あらすじ
情報過多の時代だからこそ身につけたい、読書を自分の生きていく力にするための知恵年間約7万点の新刊発行、ネットにも情報があふれるGIGA情報時代だからこそ必要な読書の新常識!どんなにインターネットに情報があふれていても、新しい知識や情報を獲得する手段として、読書の有効性に衰えはありません。読書の力を身につけ、インプットする知識や情報が増やすことができれば、それは人生を生き抜くうえでの勇気となります。では、どうすればいいのでしょうか。まず目次を読む、本にどんどん書き込みをする、ひるまず飛ばし読みする、読んだらブログやSNSなどでアウトプットする、つまらなかったら途中で止める等々、今こそ必要な読書のコツや読むスピードを上げる画期的なやり方など、著者が実践の中で会得した方法をわかりやすくお伝えします。
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Posted by ブクログ
読書したらアウトプットすることが大切。
本は全部読む必要なくてはじめにと第一章、おわりにをよんであまり興味がもてなければ読まなくてよい。読書は楽しんでするもの。
三分の一リーディングして大事な情報を拾い読みしていく
Posted by ブクログ
楽しむことを第一に、読書に深みを持たせてくれる
こちらの読書術は科学的根拠で説明しているが、押しつけがない。
読書は楽しむのが第1である。
というのが、著者の根本にあり、そのうえで読書をすることで得られる効用を、根拠を持って押し付けがましくなく話してる。
前読んだ読書術系の本は、読まないと損してる!こんなにいいことがあるんだから、読みなさい。周りの人に振り回されては行けない。本を読めば全て解決!というような、ことが書かれていた。
一方、こちらは、読む人の気持ちによりそうように、読書術を勧めている。だからか、気持ちの面でも納得できる部分が多かった。
それは、著者がビジネスだけではなく、障害者支援なども行い、人に寄り添うって言うことをしてきた方だからなのかなと少し思う。
Posted by ブクログ
読書術の本ははじめましてでしたが、特に参考になったのはアウトプットの仕方です。詳しくやり方が書かれていてあとは実践だなと思いました。
また、よくない本の見分け方や、おすすめの読書術の本も紹介されており、これから書店に行くのが楽しみになりました。
Posted by ブクログ
読書週間を身に付けたくて初めての1冊。
内容としては可もなく不可もなくだったけれど、初心者でもスラスラと読めたので良かった。
中でも印象に残っているのは、私は本を読む際に音韻変換していたこと。意識して音韻変換しないような読み方をしてみた所、確かに読むスピードがアップした。
また読んだことを定着させるためにアウトプットが必要であることを強く謳っており、その実践としてこのアプリをインストール。なんとか長く続きますように。。
後半には他の読書術の本の紹介もあり、いくつか気になるものがあったので、どこかのタイミングで挑戦したい。
Posted by ブクログ
「本は何を読むかより、何を読まないかが大切」というのは、本当によく分かる。以前はじっくり、それこそ一字一句吸収してやると思っていたけど、ある時フワッと読んでも大して変わらないことに気付いてしまった。読むべき所だけに目が行くという感じかな。
あと、自分も本にガシガシ書き込むタイプ。だからGoonotesアプリって、神だと思ってる。持っていた本を全部取り込んでやった。滅茶苦茶快適になった。
Posted by ブクログ
読んだ本を記事にまとめて発信する方法を指南した本。
章立ては以下のとおり。
【第1章】読書のコツを知れば、本がもっと面白くなる
【第2章】読書の新常識 GIGA情報時代に求められる読み方
【第3章】本は3分の1で十分!
【第4章】工夫をすれば記憶への定着率が変わる
【第5章】型を知れば、読書はもっと楽しくなる
【第6章】読書術の本が教える本の読み方、活かし方
近年の読書術の本は、本の読み方だけでなく、アウトプットについても書かれた本が多くなってきた。これは、誰もが発信できる時代になったからである。
読んだ本を記事にまとめて発信するのは、著者が仕事として行っていることなので、それを指南するのは理にかなっている。
最も大切なことは、本で読んだ内容を、価値ある情報としてアウトプットすることです。(p13)
この部分が読者の目的に合うかどうかで、本書の価値が変わってくる。本を読んだ内容を発信している人、あるいはこれから発信しようとしている人にとっては、役に立つだろう。
本書で紹介している読書術は、「3分の1リーディング」というもの。ページ上部、3分の1だけを読むというユニークな方法だ。この方法で、1ページを数秒で読み、書かれていることを半分も理解できれば十分としている。
文章の下半分をモザイクして、この効果を体感してもらおうとするページもある。そのあとに、理解度を試す質問があるが、私の正解率は50%程度であった。ここには、選択肢が4つしかないのに、正解は5番という誤記もある(p98)
著者は小学生のころから、「3分の1リーディング」をしているという。慣れていれば、できるのかもしれないが、私は全文を目で追った方が読みやすく、理解もしやすいと考える。
「読書は音読より黙読でスピードアップを」(p78)について。本は声を出さずに黙読で読むのがふつうだ。ここで著者の言わんとしていることは、文字を頭の中で音声化しないことである。速読術では、「視読」と呼ばれているが、これを「黙読」というのは言葉選びが適切でない。このほかにも説明不足や、言葉選びの不適切、まとまりの悪さを感じるところがあった。
私は読書術の本をよく読むので、第6章の「読書術の本が教える本の読み方、活かし方」に期待した。しかし、まったくの期待外れであった。
取り上げられているのは36冊と少なめ。各本について、コメントを3行つけているが、自分の意見ではない。ただのPR文だ。本書の随所で速読を否定しながらも、この章のコメントでは速読の本も肯定的に書いている。その例として、速読を代表する「フォトリーディング」の本についてのコメントを引用しよう。
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『新版 あなたもいままでの10倍速く本が読める』(ポール R・シーリィ著/フォレスト出版/2009)
「フォトリーディング」が進化した本です。本のページをパラパラめくり、文書を脳に写し取る読書法です。この方法で、本から知識やスキルを効率よくインプットし、アウトプットすることが可能です。米国一流企業社員が研修する最強のビジネスツールの進化版。
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このコメントは、宣伝文句と変わらない。ほかの本のコメントも似たり寄ったりだ。9冊のコメントに、「本を読む目的を定めて、必要な情報だけをピックアップする読書法」と書かれている。おそらく紹介している本を、全部は読んでいないのではないだろうか。
この37冊を5つのカテゴリごとに分類しているが、その分類も適切ではないように思えた。
内容は、『知識を操る超読書術』 (メンタリストDaiGo/著)と、重複しているところも多い。たとえば、読書の速度を上げると理解度は下がること(カリフォルニア大学の研究)、読書速度は75%が遺伝子で決まること(オハイオ州立大学の研究)など。
Posted by ブクログ
『1冊全部読む必要はない』『つまらなければ読まなくてもいい』と書かれている通り、数分の流し読みで終わってしまった。
読書術に関する本を読んだことあるなら真新しい情報はなく内容はほぼ同じ。
それでもこの手の本はいつも気になってしまう。
自分の欲しい能力に敏感なので、タイトルに惹かれてしまうんだろうな。