尾藤克之のレビュー一覧
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ひとえに「文章」といっても、
仕事上の企画書などの資料や取引先等とのメール、
個人的なSNSでのやりとりやブログなど、対象や目的はさまざま。
さまざまなタイプの文章に共通していえることは、
読んでもらいたい相手の興味をひくことが第一歩。
そしてそこを乗り越えて読んでもらえた時に
「伝わる」ことが何より大事。
この本には、そのために必要な「相手に読んでもらうこと」
「最後まで読んでもらうこと」をはじめ、
より洗練された文章を書くためのノウハウがいっぱい。
またネットでの記事で好評を得ている著者ならではの、
ネット記事に関するノウハウが書かれており
従来の文章術の本より一歩進んだ本だと思いま -
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日々の生活の中で、欠かせない「文章」。
自分の思いを伝え、
相手に自分が望む反応・アクションをとってもらう、
それができてこそ、文章の価値が生まれると思います。
本書では、まず相手に読んでもらうにはどうすべきか、
そこから始まっています。
読んでもらい、相手に誤解などなく伝わるためには
どんな注意が必要か。
また、相手の心を引き寄せ、
より多くの人の関心を引き寄せるためには
どんな工夫をすればよいのか。
そのためのヒントがたくさん盛り込まれています。
さらに、今はSNSで誰もが発信できる時代。
SNSを活用する方法も書かれています。
「稼ぐ!」まで追求するかどうかは別として、
まずは「伝 -
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筆者は衆議院議員秘書、大手企業役員を歴任され、コラムニスト、経営コンサルタントなどとして幅広くご活躍されています。
本書では、仕事上の人間関係を良くして成果を上げるための方法を、秘書時代のご経験をもとに紹介しています。
秘書ならではの人間関係のつくりかた
議員秘書のミッションは「議員の当選」。
当たり前ですが、議員が選挙で勝つためには票の獲得が必要です。
そのために、有権者や地元の支持者などの信頼を勝ち取る必要があります。
秘書は議員をサポートし、早朝から深夜まで猛烈に働くのだそうです。
票の獲得と聞くと、ごますりのようなことをイメージされた方も中にはいるかもしれません。
しかし -
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本書はビジネス書にありがちな「成功をおさめる」「出世する」といった
イケイケ系の内容ではなく、ゆるりと生き抜く知恵が書かれています。
日常起こりうる様々なトラブルにつぶされないために、
トラブルにそなえて日頃から心がけることや、
トラブルが発生した時、どうかわし(あるいはトラブルを利用し)、
切り抜けていくためのテクニックが満載です。
ビジネスマン向けに書かれた作品ではありますが、
理不尽なことやちょっとしたトラブルは「会社」に限らずあちこちにあり、
「町内会」「マンションの自治会」「PTA」「子どもの習い事のグループ」
「趣味のサークル」等々、さまざまな場面で活用できるものだと思います。 -
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この本は、単なる「文章添削本」ではありません。
文章を書くにあたって心がけるべきポイントのほか、
企画書、報告書、ビジネスメール、SNS等、
さまざまなシーンにおける文章の書き方のポイントが盛り込まれています。
また、意味を間違いやすい語についての解説もあり、
自分が誤用してしまうことを防ぐばかりでなく、
場合によっては相手が誤解をしてしまう可能性についても触れられていたり、
とにかく「相手に自分の思いを正確に伝える」ためのヒントがいっぱいです。
本書の構成もポイント、ポイントで区切られているので、
繰り返し必要な部分を読んで復習することにも向いています。
今はSNSの普及もあり、誰もが -
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楽しむことを第一に、読書に深みを持たせてくれる
こちらの読書術は科学的根拠で説明しているが、押しつけがない。
読書は楽しむのが第1である。
というのが、著者の根本にあり、そのうえで読書をすることで得られる効用を、根拠を持って押し付けがましくなく話してる。
前読んだ読書術系の本は、読まないと損してる!こんなにいいことがあるんだから、読みなさい。周りの人に振り回されては行けない。本を読めば全て解決!というような、ことが書かれていた。
一方、こちらは、読む人の気持ちによりそうように、読書術を勧めている。だからか、気持ちの面でも納得できる部分が多かった。
それは、著者がビジネスだけではなく