中でイメージが出来ている時は、それを形にしていくのにこのスケッチブックが最適だという。
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小学校の頃、学習机の引き出しの中に消しゴムとか鉛筆とかを集めて入れていた事を思い出した。
自分で手帳を作ってしまおうと思うほど、文房具に心ひかれるのです。
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やはり、他人様がどんな文房具をどのように使っているか、をのぞき見るのは楽しいもんです。蜜の味。写真も良い。もう少し一般的な人を取り上げてほしい気もするが、続編にも期待したいです。
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サラリーマン・デザイナーなど、いろいろな分野・職業の人たちが愛用している文房具をレポート。
いろいろヒントになりそう。
女性が一人しかいなかったのが残念。
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フリクションペンの組み合わせで、紫とオレンジを使っている人がいて、私と同じでうれしくなった。それぞれのお気に入りが紹介されていて、参考になる。本としては、写真が多いので楽しい。
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文房具には何となく惹かれるものがある。だけどもこの本に登場する人達にはとうてい及ばない。すごすぎて、なんか、「文房具が好きです!」って言うのもためらいが出てきます。
もうちょっと地味に、文房具と関わっていこうっと。