「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて

「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて

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作品内容

日中・日韓関係を極端に悪化させる歴史認識問題。なぜ過去をめぐる認識に違いが生じるのか、一致させることはできないのか。本書では、韓国併合、満洲事変から、東京裁判、日韓基本条約と日中国交正常化、慰安婦問題に至るまで、歴史的事実が歴史認識問題に転化する経緯、背景を具体的に検証。あわせて、英仏など欧米諸国が果たしていない植民地支配責任を提起し、日本の取り組みが先駆となることを指摘する。

ジャンル
出版社
中央公論新社
掲載誌・レーベル
中公新書
ページ数
272ページ
電子版発売日
2015年10月09日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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    Posted by ブクログ 2016年02月21日

    江川紹子が慰安婦問題について 2013 に取材を申し込んだところから始まっている。大沼氏から江川氏に共同作業を申し込む形で、インタビュー形式の本書が成立している。主張が分かれ対立する主題に関するわかりやすい見取り図を提示している。

    話題は、東京裁判、サンフランシスコ平和条約、日韓・日中の正常化、戦...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月03日

    確かに、現在「歴史認識問題」と言えば、韓国併合から満州事変、太平洋戦争を経て、その戦後処理に係る日韓、日中の対立を限定的に指している。靖国参拝、竹島や尖閣諸島、慰安婦といった問題は、それなりに報道に注視し、親と語らい、解説書や小説を読むことで、自分なりに認識しようと努めてはきたけれど、容易じゃない。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月01日

    東京裁判、日中国交正常化なども重要論点だが、慰安婦問題にも紙幅を割く。

    「強制連行」などの史実にかかわる部分については、「ないものはない」と歴史学者としての冷徹な分析を徹底しつつ、一方で問題そのものについての日本の道義的責任は回避できない、との立場。
    同時に、アジア女性基金の設立、歴代日本国首相に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月18日

    特別なニュアンスを持ってしまった「歴史認識」という言葉。
    特に、著者が注力したアジア女性基金が批判にさらされた経緯と行間からにじみ出る苦悩が印象的であった。聞き手の江川紹子氏がさすがの力量と思われる。

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    Posted by ブクログ 2018年03月01日

    最近よく見られる日本の近代史についての本は、かなり偏った下品な論調の目立つものが多いが、本書は日本の近代史について、バランスの取れた意見がまとまっていて、とても勉強になった。特に著者が直接関わっておられたアジア女性基金について、一般の報道などでは語られない事情にも触れていてかなり参考となる。

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    Posted by ブクログ 2016年02月21日

    「歴史認識」とは、日本人として、日本の近代史をどう考えるのか、ということだ。著者は、この問題について頭で考えただけの人ではない。アジア女性基金理事として多くの人との対話を重ねる中で試され、磨かれた末に得たであろう、実の詰まったことばで、この難しい問題をていねいに説明してくれている。
     とくに慰安婦問...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月05日

    国際法学者としてのキャリアが、史実を恬淡として読み解いておられると感じた。
    歴史修正主義者の発する言動は、少々暑苦しいところがあるが、大沼氏の説明には肩の力が抜けており、戦前戦後の日本の歩んだ道の概略として解りやすいものがあった。
    第5章 二十一世紀世界と「歴史認識」において、英仏・米などの植民地責...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年11月27日

    「歴史認識」に関わる見取り図。戦争・植民地支配・人権への国際社会全体の捉え方が20世紀を通じて大きく変わり、法的に解決されたつもりだった問題に見直しが求められるようになったこと。日本国民に、反省をしつつも不公平さへの割り切れない思いが存在していたこと、中国韓国の被害者意識の矛先が日本に向けられやすい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月19日

    国際法学者として、史実に立脚した冷静できちんとした分析、日本以外への批判も自己弁護のためではなくちゃんとされているのもすがすがしい。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年09月01日

     戦後70周年の今年(2015年)、先の大戦が再び注目されている。特に周辺諸国との関係で歴史認識は重要な要素になっている。太平洋戦争とそれに付随する様々な問題。日本は加害者と被害者の両側面を持っており、認識が複雑になっている。著者は基本的に東京裁判史観を肯定的だが、過度に自虐史観に陥るのではなく、戦...続きを読む

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