川上昌直のレビュー一覧
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9セルのメソッドを使って、まずは紙に落として見ることから始めないと体得できない。結論としては、儲けに至るまでのプロセスを精度高く作るやり方の提示から始め、それをチューニングし続けることが大事だと言うことなのであろうと言うことがわかった。Posted by ブクログ
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課金ポイントをずらす
×商品単品販売の発想
商品周辺の解決すべき用事から考え、どこに課金できるか考える
×単品の利益管理
全体で利益が出るように設計
損する部分で人を集めるなど、用事の死角で見つけ出すPosted by ブクログ -
本書で紹介されている「9セルマトリックス」はビジネスモデルを整理する上で非常に有効だと思えた。特に顧客価値を重視する点が従来のフレームワークにない秀逸さだと思う。
ただ、google然りスタートアップ企業の大半が創業当初の事業モデルを転換してから成功しているコトを考えると、この手法は創発期の企画フ...続きを読むPosted by ブクログ -
■単品売り切りで利益がとれるのはトップ企業だけ
■ポーターの差別化戦略やコストリーダーシップ戦略をトップ企業以外が採用したところで、トップ企業の劣化版にしかならない。トップ企業が最も大きな資本とスケールメリットを持っているから。
■成長産業では企業が顧客の求めるレベルに達した商品・サービスがまだ...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジネスモデルの構築方法論。who,what,how、顧客価値、利益、プロセスの9つのマトリックスを作成して作るもの。
身近な日本企業を例として多数あげており、分かりやすい。
ふとるがかち
2013-12-1Posted by ブクログ -
顧客中心主義の儲ける仕組みのためのフレームワーク本。
これはこれで納得できる。これ使っていろんな事業を評価してみたい。
「片づけるべき用事」(jobs to be done)に着目して、それをビジネスモデルとしてつくりあげ、プロセスに落とし込むのに必要な検討手順が描かれています。顧客価値(ここでは...続きを読むPosted by ブクログ -
BMCの日本版という感じのフレームワーク。
ビジネスの基本は、世の中に価値をどうていきょするかで、お客様あってのもの。多くのジャストアイデアは、サービスコンセプトや製品コンセプトのみなので、誰に何をどのようにという観点が欠けており、この本のフレームワークで整理するのも良いと思った。
クリステンセン...続きを読むPosted by ブクログ -
ユーザーに寄り添い、継続収益を生み出す新しいビジネスモデルを俯瞰し、これに対応する経営のあり方を示す書籍
■リカーリングモデルとは
・十分に利益を得て、しかも利益が継続する。そんな理想的なビジネスモデルが「リカーリングモデル」。
リカーリングモデルは収益化の仕組みで、その前提にはユーザーへの価値提...続きを読むPosted by ブクログ -
継続的な収益を見込むリカーリングモデルについて言及した内容。
「所有」から「利用」へとユーザーの需要が変化してきたことが大前提である。それに伴い、従来の売り切り型モデルではユーザーとの長期的なつながり、収益の確保を見込めなくなってきた。
リカーリングモデルには更に、リピーター、レーザーブレイド、...続きを読むPosted by ブクログ -
新たな価値提案で成果を上げた8つの実例をあげ、いかにマネタイズを行ったかについて紹介している。
一見新しい価値提案をしていても、利益の生み出し方が従来と変わらなければ顧客にとっては大きなインパクトという気づきを得た。Posted by ブクログ -
読んでいてこれは一体何の本と思ってしまう。
これ、写真集ですか?写真が多すぎ、かわいいからいいのだが何の話が進んでいるのか良く分からなくなってくる。
ビジネス本の陰に隠し、本質はケイコ先輩を売り出すための本なのではと勘ぐってしまうのは自分だけでしょうか?
Posted by ブクログ -
SaaSの本質は継続課金/サブクリプションによるリカーリングモデルという点ではなく、顧客がサービスのメンバーとしてサービス改善に自発的に貢献するような関係性、つまり、「つながり」を創ることであると説く。つまり、つながりを保つことができれば、売切りモデルであっても、十分に成長が見込める。
「つながり...続きを読むPosted by ブクログ -
星野リゾートの星野社長が勧めていたというので、読んでみた。確かに、物語調で話が進んでいくため、非常に読みやすいが、ストーリーがあまりにも手前味噌で読んでいるこちらが照れてしまう。(物語の中で、実際に若い経営学者が登場するのだが、明らかに著者を投影しているとしか思えない。)
ハイブリッド思考というのを...続きを読むPosted by ブクログ -
顧客価値提案における、顧客満足と利益を両立させるビジネスの仕組みをケーススタディ形式で学ぶことができる。顧客満足だけを追っていると利益が出ない。そんなジレンマから脱するには、一連の顧客とフェイスする過程においてどこで儲けるかを考えることだと説く。車という資産価値が目減りしていくものを、移動手段を提供...続きを読むPosted by ブクログ
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誰のどんな用事を解決するか、それをどう伝えるか、という顧客価値から始まり、それをベースに誰から儲けて誰から儲けないのか?儲けない場合はその顧客の役割はなにか?という顧客ミックスを活用。また、何で儲けるのか?どの時間軸で儲けるのか?といった視点から利益モデルを構築していく。
最終的には、活動チェーン...続きを読むPosted by ブクログ -
UVPだけでのイノベーションでなくて、利益モデルのロジックを変えることで優位性を生み出しイノベーションを起こすことが大企業以外の会社には求められることを説いている。誰から儲けるのか、何で儲けるのか、どの時間軸で儲けるのか。Posted by ブクログ
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20151011 読んだだけてはダメな本。内容を理解して役立てるには実際にビジネスモデルをたててみる事。入門として必要な事は書かれているのでどう活かすかは自分次第だ。Posted by ブクログ
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単品売り切りの利益モデルではなく、課金ポイントをずらすことで利益を上げるモデルをタイプ分けして解説している。本書の内容自体にはさほど目新しさはないが、フレームワークとして整理されているため、商品・サービス企画での利益モデルを検討する際のアイディア出しなどの場面で活用できるのではないか。Posted by ブクログ