【感想・ネタバレ】マネタイズ戦略―――顧客価値提案にイノベーションを起こす新しい発想のレビュー

あらすじ

優れたマネタイズは、顧客価値を進化させ、モノやサービスを「他人事」から「自分事」に変える。マネタイズとは、顧客に価値を提案しながら、どのように利益を獲得するかを考えること。顧客価値とマネタイズをうまく結合させブレークスルーを起こした8つの先進事例に学ぶ。

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Posted by ブクログ

「顧客体験もいいけど、活動の源泉たるマネタイズもね」と、骨太なフレームワークを提示してくれる。ケースは9つと少なく感じられるが、このフレームワークに照らして何度も何度も参照されるため9つでもお腹いっぱいになるくらい学びがある。読み返したい書。

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2019年03月25日

Posted by ブクログ

「マネタイズは価値提案を経済的に顧客に納得してもらうための方法論」

一連の事例もとても刺激的で、参考になりました。
上手く企画に着地出来るかは分かりませんが、
視界・思考の幅が広げられた感じはしています。

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2018年01月27日

Posted by ブクログ

会社の業績アップに取り組みたい方、儲け方を見直したい方にお勧めの一冊です。
また、世の中の最新事例を知りたい人にもお勧めです。

世の中、色々な儲け方があります。
それをすべてを知ることが大変ですが、そのパターン認識を持っておくことが重要です。

本書では、アドビ、42、テスラ、ピーターパンなど興味深い事例を通じて、マネタイズと顧客価値を両方を考える思考法を学ぶことができます。

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2018年01月20日

Posted by ブクログ

ビジネスモデル系の本を読んでいた時の参考書籍で出てきた本。構造を理解することばかり意識していたけど「マネタイズ」の視点がなかったと反省。Netflix、テスラなど複数の企業のマネタイズの思想が理解できる良い本。

【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
ビジネスを分析する際は、マネタイズの特徴以上に、徹底した顧客の目線に立つことが重要。購入時から、使っている時、使い終わった後までを、一連の流れとしてお客様目線で考える(カスタマージャーニー)。

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2020年07月26日

Posted by ブクログ

顧客への価値提案とそれに伴うマネタイズ(収益化)という観点から、ビジネスモデルを学べる本。
ビジネスを新たな切り口で展開していきたい方におすすめ。

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2020年01月09日

Posted by ブクログ

所謂競争戦略の観点からはマネタイズについて多く語られないことから本書ではケースを交えてマネタイズの手法を紹介。

ピーターパン、monoqloの例がおもしろかった、

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2019年01月02日

Posted by ブクログ

それぞれのパターンを利益と顧客価値の図式に落とし込んでいて面白かった。既存のものがあったときに「あー、これ何をやれば1歩飛びだせるのかなぁ」って話はよく出るのでこの図式に落とし込んでみるのは面白そう。
マーベルの歴史含め、軽い読み物としても面白かった。

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2018年09月28日

Posted by ブクログ

新たな価値提案で成果を上げた8つの実例をあげ、いかにマネタイズを行ったかについて紹介している。
一見新しい価値提案をしていても、利益の生み出し方が従来と変わらなければ顧客にとっては大きなインパクトという気づきを得た。

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2020年03月04日

Posted by ブクログ

顧客価値提案における、顧客満足と利益を両立させるビジネスの仕組みをケーススタディ形式で学ぶことができる。顧客満足だけを追っていると利益が出ない。そんなジレンマから脱するには、一連の顧客とフェイスする過程においてどこで儲けるかを考えることだと説く。車という資産価値が目減りしていくものを、移動手段を提供しながらアップデートすることで絶えず最新のテクノロジーを提供するという価値に切り替えたテスラモーター。コミュニティの提供を価値として出しながら、焼きたてのパンで利益を出すピーターパン、従来のスポンサーの意向を反映しながら番組を作っていたテレビ業界を破壊する、サブルクリプション収益をベースに自社制作の価値ある番組を提供するNetflixのビジネスモデル。マーベル、デアゴスティーニなどもサンプルとしてあげられている。
こうした事例から、マネタイズとは、顧客に経済的に価値提案を認めてもらうことであり、イノベーションもこうした価値提案と顧客満足を両立する過程で起きうるとする。ただし、こうしたイノベーションには、異業種からきたオールドエコノミーの破壊という共通点がある。全く異なる視点で、変化のない業種を見た時に、ここで稼げるのにというマネタイズの可能性を見出すのかもしれない。そこから先のロジックは本書では述べられていない。つまりは、あとは自分で考える、わかった人がいれば最初から自分でやっているわということのようだ。

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2018年01月06日

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