アミューのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
全校生徒の前での演奏。
3巻にしてもう最終回か、ってぐらい良い回でした。箏の音が聞こえてくるような気がします。箏の音を知らない人でも、久遠が奏でる音がとても優しい音だというのはきっとわかるはず。とても伝わりました。
しかし、やはり部活が目立ってしまうと出てくるのがミーハー達…ですね。こればっかりはしょうがない。筝曲部の皆さんお顔がよろしいばっかりにね。
2年の先輩のしたいことはすぐにわかったけれど、でも壊れているように見えて全く壊れてないですよ、彼らは。たかだか1か月でも、意外とこの6人の絆は結構強力になっているのです。
しかし、さとわちゃんの過去が結構壮絶。さとわちゃんの幼少期のひた向きさ -
Posted by ブクログ
どんなにバカにされても、真剣にやっている人のそばには人が集まるものです。
名の知れた不良の新入部員、久遠愛にくっついて入ってきた新入部員はまたしても不良の3人組。しかし真剣に箏を練習する愛を見て、自分たちも真剣に取り組むことを決めた彼らは、教頭先生との約束のために同じく新入部員である箏の家元として有名な鳳月さとわに箏を習います。全くの初心者である彼らの疑問は、同じく全くの初心者である読者に浮かぶ疑問と全く同じ。そして疑問もそうだが、感じ方も同じだからすごく共感しやすいです。
初心者の不良3人たちと、ハイレベルなさとわちゃんと、それをつなぐ部長と久遠と、それぞれが補いあっているのが読んでいてとて -
Posted by ブクログ
この間本屋に行ったときにプッシュされていた作品。『あ、そういえば箏を題材にした漫画あったな』と思い出して試し読みしてみたら想像していた以上に面白くてまとめ買いしました!
不良と箏。絶対に交わらない世界です。真面目になんてやるはずない!
このお話の最初は、そんな読者と同じ感覚を持った筝曲部唯一の部員で部長でもある男性目線で始まります。だからこそ、彼にとても共感できて、同じように痛んで、同じように感動が出来ました。
不良少年のあの言葉はとても素敵でした。
『大切な人の、大切にしてきたものが知りたい』
今後それを知って、どう変わっていくのか、とても楽しみです!