川上昌直のレビュー一覧

  • 熱狂的ビジネスモデル―アートが見せる価値創造の未来

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    アートのモデルをビジネスに応用する方法を考えた一冊だが、共感する点がかなり多かった。

    自分でも日頃感じていたことであるが、広く普及するプロダクトは、作り手にストーリーがある。
    特に、生成AIの普及で誰しもが同じようなものを作れる世の中になってきたいま、重要なのは作り手のストーリー、原体験を知り、ファンになるかだと考える。
    本書だと、アートを例に説明しているが、ワインとか分かりやすい。正直、高いワインが美味しいかというもそういう訳じゃない。ワインに詳しい人に聞いたとき、「気候的に難しい産地のなか、この品種のぶどうを使ってこのクオリティのワインを作ったことに感動を覚える」みたいなことを言っていた

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    2025年12月20日
  • 収益多様化の戦略―既存事業を変えるマネタイズの新しいロジック

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    収益化を多様化させる方法についてさまざまな事例を交えながら論じている。無料のサービスだけを提供する時代からの価値観のシフト。とはいえ、どこから取るか、というところが難しいかもしれないが。

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    2025年04月05日
  • 収益多様化の戦略―既存事業を変えるマネタイズの新しいロジック

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    収益多様化の戦略

    GAFAをはじめとする現代の巨像たちのビジネスモデルと、日本の伝統的なビジネスモデルを統一した理論で説明し、今後日本企業が闘っていく上での方策を指南する痛快なビジネスモデル論。
    これまで、ものづくりを中心とする日本の伝統的なビジネスモデルは、プロダクト魅力の向上によるWTP(支払意欲)の増大<顧客への価値提案>と、オペレーションエクセレンスによるコストの低下<価値の提供プロセス>の間に生まれる差分を価値創造として捉えてきた。しかしながら、近年のSaaS的なビジネスモデルやプラットフォーマーは「収益源の多様化」による価値獲得プロセスを開拓してきている。価値創造を単純な売価と原

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    2023年02月23日
  • ビジネスモデル思考法

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    ビジネスモデルとして今の仕事を見てみると部分最適しか行っていないことがわかりました。 会社全体としての利益を追求する視点を持ちます。 また、読み返し必須ですね。

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    2021年04月30日
  • 儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書

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    この手のビジネス書は初めて読んだし、今後活用する機会もなさそうだけど、仕組みづくりが大切なのだとはいうことは学べた。
    ビジネスは入念な準備が大事なんだなぁ、と。

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    2021年04月03日
  • ビジネスモデル思考法

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    製品だけが提供できる価値ではない。

    購入時だけが利益の出るポイントではない。

    いかに顧客が上手く片付けられない用事を見つけ、過当競争をすり抜けられるような適切なソリューションと課金タイミングを考えられるか。

    右脳(顧客満足)と左脳(利益)の両方を使い、ハイブリッドフレームで思考する、ビジネスモデルの本質と基礎を紐解いた良書。

    ストーリー仕立て、且つ様々な企業の実例が盛り込まれており、読みやすさも抜群です。

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    2021年02月14日
  • まず、のび太を探そう! 大ヒットを生み出す逆転発想

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    9セルは何度も作って、修正してゆく終わりなきビジネスに対する考え方のフレームワークとして自分のツールにしてゆきたいですね!

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    2021年02月07日
  • ビジネスモデル思考法

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    「ビジネスモデル思考法」

    1.本書のおすすめポイント
    スポーツシューズメーカー営業本部所属、直感型30台ミドル社員。
    業績ジリ貧。
    社長命令で、ビジネスモデル、収益構造の変革を任される。

    主人公とともに、理論を学び、トライandエラーを学習できること。

    2.学べること
    顧客側の視点にたって、
    ①自社製品の訴求ポイントを見直せること。
    ②自社製品の利用定着化の現状とこれからを見直せること。

    読みやすさ、わかりやすさ、そして何よりも面白いさが揃った書でした。

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    2021年01月03日
  • 「つながり」の創りかた―新時代の収益化戦略 リカーリングモデル

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    サブスク バブルのいまだからこそ、冷静になりたい。
    そんなときに本書の考え方はとても参考になる。

    サブスク=継続課金にすればよいという局所的な視点にならず、顧客価値とマネタイズの両立を考える。

    特に、ユーザー視点、企業視点に立って、あらためてタッチポイントをどう作っていくのか。

    おすすめです。

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    2019年09月14日
  • マネタイズ戦略―――顧客価値提案にイノベーションを起こす新しい発想

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    「顧客体験もいいけど、活動の源泉たるマネタイズもね」と、骨太なフレームワークを提示してくれる。ケースは9つと少なく感じられるが、このフレームワークに照らして何度も何度も参照されるため9つでもお腹いっぱいになるくらい学びがある。読み返したい書。

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    2019年03月25日
  • マネタイズ戦略―――顧客価値提案にイノベーションを起こす新しい発想

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    「マネタイズは価値提案を経済的に顧客に納得してもらうための方法論」

    一連の事例もとても刺激的で、参考になりました。
    上手く企画に着地出来るかは分かりませんが、
    視界・思考の幅が広げられた感じはしています。

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    2018年01月27日
  • マネタイズ戦略―――顧客価値提案にイノベーションを起こす新しい発想

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    会社の業績アップに取り組みたい方、儲け方を見直したい方にお勧めの一冊です。
    また、世の中の最新事例を知りたい人にもお勧めです。

    世の中、色々な儲け方があります。
    それをすべてを知ることが大変ですが、そのパターン認識を持っておくことが重要です。

    本書では、アドビ、42、テスラ、ピーターパンなど興味深い事例を通じて、マネタイズと顧客価値を両方を考える思考法を学ぶことができます。

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    2018年01月20日
  • 先輩、これからボクたちは、どうやって儲けていけばいいんですか?

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    自社の儲け方を見直したいと思う方、利益率アップに取り組みたい方にオススメの一冊。

    表紙のイメージから、カンタンに読めそうな一冊であるが、本書の良い点は、ビジネスモデルの考え方を自社にいかに適用するか分かりやすくナビゲートしてくれる点である。

    事例がたくさん書いてあるビジネスモデル関連書より、本書をじっくり読んで使いこなすことを目指した方がよっぽど効果的だと思う。

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    2018年01月14日
  • まず、のび太を探そう! 大ヒットを生み出す逆転発想

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    分かりやすい。
    おもしろい。
    専門的にはどうだかわかならないけれど、
    起業とかまったく興味がなく、
    経営なんて遠い宇宙の話である私にも充分楽しめた。
    (なんで読んだんだって話だけれど)

    もし企業を考えていたり、
    本書の「山崎くん」のように企画で悩むオフィスワーカーには、
    (そんな人種が本当に存在するなんてことが私にはまったく想像もつかないのだけれど)
    おススメしてもよいのではないか。と思える一冊。
    少なくとも最近起業した(らしい)あの子には紹介したなあ。

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    2017年05月18日
  • ビジネスモデル思考法

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    ・ソリューションカバレッジ
    企業としては販売がゴールとしているかもしれないが、購入者側としては買った時からがスタート。
    購入者は商品を買っている訳ではなくて、その商品を買ったことによって解決したい問題が解消されて満足する。

    ・フリーミアム
    最初は無料で、段階的に課金していくシステム


    キックボクシングビジネスに当てはめると、
    課金ポイントがチケット、又は物販。
    その課金ポイントに向けて敷居を下げたサービスを提供する。
    例えば居酒屋に自分の宣伝のポスターを貼り、そこにQRコードを載せて、登録してくれた人になにかチケットを買いたくなる様なプレゼントをする。

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    2016年04月05日
  • 儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書

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    BMCの要素+αをより分かりやすく説明したような内容。
    具体的例やブラッシュアップのやり方なども豊富に書かれている。

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    2015年02月22日
  • 儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書

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    9つの質問
    ①どんな用事を抱えている人をお客様にするのか?
    ②解決策として何を提示できるのか?
    ③どのように提案するのか?
    ④誰から儲けるのか?
    ⑤何で儲けるのか?
    ⑥どのようなタイミングで儲けるのか?
    ⑦どのような手順でやるのか?
    ⑧手順の中で何が得意なのか?
    ⑨誰と組むか?

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    2015年01月27日
  • ビジネスモデル思考法

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    「ビジネスモデル」をストーリーで学ぶ本。
    ビジネスモデルってなに?という初心者の方にもストーリー仕立てで比較的分かりやすいと思う。他方、ビジネスモデルキャンバスを使ったことのある人にもより深くビジネスを考えるヒントになる。

    個人的には「顧客の活動チェーン」がカスタマージャーニーマップの抽象モデルとして一番参考になりました。

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    2015年01月12日
  • 儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書

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    企画プランニングを如何に進めるべきかは、どの企業も頭を悩ませているだろう。
    個人的な経験であるが、「これから企画」というケースでよく見られるのが、情報が多すぎる もしくは、少なすぎるのいずれかである場合が多い。
    これは、何を明確にすべきかがはっきりしていないからかもしれない。
    この本には、これらが非常にシンプルに定義されている。細かく顧客要求を挙げ、品質要素に展開するアカデミックなQFDとは異なり、企画コンセプト=儲ける仕組みを明確にするためのフレームワークが示されている。
    この本で紹介されている「VRIO分析」で競争優位が見られない事業は、本当に頭を捻らないといけない。大いに参考にし、利用し

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    2014年03月14日
  • 儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書

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    ネタバレ

    ●儲ける仕組みのキーファクターは「お客様の用事」

    この目次でいう「お客様の用事」とは?

    商品やサービスを買うのは、その商品が「欲しいから」ではなく「用事を解決したいから」

    つまり「ニーズは結果」。
    着目すべきは「用事」となる。

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    これはわたしが何か企画をプレゼンする際、最もモヤモヤしていたこと。
    他のメンバーが何かと「ユーザーのニーズを聞く」という手法を取りたがることに対して腑に落ちない感じを抱いていたにも関わらず、うまく説明ができませんでした。
    ニーズを聞くことが、マーケティング調査と思ってる人もすごく多くて、なかなか説得して前に進むことができなかった。

    けれど、著書の内

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    2013年10月22日