片野ゆかのレビュー一覧

  • 平成犬バカ編集部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    柴犬雑誌の元編集長とそのお仲間、愛犬達の楽しすぎる日々が綴られた作品です。

    愛犬への愛情、わかるー!と共感するところ多数!
    愛犬の歌を作って歌っているのって我が家だけじゃなかったのー、と思ったり、おしりのにおいを嗅ぐなんてマニアックにもほどがあるだろ!(肉球の臭いは時々嗅いでますが。。)とツッコミを入れたり、愛らしいふくちゃんをみて、ついニマニマしてしまったり、ひとりで読んでいるのに心の声が溢れてきてとにかく楽しい本でした。

    柴犬さんは正直、誰にでも愛想のよいタイプではない場合が多いので、大好きな犬種ではなかったのですが、そんなこと関係ないですね。
    犬はみ-んな愛すべき生き物です。。

    0
    2024年07月26日
  • ヤマケイ文庫 愛犬王 平岩米吉 「日本を代表する犬奇人」と呼ばれた男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    プロローグ
    第1章   狼に憧れた神童
    第2章   白日荘のにぎやかな住人
    第3章   動物文学に集う人々
    第4章   愛犬の系譜
    第5章   戦火のなかの動物たち
    第6章   犬は笑うのか?
    第7章   狼との対話
    第8章   奇人先生の愛した犬たち
    エピローグ

    <内容>
    戦前の日本には「奇人・変人」が数多いたようだ。南方熊楠然り、牧野富太郎然り…。この平岩米吉もその一人。彼らは裕福な家に生まれ、その財力で自由気ままに自分の興味を掘っていった。それだけで無く、ちゃんと成果を出したワケだ。米吉は犬の生態から狼やハイエナの生態まで。さらにちゃんとした動物文学の紹介まで。人口に膾炙した

    0
    2024年05月18日
  • セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    第1章  突然だが、馬主になった
    第2章  馬と生きる新しい仕組み
    第3章  知られざるリトレーニングの世界
    第4章  馬と暮らした日本人
    第5章  ある地方馬主のリアルと挑戦
    第6章  ホースセラピーの力
    第7章  旅して食べて馬を応援
    第8章  社会が変わる交差点

    <目次>
    最近、テレビで競馬を見ることが増えた。決して賭けたりするわけでなく、走る馬が美しいことと、走っている最中の馬はなにを考えているのかを考えたりしているたからだ。この本で、そんなことの一端が知れたらと思ったが、それ以上の成果があった。著者は、動物系のノンフィクションを多く書いている人。前回は『平成犬バカ編集部』

    0
    2024年03月23日
  • 平成犬バカ編集部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    第1章  崖っぷち男、最後の挑戦
    第2章  めざせ⁉?『VOGUE』みたいな犬雑誌
    第3章  お笑いに転じて、創刊号
    第4章  ラブレターfrom柴犬
    第5章  時をかける愛犬たち
    第6章  書を捨てよ、犬を見よう
    第7章  スタッフ犬、続々デビュー!
    第8章  兄貴、星になる
    第9章  クレームも、シモネタも
    第10章  ダメな上司が犬をしつけにも失敗する5つの理由
    第11章  涙のバースデー
    第12章  戌年バブルがやってきた⁉
    第13章  嗚呼、憧れのワンコ旅
    第14章  インターネットと犬災害
    第15章  シーバ、炎上
    第16章  ニッポンの犬、変化する
    第17章  福ちゃん

    0
    2024年03月09日
  • セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅

    Posted by ブクログ

    近くに乗馬クラブがあって、いつもぼけ〜っと見ていましたが、この様な世界に居たんですね。
    競馬ファンの皆さんにも、是非読んで欲しいです。

    0
    2024年03月03日
  • セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅

    Posted by ブクログ

    「犬部!」以来、出ると読んでいる片野ゆかさんの新作。今回は、動物好きの著者でもこれまでほとんど縁がなかったという馬について。いつも通り、いやいつも以上に、へぇ~知らなかったなあということがたくさんあって興味深かった。

    そもそも捕食動物である犬や猫と違って、馬は被食動物なのだということからして、言われてみれば確かに!と目が開かれる。だから基本的に臆病なのだ。体が大きいからそういうイメージがなかった。そうなのか、ということが次々と出てくる

    ・背中に人間が乗れる動物はごくわずかで、馬、象、ラクダくらい。
    ・前足近くに乗れるのは馬だけ。だからあまり揺れず乗り心地がいい。
    ・日本は世界一馬券が買われ

    0
    2024年02月03日
  • セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅

    Posted by ブクログ

    引退馬のキャリア形成に関する言説は昨今取り沙汰されるが、その中での多様な取り組みに関して内側に入り込んで取材が重ねられていて勉強になる。

    拡がる支援の手や経済システムの新たな構築が、いくらかでも行方不明となり得た引退馬のその後を紡いでいくことに一役買っているのは間違いない。

    旧態然とした体制に否を唱える各々の活動者が理念を掲げ、それらに触れ拡散する熱に筆者も加わっているのは、それがひいては読者のもとにも届くことで理想の成就への一助となりうるだろうが
    コロナ禍を経て経済全体に軋みが生じた現今では、経済合理性の元で、一筋縄でいかない課題があることも、取り上げられた施設のその後をSNSなどから拾

    0
    2024年02月25日
  • 竜之介先生、走る! 熊本地震で人とペットを救った動物病院

    Posted by ブクログ

    現在の日本では人口の約3割が犬や猫と暮らしていると言われている
    熊本地震発生時にペットと一緒に避難できる同伴避難所を開いた竜之介先生のお話。
    パワフルな獣医さん
    24時間診療している病院で働くってとても大変なことだと思う
    無理とか駄目とかすぐに決めつける言葉は言わないようにしたい

    0
    2024年01月11日
  • 平成犬バカ編集部

    Posted by ブクログ

    犬が大好きだ。
    幼稚園の頃は、毎日30分は近所の秋田犬をフェンス越しに撫でていたし、小学生の頃は実家で柴犬とポメラニアンを飼っていた。そして自宅を建ててからは、ずっと大型犬が家族の一員だ。現在は二代目。
    なので「犬」と付く本が目に入ったら基本的に読む。そこで本書。「Shi-Ba」という日本犬(柴犬メイン)雑誌の誕生から現在までの約20年を追ったノンフィクション。実はそのことを知らずにページを開いてしまった。そしてちょっぴりがっくりした。実は年齢を重ねるごとに小型犬に興味が持てなくなっているのだ。
    「柴犬か……。無愛想でちびっこいしなぁ」と思いながらも、せっかく読みはじめたのだからと、半ば無理や

    0
    2023年03月01日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

    Posted by ブクログ

    動物園で生きる動物について迫ったノンフィクションです。もともと興味のある動物もいれば、全然知らなかった動物もいましたが、最終的には、どの動物たちにも魅力的なドラマがあり、惹きつけられました。

    0
    2023年01月09日
  • 〈キミノベル版〉北里大学獣医学部 犬部!

    Posted by ブクログ

    北里大学の獣医学部の学生による、動物保護ボランティアの話し。
    学生が、無償で捨てられたり繁殖してしまった動物の保護と飼い主探しをすることの、つらい現実や大変さ、でもその果ての嬉しさも語られる。
    もともと2010年に単行本で発行され、今回ポプラキミノベルで子ども向けに発行された。

    0
    2022年09月26日
  • 保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと

    Posted by ブクログ

    保健所の犬や猫を引き取って飼うことだけが良いことじゃない。ちゃんと飼えない人たちが、引き取って再度保健所に返されることがないようにすることが、動物たちにとっての幸せじゃないのかと書いてあり、なるほどと思った。野良犬は狂犬病の予防から保護、捕獲しなければならないって初めて知った。猫はそういった法律がないけど、野良猫による地域の被害があることもある。猫は1年で70匹くらい産むらしく、飼い主がいない猫を増やさないために、不妊手術をすることが一般的になっている。人間の都合で勝手にそんな手術されるのはどうかなと思うが、そのせいで野生で生きる力もないのに捨てられることと天秤に掛けると悩む。なにが動物たち人

    0
    2021年10月06日
  • 動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

    Posted by ブクログ

    素敵な「本」は
    文庫本になった時に
    また 読んでしまう
    最近の「文庫」はそれはそれは
    丁寧に進化していますね
    大幅に加筆されたり、写真も追加されたり
    それに うれしいのは
    「解説」がついてくること

    文庫になっているころには
    ほとんど内容があやふやになっているので
    もう一度 「おもしろかったなぁ」の
    あの感情が蘇ってくるのも 楽しみの一つ

    「北里大学医学部 犬部!」
    「ゼロ! 熊本市動物愛護センター 10年の闘い」
    今回も 
    片野ゆかさん の「生き物愛」が満載です

    0
    2021年08月12日
  • 保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと

    Posted by ブクログ

    読みやすくわかりやすい。
    保健所犬や猫への優しさを感じる。
    保健所犬を飼うためのステップやメリットデメリット、実際に保健所犬を迎えた人の話もあり、保健所犬を飼いたいと思っているので参考になりました。

    0
    2020年10月01日
  • 保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと

    Posted by ブクログ

    16年一緒にいたわんこを亡くしてからちょうど1年。里親募集のイベントで偶然出会った仔でした。

    1年経ち、再びわんこと暮らしたくなったとき、やはり保護犬を、と探し始めたのですが、16年前とはすっかり事情が変わっていて簡単に運命の仔とは出会えなくなっていました。

    この本を読んで保護活動や譲渡の仕組み、子犬ではなく成犬を迎えるメリットなどいろいろ意識を新たにできました

    次に我が家にくる仔について、または迎えないことについてとても参考になりました。

    0
    2020年09月03日
  • 動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

    Posted by ブクログ

    動物好き、生き物好きならば面白くないということはあるまい。ただ特に前半のペンギンやチンパンジーの章辺りは、なんだか筆致が単調でメリハリがないように感じられて、取材は丹念なのにちょっともったいないなあ…なんて思っていたが、アフリカハゲコウで少しリズムが出てきて、最終話のキリンまできたら序盤で感じた瑕疵がまったく気にならなくなったというか、しっかり娯楽性を備えた読み物に仕上がっていたと思う。

    確かに動物園と言えば、生き物が好きな人ほどその存在に抵抗を感じる、という一面があることは否定できない。
    野生動物の捕獲が困難になっている情勢等を考えると、その未来に不安を感じるし、存在意義を保っていけるのか

    0
    2019年05月09日
  • 動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

    Posted by ブクログ

    私は大人になってから動物園の魅力に目覚めてしまった方。その動物園の裏には、飼育員さんたちの数々の努力や試行錯誤があるんだなあと思った。
    本当に動物は魅力的だし、動物園は普段生活していたら絶対に見ることができない動物たちに会うことのできる素晴らしい場所だ。もっともっと動物園が盛り上がるといいなあ、と一ファンながら思いました。

    0
    2018年08月03日
  • 【電子特別版】ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    動物保護の現状について詳しく知りたいと考え、この本を手に取った。なぜなら地元で30年間動物保護ボランティアをしている女性に話を聞いたから。

    ★動物の引き取りを依頼する身勝手な飼い主の言い訳一覧
    ・歳をとって番犬として使えなくなった・かわいくなくなった
    ・吠える・噛む
    ・経済的に厳しくなった
    ・引っ越しで飼えなくなった
    ・世話が面倒臭い
    ・最期を看取るのが辛い etc..

    ★思いついた対策
    ・犬税。将来的には安易に動物飼育をする人は減るだろうが、現状捨て犬の増加が懸念される。
    ・マイナンバー制度とマイクロチップを連携させ、飼育歴に基づき動物倫理の有無を可視化する。経済状況、転居の可能性、動物

    0
    2018年04月19日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

    Posted by ブクログ

    すばらしい本です。動物園好き、動物好きなら一度はいってみたいと思うような園の苦労話が綴られています。

    0
    2017年02月02日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

    Posted by ブクログ

    動物園に行くことが好きだ。ただ行くと毎回思うのが動物たちは檻や柵の中に入れられ、見せ物にされて幸せなのだろうか?ということ。そんな動物たちが快適で幸せな生活ができるように、“動物翻訳家”として日夜励んでいる飼育員の姿を集め描いたリアルストーリー。紹介されているペンギン、チンパンジー、アフリカハゲコウ、キリン。種類は違えど全ての“翻訳家”に共通するのは、目線を同じ高さにし、動物の心に思いを馳せ、自分の心を動物の心に重ね合わせること。動物だけでなく、良好な人間関係を築くためのヒントにもなりうる一冊だった。

    0
    2016年12月24日