江川紹子のレビュー一覧

  • みんなの宗教2世問題
    エホバの証人の2世の方で、臨床心理士の資格を取り、スクールカウンセラーをされている方の言葉が、とても強く切実に響きました。
    ぜひ多くの人に読んでもらいたい本です。
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    オウムに入信し、凶悪事件を起こしてしまう人達はなぜそうなってしまったのか。そもそもオウムがどうしてこんなに力を持つことになったのか。時代の背景から、どんな人でもそうなってしまう可能性があることなど、とても、分かりやすく詳しく書かれていた。宗教に全く関心がない私だが、もしかしたらなにかをきっかけにカル...続きを読む
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    一言で表すのは難しい。カルトの怖さ、自分には関係ないと思っても時代の背景や自分自身の心の弱さから判断ができずにのめり込んでしまう可能性がある。
    なぜ頭のいい人がオウムにハマるのか知りたくて購入したが時代の背景や自分自身の生きていく意味や人生に悩んでその回答として宗教にハマる、というのが分かった。
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  • 「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて
    村山談話にも関わった著者なので偏りが大きいかと思ったら、非常にバランスの取れた批判が多く、特にリベラルや左派への批判はとても考えさせられました。
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    壮絶な話だった。
    カルトは怖い。
    そして、「自分は大丈夫」という考えは危険。

    本の中で何度も出てくるのが、
    「自分の感性を大事に」
    ということ。

    論理的に判断することや、他者からのアドバイスを聞くことなども大切だけど、自分の直感を大事にすることが1番の自衛になるのだと思った。
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    面白くて一気に読み進めた一冊。
    どんな人がカルトに取り込まれてしまうのだろうかと疑問に感じていたが、これを読んで誰でもカルトに取り込まれる可能性があるのだなと、元幹部の生い立ちを読んで思った。最初から新興宗教に対して懐疑的な目を向けていたり、立派な社会経験を積んだ人でさえも、一歩間違ったらカルトに取...続きを読む
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    善良な若者がカルトに囚われる様子がホラー小説ばりに恐ろしい
    オウムをたまに放送される特番くらいでしか知らない私と同世代の若者たちにぜひ読んで欲しい
    特に5章の引き寄せられる前には必読だと思う
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    自分と誰もの中にもオウムはあると思わされる。

    私はカルト二世なのだが教祖の性格や反対者への圧力のかけかたがそっくりでわろた。
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    「カルト」はすぐ隣に 
    オウムに引き寄せられた若者たち

    江川紹子氏による作品。
    2019年6月20日第1刷発行。

    江川紹子・・1958年8月4日東京都生まれ。
    千葉県立船橋高等学校を経て、早稲田大学政治経済学部卒。
    神奈川新聞社の社会部記者を経て、フリージャーナリストになる。
    新宗教、災害、冤罪...続きを読む
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    実によくまとまっている。学生向けに書かれていることもあってオウム関連の本の中で一番読みやすいと感じた。
  • 「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて
    嫌韓・嫌中、戦争責任など。極端な意見のぶつけ合いになりやすい問題について分析し、どう取り組みべきかをわかりやすく示してくれる。日本がこれまでやってきた戦後処理について自虐や独善に陥ることなく、日本が世界に先んじて進めてゆこうと。誠実な学者の仕事。とても良い本だった。
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    オウム真理教というと、どこか人ごとで自分とはかけ離れた人たちが起こした凶悪な事件だと思いがちだ。でも実際に入信した人たちを知ればそうでもない、つまりごくごく普通の人(ただし、優しく少し考え過ぎになる面はありそう)がカルトにハマるのだということが分かる。

    オウム真理教について、麻原や入信者や彼らが起...続きを読む
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    オウム真理教は無害で愉快な新興宗教と思われていた。麻原彰晃や弟子たちは普通にテレビ(ユニークな教えで今若い人に人気の宗教という軽めの立ち位置)に出ていたし、一般雑誌の表紙になっていたこともあった。その事で安心して気軽にオウムのヨガ教室に参加し、取り返しのつかないことになった人もいた。(この本にも書か...続きを読む
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    オウム真理教についてまとめた本
    宗教とはやっかいなものだなと。新興宗教は時間の洗練がない分危険度が高い

    答弁がうまいことと正しいことは違う。
    昔の人はコックリさんやノストラダムスの大予言を信じ、テレビでオカルト超常現象やオウムを楽しんでいた
    答えが出ない問題に答えがほしい人に、うまく答えてあげてい...続きを読む
  • 「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて
    国際法学者の大沼氏にジャーナリストの江川氏が聞き役となり歴史認識について問う。日中、日韓において歴史認識の相違が大きな問題として残っている。加害者側、被害者側、それぞれの立場からお互いの立場を思いやる余裕があればと思うが、現実には疑心暗鬼となってしまうのだろう。問いに対する答えとしたスタイルで歴史認...続きを読む
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    子どもながらに衝撃を受けた事件でした。自分自身は事件後の番組などで少なからず事件の恐ろしさを知ることができたけど、自分の子供世代は全く知らずに育つんではないかと思い、購入しました。読み始めると止まらなくなりますが、途中本当に現実で起こったことなのだろうか、、と目を背けたくなるような辛い部分も多くある...続きを読む
  • 「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて
    某所読書会課題図書.1931年の満州事変から1945年の太平洋戦争敗戦を踏まえて、東京裁判とサンフランシスコ講和条約の概要を冒頭に述べ、戦争責任さらに戦後責任の議論が続く.戦後間もない時代は、戦争に対する被害者意識が全面で、加害者でもあったことを認識することはなかった由.その通りだと感じた.慰安婦問...続きを読む
  • 私たちも不登校だった
    私たちも不登校だった。江川紹子先生の著書。不登校でも自分なりの努力で社会的な成功をおさめることができる。元不登校状態にあった経験を持つ人たちの実際の体験談がたくさん紹介されていて、不登校や不登校児に対する負のイメージを変えてくれる良書。
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    「オウムに引き寄せられた若者たち」は、みな、社会の理不尽さに疑問を持ち、自分が何かできないかと悩み、真剣に考えるような善良な人たちだった。サリン事件などの加害者でありながら、被害者だったんだと思う。教祖の行き当たりバッタリな言動行動に翻弄され、真相究明がなにもなされないまま、教祖含む実行犯を死刑に処...続きを読む
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    中高生向けにカルトの怖さを説く。
    判断を誰かに委ねることの危険性,「人生の意味」に思い悩むことのリスク,社会への素朴な違和感につけこむ洗脳の手法等をあの大きな事件に基づいて紹介してくれる。
    心が揺れ動く思春期に良いワクチンと思う。
    ↓広瀬健一の体験談。惜しい…
    “オウムに出会ったのは、大学院一年生の...続きを読む