あらすじ
「リューセー、子ができたんだ。オレとお前の子だ!」異世界エルマーンに召喚された龍聖は、自らの死も辞さずに愛してくれる竜王フェイワンに惹かれていく。やがて、婚礼の日…婚礼の儀式は、朝も夜もなく、ひたすら愛し合うことだった…! その中で、龍聖は自分が竜王の子供を生むことができる唯一の存在だと知らされ、戸惑う。だが、フェイワンへの想いを自覚し、深く愛し合うようになった龍聖は、フェイワンの子を身に宿し…! 「義務だけじゃできない。貴方を愛しているから、体の中に芽生えた命を育てて産み落とすんだ」産まれ、育っていく竜王家の子供たち。初めての子育てに、日々奮闘する龍聖。竜王家に関係する竜族たちのドラマ。やがて明らかになる前龍聖の死の真実、未来へ繋がる奇跡…! 竜王の血脈、運命の恋、堂々完結!! 《電子限定の書き下ろしショートも追加収録!》
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るな
1巻を読み終えて即効2巻目購入しました。2巻でまとまっており読みごたえもありました。さらに世界観を知りたい方はシリーズ続編あるようなのでそちらをオススメです。
関係がないんだけど…☆1.5
本編に大きな影響があるのがないのか疑問だけど…個人的に竜王ジンヨンがお茶目でかわいくって。たくさん絡みがあって良かった〜。あとは試し読みでは絶対出てこない大和国との交信は感動。
Posted by ブクログ
最後に未来のことが描かれてるの、フェイワンと龍聖が豊かな国として生まれ変わらせることが出来たからこその明るい未来なんだけど、もう2人はこの未来にはいないっていうことがわかってしまうのがすごく悲しかった…;;;;ピクニックのお話も、素敵な思い出として受け継がれてるのがまた泣けた;;もっともっとこの2人や子供たち、ジンヨンにシュレイにタンレンのこと読んでいたかった。龍聖が弟と話できたのも良かったな〜。
Posted by ブクログ
前巻にもまして分厚くなった今巻。
あまりの厚みに怯みつつも、楽しく読むことができました。
フェイワンと龍聖の婚姻からこの巻はスタートです。
様々な儀式が進み、子作りもし、エルマーンの后となった龍聖の、出産子育て編という感じなのですが、何だか本当にものの見事に出産子育ての話で1冊です。
これはBLか? と一瞬、我に返って思ったのですが、じゃあTLだと良いのかというとそういうわけでもないので、これはこれで男と男が結ばれて、腹の中に不思議な器官が出来上がり、子供産まれるんですよという設定にそういうものだと言い聞かせました。
今まで読んだ出産BLって、その辺上手にぼかしたりが多かったのですが、これは今まで見たことないパターンでした。
龍聖が身ごもり、妊夫生活から卵を出産し、孵化するまでの過程が非常に丁寧に書かれていて、結局やっぱりBLということをすっかり忘れながら読んでいたのですが、ちみっこも大好きなので私は楽しめました。
次から次へとぽこぽこ卵を産んじゃう受って凄い!
そしてそこからは子育て編が延々と続きます。
特殊な能力を持って生れた長姫、お転婆な二の姫、そして次代竜王となる王子、その後にも王子に姫にと休む間もなく出産子育て出産子育て……と忙しい。
出産はともかく子育てに関しては現実に引き戻されて、こんな聞き分けのいい子供いるかよ、と若干ひねくれ気味に。
お姉ちゃんなんだから、お兄ちゃんなんだからという子育ての仕方にモヤったりもして、この辺に関しては何度も首を傾げながらではありましたが、最後まで読んでみて満足感でいっぱいになったので良かったかなと。
きちんと次世代への繋ぎも書かれていて、続編への期待も膨らみます。
出産子育て大丈夫で、ちょっと変わったファンタジー読んでみたいという方にはおすすめです。