ひたきのレビュー一覧
-
購入済み
長いシリーズで、ファンタジーは苦手なので今まで読むの躊躇いましたけど、読んでみて正解でした。評判高い理由がありました。面白かったです。
-
Posted by ブクログ
祖母から譲り受けた芦屋の古い一軒家に暮らす眼科医の遠峯朔(とおみね さく)の元に、高校の部活で一緒だった後輩、小説家の白石真生(しらいし まなぶ)が転がり込んできて、はや3年目。
自宅で執筆の仕事をする真生は、格安家賃のお礼(?)に、家事一般を引き受け、美味しい御飯を作る。
前回、「夜食本」もいいかも、と書かれていて、お約束を果たした形。
「心の小腹」がすいたところを、あたたかく満たしてくれる。
何だか危うい感じで始まった同居だが、何事もなく3年目に入るというのは、相当なところで好みが一致したり、許せるところがあるのだろう。
今回のトピックスは、初めての喧嘩。
家で仕事をする人は、全ての家 -
Posted by ブクログ
どのおやつも、どのごはんも美味しそう。でもきっとこのふたりで食べるから美味しいんだろうね。高校時代の先輩後輩である男二人が同居して、美味しい料理やスイーツを食べるというただそれだけなんだけど、お互いを思いやる距離感とか平凡な毎日の幸せとかが感じられてなんだかほっとする。
特に食べてみたーいと思ったのは、山口県の『豆士郎(とうしろう)』というお店のういろう。『美々卯』のうどんすきも一度食べたことがあるけど、また食べたくなったー。
おいしいものを大切な人と食べるって、幸せだよねと再認識しました。
コロナ禍で旅行に行けないから、よけいに食べたくなるわー。 -
ネタバレ 購入済み
主人公の名前は皆同じ。
☆☆この本は試し読み毎の時間軸がポイントです。
数少ない共通設定(1人と一匹?が主人公。1人の名前が全話共通。)
色々な雰囲気のお話が入ってるので、パラレルワールド “っぽくて” 面白い。無料なのにボリュームある。満足♪
と、おもっていたのですが、
★★途中で気が付いた。試し読み6話分ではなく “シリーズ物一冊の『試し読み』×6冊分 のお試し読みパックと。
でも、一冊毎の設定がそれぞれ違ったので、お話は十分楽しめました。
-
ネタバレ 購入済み
続くのか…
わかっていたけども。
脇カプが中途半端なまま終わったので残念だ。
続き見たいけど、高いし。
子供の姿だったけど、優しくてかっこよかったですね。
-
Posted by ブクログ
芦屋の庭付き一戸建てに住む総合病院勤務の眼科医・遠峰の元に、高校時代の後輩にして小説家となった白石が転がり込んでくる。
タイトルままの、ひと月一章構成の12ヶ月ごはん本。
男ふたり、同居することとなった遠峰と白石。普段は各々の仕事をしつつ、白石が概ねの家事を申し出(なので無理せず放棄可)、夕飯は二人で、たまに外食、間食・おやつ。
本当にまったりと、二人の暮らしの『とある日の食』を読む作品です。
椹野さんの作品は、関西舞台・医療関係者・ごはんエピソードがよく盛り込まれていますが、これもまたそのうちの一つで、よりごはんにフォーカスされている。ほっこりと美味しい、癒しのひととき集。
文章では眼鏡男 -
Posted by ブクログ
男ふたりの12ヶ月、二年め。
白石真生(しらいしまなぶ)は駆け出し小説家。
遠峯朔(とおみねさく)は病院勤務の眼科医。
朔が、祖母の住んでいた芦屋市内の古い一戸建てを買い取って住むところへ、真生が同居、料理が得意で居職の真生が家事を分担している。
男2人の、気の張らない、それでいて快適でていねいな暮らしが、見ていて心地よい。
BLまで行かないけれど、こんなのでいいのだ。こんなのがいいのだ。
疑似家族生活ではあるけれど、遠峯は家の元の持ち主である祖母の思い出を大切にしていて、白石も離れて暮らす家族との絆に(悩みもあるけれど)心を砕いていて…
大きな事件は起きないけれど、日常の中のちょっとした心 -
ネタバレ 購入済み
関係がないんだけど…☆1.5
本編に大きな影響があるのがないのか疑問だけど…個人的に竜王ジンヨンがお茶目でかわいくって。たくさん絡みがあって良かった〜。あとは試し読みでは絶対出てこない大和国との交信は感動。
-
ネタバレ 購入済み
長かった〜☆1.5
なかなかの長編。主人公によって時代背景が変わるのは面白いなと思う。しかし 長い。長いのに続きで2冊になるなんて…。でもこの時が1番好きだったんだよねなぁ〜。お腹いっぱいになりました。
-
購入済み
本のタイトル通りの作品
ニアーblな感じです
官能カテゴリに入っててびっくりしました
美味しいご飯とまるっと人間性を受け止めてくれる人がいると幸せになれるよねっていうお話です
仕事に理解があって、生活に過干渉しない相方にわたしも出会いたい -
Posted by ブクログ
「最後の晩ごはん」の著者による、同じく芦屋が舞台の「おいしい生活」
季節は巡って、ちょうど一年分。
眼科医の遠峯朔(とおみね さく)は、祖母が残した古い一戸建てで一人暮らし。
そこへ突然、高校時代の部活の後輩、白石真生(しらいし まなぶ)が転がり込んでくる。
白石は小説家になっており、作家生活初の深刻なスランプに陥っていたのだ。
しかし、もう13年も年賀状のやり取りだけだったのに、何故、遠峯先輩を思い出してしまったのか?
運命?
幽霊も出てこないし、胸がギュッと痛くなるような深刻な事件も起こりません。
その分、こまやかな心の揺れや、存分に美味しいものが描かれている。
深刻な事件が起こらず毎