森岡毅のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
思考の順序:重要性で篩にかける→大きいところから選択される→候補からランダムに選考される
・プリファレンス:ランダムに選択される場合の相対的な好感度
・エボークト・セット:ランダムに選択される場合の選択肢の束
・ポアソン分布:ランダムな試行の結果が一定になる確率分布
ex.個人の消費選好など
⇔ガンマ分布:ある試行結果が次の試行に影響を及ぼす確率分布
ex.社会選好など
市場の構造:プリファレンスのみを変数とする負の二項分布の数式で表せられる
→数式化した時のプレファレンス=消費者一人当たりの平均購買回数
消費者の購買確率=認知率×集荷率×プレファレンス
→プレファレンスの最大値が断然大きく最重要
ex.プレファレンスを伸ばせばカテゴリーのパイ自体も増加可
狭く深くよりも、広く浅く売る方が効率がいい
→市場では消費者のプリファレンス(先行確率)によって浸透率・購入頻度が決まる
→浸透率が高い方が購入頻度も高いため
戦略の要諦は選択と集中
目的のための重要な複数の必要条件を満たす要素=重心
→目的達成のために戦略的に集中すべき
⇔分散するとリソースが足りず有効な施策とならない
広義のコンセプト=脳内で認識された物事の概念
マーケティングコンセプト=消費者に自社ブランドに有利なイメージを認識させるツール(手段)
→その結果として消費者自身が形成したコンセプト=ブランド・エクイティティ(目的)
→その中でもブランドを選ぶ時の核となる理由と一致するもの=戦略エクイティ(最重要目的) -
Posted by ブクログ
森岡さん著「イノベーション・フレームワーク」
森岡さん処女作。「認知」を高めるため。そのためにメディアに取り上げてもらうため。そのために成長企業として認識してもらうために、このビジネス書を書いた。
目次
1〜5 森岡さんの苦労話・本題の前の具体例事前提示
6 本題 アイデアを生む方法
7 2014年ハリポタの宣伝
6 アイデアの神様を呼ぶ方法
・クリエイティブな人間ではない、右脳人間ではない人がなぜこれほどアイディアを出せるのか。
・偶然性をできるだけ排除して、合理的に確率を上げる
・イノベーションフレームワーク:アイデアを生み出す確率を高める。
①フレームワーク
②リアプライ
③ストック
④コミットメント
①フレームワーク:「どこに宝(アイデア)が埋まっているか」に予想をつける戦略眼
重要なこと:何を必死に考えれば良いかわかっていること。(漠然と広すぎる可能性から探すのは効率が悪すぎる。)①良いアイデアとはどんな条件を満たすアイデアか ②それらの条件を組み合わせて良いアイデアを探すにあたっての着眼点をどこに定めて脳のCPUを使うべきか。
⑴戦略的フレームワーク
⑵数学的フレームワーク
⑶マーケティング・フレームワーク
⑴戦略的フレームワーク 写真1,2
戦略を考える時のフローを利用して、考えるアイデアの必要条件を導き出す方法。目的→戦略(=必要条件)→戦術(=アイデア)の3段階をその順番で考える。
目的を明確に定義
戦略:経営資源をを何に集中するか選んで決める。その戦略こそがアイデア(=戦術)の範囲を決める「必要条件」そのものとなる。
弱点は戦略オプション同士を比べただけでは戦略を選べない。各戦略の戦術も考えて、さらに実現可能性まで考えてやっと決めれる。
戦略の意思決定をできるだけ早く行うこと。より長い時間を戦術の実行に費やしたい。
⑵数学的フレームワーク 写真3枚目
ロジックそのもの。
戦略的フレームワークでいうところの「目的の設定」。
数学的思考で因果関係を論理的に分析。
「重複のないように」分けて考える
②リアプライ
世界中からアイデアを探す。同じ問題にぶつかっている人はいないか?
自分自身で0→1で作りたいなんて個人のエゴ。圧倒的に効率が良いのはパクる。
③ストック
情報の量的質的蓄積
④コミットメント
どれだけ必死に考えられるか、精神論。
アイデアは絶対に見つかると自己暗示。
1〜5
・必要条件を出して逆算。解決策を発想するための必要条件を洗い出し、あとはなぞなぞを解く要領で。
・ピンチな時こそ強気。攻めの姿勢。
・ピンチであっても戦略的な発想方法があれば執念でアイディアは降りてくる。
・消費者理解。消費者目線。
・考えてからやるではなくて、動きながら考えるってのもあり
1
・USJ再建のための取り組み
3段ロケット、①最大のボリュームゾーンファミリー層を取り組む→2012年ファミリーエリアの建設、②関西依存の集客構造からの脱却→2014年ハリーポッター、③会社のノウハウを複数の場所に展開
2011年と2013年は最低限の予算で乗り切る。
2 3
・2011年の話
・差別化という名の誤ったこだわり。当初映画専門のテーマパークであることのこだわりがあった。TDRと差別化を図るため。しかし実際にはTDRとは競合にはならない。なぜなら、東京と大阪の間に交通費3万円の川が流れていたから。映画だけでは狭すぎて目指している経営規模(来場者1000万人以上)に見合わない。
・2011年 10周年。お金かけずに行く。ハッピーサプライズ。①アトモスフィア・エンターテインメント(フラッシュモブ)②トリックアートをパーク中に散りばめる③ワンピースのショーを大々的に宣伝
・【ピンチな時こそ強気。攻めの姿勢。】
【ピンチであっても戦略的な発想方法があれば執念でアイディアは降りてくる。】
しかし、3月11日東日本大震災によりエンターテイメント自粛モードに→施策:「関西から日本を元気に」をコンセプトに。反感を買わないように。→子供達をUSJに招待します。キッズフリー。
これによりUSJに行くことは正義であるとという前提にさせる。
→田中の感想。すごい。言葉の使い方重要。言い方によっては「この自粛モードに不謹慎だ」って反感を買う。女の子持ち帰る時に女の子に言い訳を与えてあげる感じみたい。言葉一つである行動(USJに遊びに行く)を不正義から正義に変えてしまう。
・【消費者理解。消費者目線。】
もう一つ施策:ハロウィンホラーナイト。夜になるとパークにゾンビ出現。非日常体験。ストレスが溜まっている日常、日本の女性のおとなしくいなければならない圧力からの解放。叫んでもいい環境。
・【考えてからやるではなくて、動きながら考えるってのもあり】
当時の大人気ブランドモンハンへの営業の話。
4 ターゲットを疑え!
・2012年の話 ファミリーエリアの建設
・子供に優しくないテーマパークだった。ファミリー層を取りこぼす。
5
・2013年の話 低予算で乗り切る
・リノベーション戦略:スパイダーマンを4K3D化
・リアプライ:アイディアを真似る。(パクリはそのまま真似ること)
・ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜、後ろ向きジェットコースターの誕生
→田中の感想。ひたすらに考え続けて、寝ている時間以外常に考え続けて、最後後ろ向きのジェットコースターが夢に出てくるというのは、それだけそのことについて考え続けた結果。すごい。