真崎義博のレビュー一覧

  • 邪悪の家

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    よくよく考えてみると、ポワロって、何故だか既に“引退”している設定になっているんですよねぇ。それなんだけど、現役時代の名声と、本人の飽くなき事件解決への欲望によって、“引退”の身にも拘らず、数々の事件を解決に導いていくという。素直に、現役のままでいられなかったのかな?

    この作品も、一応“引退”の身のポワロが出てきます。やっぱり、そこを何とかという感じで引っ張り出されてきた挙句、難事件に取り組むという事になるんですよね。

    タイトルが『邪悪の家』となっていますが、う~ん、邪悪なのかな。いろんな欲望が渦巻いている家での事件でしたね。

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    2026年05月09日
  • 邪悪の家

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    ポワロシリーズ6作目。命を狙われた女性のためにポワロとヘイスティングが事件解決に挑む長編。先にドラマ版を観ていた(タイトルは違っていた)ので読んでいて先は分かってしまった。その事が悔やまれる程、ドンデン返しというべき意外性がある。それも理不尽なモノでなくキチンと作者は提示しており作品として質は高いと思う。
    詳しくは書けないが真犯人の知能の高さは勿論の事、冷酷さがかなり際立つ。個人的に傑作。

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    2026年05月07日
  • 邪悪の家

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    ネタバレ

    自分がすごい! と思ったのは、なんか途中でピンと来て真犯人がわかったからですね!
    とはいえ、マグダラが2人だとは思わなかったよ。そこは意外だった。
    タイトルの「邪悪の家」、原題は知らないけど、「邪悪【な】家」でないのはそういうことか、と思ったり。
    クリスティ作品は多いから、結構読んだつもりでも読んでない作品がこうして出てくるのが楽しいですね。

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    2026年03月11日
  • 邪悪の家

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    アガサ、ポアロ、6作目。真崎義博訳
    私の予想はことごとく外れた。最後の最後のドンデン返しはまたもや意外で興奮した。
    友人ヘイスティングズと一週間の休暇のためイギリス南部の海沿いの街、セント・ルーを訪れたポアロたち。私立探偵は引退した、と宣言している矢先にポアロの目の前で、事件が起きそうな予感を嗅ぎ取ってしまう。若き美女ニックとその友人達、そして2、300年続く名家バックリー家ニックの遺産相続が絡む事件が始まる。
    終盤、ポアロが犯人逮捕の為の喜劇のシナリオ内で、ヘイスティングズへのムチャ振り(霊能力で降霊術)がかなり笑えた。意外とポアロはお茶目なのだろうか。
    ポアロの真犯人への態度(死を選ぶ選択

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    2026年02月19日
  • ポアロ登場

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    ネタバレ

    お互いを小馬鹿にしあいながらも一緒に住んだり行動するのが微笑ましくなる短編集。「安アパート事件」「エジプト墳墓の謎」「謎の遺言書」「チョコレートの箱」が面白かったです。エジプトで荒れてるポアロも面白かった!

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    2026年01月07日
  • 邪悪の家

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    クリスティー文庫No.6

    お久しぶりのクリスティー。
    やっぱり便利な世界より、通信手段が電報とかの世界の方が落ち着く。

    今回は、犯人の術中にはまり、なかなか真相に辿り着けない、ポアロには珍しい事件でした。

    ヘイスティングズとの掛け合いもたくさんで満足。

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    2025年12月18日
  • ポアロ登場

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    ドラマ版『名探偵ポワロ』の吹き替え版を先に視聴していたので違いが楽しめた。バラエティに富んでいるが案外コナン・ドイルのトリックをクリスティ風にアレンジしていたりとシャーロック・ホームズの影響も伺える。個人的には長編の方が面白いが本短編集ではヘイスティングとの仲が良いんだが悪いんだかの友情が素敵。
    なおタイトルからするとこれが初登場っぽいがポワロの初登場は『スタイルズ荘の怪事件』なので注意されたい。

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    2025年11月11日
  • 邪悪の家

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    ネタバレ

    名探偵ポアロシリーズ 長編6作目

    今回はヘイスティングスも参加
    邪悪な雰囲気を醸し出している屋敷を舞台にした物語。
    屋敷を中心として次々と事件が起こっていくため、終始ハラハラしながら楽しく読み進めることができた。

    登場人物の発言に翻弄され失敗を犯してしまった前半では、普段は見られないポアロの後悔を見られて新鮮だった。同じく前半では、探偵はまず被害者となりうる人間を守らなければならず、犯人を突き止めることが目的ではないという、ポアロの私立探偵としての矜持を知ることができて良かった。
    打って変わって次々と謎を解決していく後半では、落ち込んでいたポアロの精神も復活し、彼の自尊心が作り上げた壮大な

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    2025年08月28日
  • 虎の宴

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    ネタバレ

    アメリカの作家、リリー・ライトのデビュー作。年を利用。

    メキシコで、盗掘者によりアステカの皇帝モクテスマのデスマスクが発掘される。マスクコレクターの父をもつアナは、デスマスクを手に入れるため、単身メキシコへ行く。一方、同じくアメリカのコレクター夫婦や麻薬王も動きだし…

    うーーーん。星3寄りの4。というのも、ヒロインのアナ、アメリカ人コレクター、麻薬王の三つ巴が頭脳戦というほど頭脳戦でもなく。ロマンス要素もあるけど、それにしてはヒロインの行動が危機感なく。かと言って面白くないわけではないので…色々な要素を詰め込んだ割には、特化した要素がないので手堅く地味な作品になってる気がする。いやホント、

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    2025年03月03日
  • ポアロ登場

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    1924年の作品。
    ポアロが主人公のアガサクリスティーの最初の短編集。

    収録されている14編全てがポアロの相棒のヘイスティングス君の語りで描かれている。

    いやぁいいですねぇ。ポアロの嫌な奴っぷりがふんだんに出ていて最高。ヘイスティングス君とジャップ警部をさんざんにコケにして喜んでいるところが!
    この性格にクセがありまくりなところがミス・マープルとは正反対。クリスティ本人もポアロが大嫌いだったとかいうから、作者にさえ嫌われる主人公!!
    でも私は幼き頃に名探偵ポアロのドラマを観て育ったもんだから、ミス・マープルよりポアロ作品の方が好きなんですよね。

    窓から観察した人物評をするところはシャーロ

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    2025年02月15日
  • ポアロ登場

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    ポアロの長編ものは読み尽くした。短編集があるのを知って読んでみた。短編集なのでひとつひとつの物語は短いが、その限られたページ数にミステリの面白さがギュッと詰まっていて、読んでいてニヤニヤが止まらなかった。ホームズとワトソンのコンビを彷彿させる様なポアロとヘイスティングズの名コンビぶりも良かった。

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    2025年01月20日
  • ポアロ登場

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    ユーモアを交えたジョークみたいな話が多い短編集だった。『狩人荘の怪事件』『グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件』『イタリア貴族殺害事件』の大胆さがなかなか見事で、ちょっと笑ってしまった。ラストを飾る『チョコレートの箱』が一番好き。

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    2024年10月23日
  • ポアロ登場

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    短編だけあってサクサク読めるにも関わらずトリック部分はしっかりと練られていて、読み応えのある一冊だった。クリスティの作品には実際に事件が起こるまでに半分以上のページを使うような作品がありますが、こちらは起きた事件の概要からはじまりサクッと解決していくので気持ちがいいです。そして、事件が解決するたびに落ち込むヘイスティングスもまた見どころでしょう。

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    2024年08月09日
  • ポアロ登場

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    1924年の作品です。
    名探偵ポアロの初めての短編集で、14もの話が入っています。
    ポアロとヘイスティングズの掛け合いが面白く、ホームズとは一味違った推理方法が面白いです。

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    2024年07月13日
  • ポアロ登場

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    ポアロの短編集。「スタイルズ荘の怪事件」の後くらいらしく、全話でヘイスティングスが登場する。ジャップ警部もときどき登場してくれる。
    ヘイスティングスが相手だと、ポアロがいつもより少しお茶目なのかな? ホームズ&ワトスンみたいな良いコンビで微笑ましい。何冊かポアロの長編を読んだことがあるけど、ヘイスティングスは登場しなかったので、こういうポアロはちょっと新鮮な感じがした。

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    2024年03月14日
  • 邪悪の家

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    結局今回も最後やられた…!
    証拠となる部分はこじつけを感じるかもしれない。その国の常識や知識があればすんなり納得する部分もあるかもしれない。

    でもなあ…気づけるようなヒントは散りばめられていたから文句言えないんだよなあー


    あと、表紙はこんなイラストver.でない(旧版?写真チックな方が好きなので不服)。
    あと、解説つまらなかったけど元ネタあったら楽しめる系?

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    2023年06月14日
  • 邪悪の家

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    あっと驚くようなトリックはないが、それだけに読者も自分で犯人を推理しながら読む楽しさのある、推理小説の教科書のような作品。

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    2022年09月12日
  • 邪悪の家

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    なるほどこうきましたか、面白い。
    狡猾な犯人によって探偵共々振り回されるけれど、これもミステリーの醍醐味だと思えば楽しい。
    複雑に見えた事件もポアロの手に掛かることで単純化され、最後には綺麗に落着してしまう。
    事件の真相を覆う複数の要素を一つ一つ剥がしていくような推理は、読んでいて本当に気持ちが良い。

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    2022年08月27日
  • 邪悪の家

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    ネタバレ

    犯人はおそらくニックだろうと最初から感じることは出来たが、動機や怪しい人物の背景がわからなかった。ヘイスティングスのさりげない言葉が最後のヒントになっていた

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    2022年07月09日
  • ポアロ登場

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    2冊読んで思うことは、なかなかのポワロのナルシストぶり笑。
    結構自分に酔ってるんですね。

    にしても、ミステリー小説の短編集にはお初にお目にかかりました!短い中での起承転結、途中展開が早すぎて何度か置いてけぼりをくったけど、なんとか付いていけました。

    個人的には最終話、“The Chocolate Box”が1番好き。誰にでもmistakeはあって、(この場合、ヘイスティングスの言うように“失敗談”といえるような内容ではないのかもしれないけれど)それをかのポアロが自分で語るっていうのがおもしろい。

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    2022年06月05日