真崎義博のレビュー一覧

  • 邪悪の家
    ポアロとヘイスティングズが偶然出会った女性に事件の臭いを感じ、調査していく。
    事件が発生する前に、防ぐことができるのか。
    ほぼ会話だけで話しが進むクリスティーモード?が楽しいです。
    ポアロの灰色の脳細胞が、皆の心を読み解いき、ラストに最高の演出で犯人を披露します。
  • ポアロ登場
    ポアロの短編集。イギリス人の名前に不慣れである(例えば、名前と愛称の対応関係が頭に残らない)ことが大きいのだけれども、人物関係を把握するのに毎話毎話少々時間がかかって大変だった。しかし、それを差し引いても、全般的に短くトリックをうまく仕掛けていると思う。ポアロがヘイスティング大尉をひたすら馬鹿にする...続きを読む
  • ポアロ登場
    2021年 49冊目 

    短編なのにどんでん返しとかあって読み応えあり。通勤や仕事昼休みにうってつけの気軽なミステリ。
  • 老いたる詐欺師
    自分を騙し他人を騙し続け罪の意識が無くなったことがとても悲しく映り、人間「慣れ」というものが、如何に人間を狂わせる行動をさせるのかと恐怖を感じた。
  • 邪悪の家
    終盤で明かされる謎達とその動機について読んだ時に、改めて序盤に戻って伏線の上手さに感動した。

    もう一度読んでもこの感動は得られないだろうから、記憶を消して読みたい1冊。
  • ポアロ登場
    やっぱり面白い。ドラマ版を見過ぎてしまい、原作を忘れていましたが、やはり原作の良さがありました。チョコレートの箱はドラマ版はだいぶロマンチックにかえられていましたが、ドラマも原作も好きです。ヘイスティングとポアロの掛け合いも心が和みます。
  • ポアロ登場
    テレビでは観ていた話が短編集で読めるというのも楽しかった。
    多少の脚色はあるものの違いを味わって読みました。
  • 邪悪の家
    ポアロ
    前は気になっていたポアロの自己評価の高さが気にならなくなってきた。まあ、今作では自責の念にかられるシーンが多かったのもあるかな。
    殺人事件が起こるまではちびちび読んでいたのだが、事件が起きてからはやっぱり気になって一気に読んでしまった。最終的にものすごく大勢に裏があってビックリ。
  • ポアロ登場

    短編集です

    面白かった。
    短編集なので油断してると、
    すぐに謎解きになってしまいますが
    ちょっと時間が空いたときに
    一つ読むのにちょうどよいです。
    そして、チョコレートの箱は良かった。
  • 邪悪の家
    その家には何か邪悪な空気があった。

    ポアロが保養地で出会った美女ニックが命を狙われる。彼女を助けようとするポアロだが、惨劇は起きてしまう。代わりに殺されたマギー、命を狙われ続けるニック。犯人の目的は遺産なのか、嘘をついているのは誰なのか。

    「それ以外の人物」が犯人になるのはミステリとして反則であ...続きを読む
  • 邪悪の家
    命を狙われているというのに、ポアロの忠告に耳を貸さず笑い飛ばすニック・バックリー。全編に漂う気だるく享楽的な雰囲気にすっかり飲み込まれてしまう。誰が?動機は?次から次へと浮かぶ謎!最後に一気に解き明かされていくさまは圧巻!
    『邪悪の家』という邦題からはいつも内容が思い出せないが、読み始めたらすぐにス...続きを読む
  • ポアロ登場
    ポアロシリーズの短編集。
    14作品が収録されていて、一つ30ページ程のすごく短いストーリーだった。
    短いから今までの長編のような複雑さとかはないけれど、さくさく進むので通勤やお風呂に浸かりながらなどに読むのに良さそう。
  • ノース・ガンソン・ストリートの虐殺
    アメリカの雪国の片田舎に左遷させられた黒人刑事が、警官対マフィアの抗争に巻き込まれていくハードボイルド。
    暴力、ハードボイルド読み応えあるが、それとは別に、
    人種の表現が気になった。日本にいると気付かないのだが、アメリカの雪国の田舎にも、白人黒人がいて、黒人に対しても色の濃い黒人などの表現があったり...続きを読む
  • 邪悪の家
    クリスティーらしいラスト!バタバタと変わる犯人にワクワクしながらクライマックスを読み終えた。

    冒頭からワクワクするような流れ。ヘイスティングズが久々に登場するのも良い。
    若干ポアロがアワアワバタバタと動き回っている感じがするけど(落ち着きがない感じ)ストーリー的にはとても魅力的。
  • ポアロ登場
    ヘイスティングが良いキャラクター!「この人がいない物語はさみしい」というのはわかる気がする。凡人の感覚があるからポアロの灰色の脳細胞が際立つし、イラっとする自慢話にも「まぁまぁ、そうカリカリしないで」と慰められる。12編の短編が収録されているなんて、とってもお得な一冊だった。
  • 誰がわたしを殺したか
    ケイト&アンガス夫妻 娘グレイス
    ジョー&ニール夫妻 娘ロージー&デルフィン

    序盤、下劣ニールの行いに比べアンガスの優しさに救われていたのに、長期出張に行ってるアンガスにまさかの浮気疑惑発覚 アンガス、あんたもか… しょせん男って奴は ハァ…浮気未遂で終わったと白状するアンガス(←ん~怪しい)
    ...続きを読む
  • ポアロ登場
    名探偵ポアロシリーズに嵌るきっかけとなった一冊です。
    これを読むまでに長編は何冊か読んでいましたが、そこまで夢中になるというほどではありませんでした。
    でも、この短編ではポアロのキャラクターがとって魅力的に見えて!
    そこからポアロシリーズに一気に引き込まれました。
    長編は謎解きのじっくり楽しめる面白...続きを読む
  • 邪悪の家
    ポアロは四度も命を狙われたエンド・ハウスの所有者ニック・バックリーの安全を守るため、犯人を見つけようとします。しかし、犯行理由が見えず、起きる前に犯罪を見つけることはポアロにとっても困難きわまりないことでした。

    そして、とうとう殺人が起きてしまいます。ただ、殺されたのはニック・バックリーではなく、...続きを読む
  • 邪悪の家
    2度読み。私的には結構好き。ドラマでもやってました。「エンドハウス殺人事件」ってタイトルでもでてましたよね?
  • ノース・ガンソン・ストリートの虐殺
    ミステイクが元で豪雪吹き荒れる打ち捨てられた街、ヴィクトリーへと飛ばされた黒人刑事。そこで警官たちの暴虐に追い詰められた麻薬密売人が牙を剥いた。警官狩りの殺し屋たちに追い詰められる刑事たちの、剥き出しの暴力、そして殺し合い。家族を犠牲にされた主人公もまた、狂気の殺戮劇の渦中へと巻き込まれて行く。
    ...続きを読む