片野ゆかのレビュー一覧

  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

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    シンプルで無駄がないのに、試行錯誤する飼育員たちと一緒にドキドキワクワクできる文章力が見事な一冊。出てくる全ての動物園に行ってみたくなる!

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    2016年08月26日
  • 犬部!ボクらのしっぽ戦記 1

    購入済み

    犬好きには勉強になります

    保護犬を飼ってます。
    犬のきもちだけじゃなくて、飼い主の心情もよくわかるかんじがします。

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    2016年08月25日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

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    動物園は動物をオリに閉じ込めて酷いところだ…
    井の頭動物園の象の花子が海外に晒されて、虐待だ!と多くの署名が集まる…

    虐待だ!酷いところだ!と言っている人たちは、
    共感力が高いのだろうと思う。
    自分に置き換えて動物のことを考える。

    動物と暮らしたことがある人なら、わかるはず。

    動物と自分を置き換えて考えることは決してできない。

    貴方が美味しいと感じるチョコレートやお酒、この美味しさを分けてあげよう!と考えたら…犬や猫は死ぬ。


    必要なのは、人間に置き換えることではなく、
    彼らの言葉を翻訳すること。

    動物のために、と本当に思うなら、使う力は共感力ではなく、傾聴力なのだ。

    動物園の

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    2016年06月11日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

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    何かの雑誌で紹介されてて、ずっと読みたかった本。本当によかった!
    お涙頂戴系じゃなかったけど、飼育員さんたちの仕事へのひたむきさと動物への愛、動物たちがヒトを認めて共存してくれるその優しさに感動してつい泣いてしまった。
    動物の暮らしやすさと一生涯の幸せを徹底的に追及しつつ、来場者に動物らしさをわかってもらう。限られた予算のなかで。これって他の仕事でも同じことだと思う。他のニンゲンもこのくらい真摯に相手に向き合うべき(もちろん私も)!
    理系ができていれば動物関連の仕事につきたかったので、本当に心揺すぶられた!
    日本の動物園はペンギン大国、チンパンジーは天真爛漫など知らないこともたくさんあった。

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    2016年04月30日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

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    最近、犬猫に神秘を感じておりまして。
    とても利害が一致しそうにないヒトと獣が無条件に信頼し合う関係というのが不思議でならないわけです。特に猫。

    お互いの常識が根本から異なる関係に、なんとか歩み寄ろうとするのが本書。動物というのは文字通り冗談が通じない相手。彼らの喜びを感じたかもしれない瞬間は、こちらもホッとしてしまいます。

    私が子供の頃は、申し訳ないけれど動物園は退屈なイメージがありました。檻の中でじっとしている動物を眺めても楽しくないし、獣臭くて早く帰りたいわけです。最近は動物たちにのびのびと生きてもらうことで、観客も楽しませる活動が普及した結果でしょうか。10年前に訪れたアドベンチャー

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    2016年04月24日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

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    ネタバレ

    タイトルと装丁から、軽く読める、動物エッセイ的なものを想像していましたが、いい意味で、裏切られました。4種類(ペンギン、チンパンジー、アフリカハゲコウ、キリン)と数年間挫折と工夫を重ねて過ごしたドキュメンタリーです。
     日本の動物園が非情に難しい立場になっている原因は、ひとつには、人気のある動物はワシントン条約にかかって、輸入が難しいため、捕獲輸入ができないというところになります。そうなると、動物園同士での動物のやり取りが供給源となります。
     さらに、もっと難しいのが、動物園での飼育は自然環境に程遠いため、繁殖が成功しない、成功しても子育て放棄に繋がるという点です。
     この本では、全国の動物園

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    2016年03月15日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

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    動物園というと何を思い浮かべるだろうか。
    子供の頃の遠足だろうか。それとも家族で行った思い出だろうか。
    動物園が絶大な人気を誇ったのは、おそらく一時代前の昭和50年台前後、上野動物園にパンダが来園した頃だろう。珍しい動物を一目見ようと、人々は動物園にひしめき合った。
    だが、そこから娯楽の多様化、資金の不足、少子化など、多様な要因が相まって、動物園人気は徐々に下降していく。何よりも、檻に閉じ込められ、時には同じ箇所を行ったり来たりするなどの異常行動を示す動物たちが「かわいそう」という意識が、見る側に出てきたことが大きかった。
    野生動物を捕まえて、狭い場所で「見せ物」にする。それは正しいことなのか

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    2016年02月16日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

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    「ドリトル先生シリーズ」が
    もし ノンフィクション判ででると
    きっと こういう形になるのでしょうね

    万物の霊長なとどという
    烏滸がましい立場からではなく
    きちんと 目線をあわせた
    対等な相手として 彼ら(彼女ら)動物たち
    と 心を一緒に揺らせてきた
    動物園の素敵な飼育員の方たちの物語

    読んでいて
    途中なんども ウルッ ときてしまいました

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    2016年01月26日
  • 【カラー版】動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

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    ネタバレ

    4つの動物園を舞台とした、飼育員さんたちのノンフィクションです。

    私がこの本を読むまで知らなかったのは、「環境エンリッチメント」という概念。本文から引用させていただくと、

    『動物園の飼育環境を充実させて動物たちの精神的、身体的な健康を向上させる取り組みのこと』

    だそうで。

    実際、この本に登場する飼育員さんたちは誰もが、動物園で生きる動物たちの幸せな生活のために尽力されています。そこにとてつもないプロ意識を感じました。

    ただ単にエサをやって掃除して、というだけではなく、生活環境を野生と同じに整えたり、より良いエサを探し求めたり、動物たちが求めているものを設置してあげたり…

    その行動は

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    2015年12月06日
  • 【電子特別版】ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い

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    しかし、この本を読むと、無責任な飼い主のなんと多いことか。

    センターの職員や関係者の皆さんの御尽力には、本当に頭が下がります。

    ウチのワンにも、もっと優しくしてやらねば。

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    2014年07月07日
  • 【電子特別版】ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い

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    殺処分0に向けて本気で取り組んだ熊本の動物愛護センターのドキュメント。
    無責任に飼い主に手放されてしまった動物たちを一匹でも救いたいっていう職員やサポーターたちの本気が伝わる作品だった。
    勿論、病気だったりでどうしても殺処分しなければならないケースもあるでしょうけれど、ただ世話ができなくなっただの、闘犬としては弱いからだの、本当に身勝手な理由で手放していく人間に憤りを覚えました。
    新しく家族を迎え入れる全ての人に読んでもらいたい一冊です。

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    2014年06月10日
  • 犬部!ボクらのしっぽ戦記 2

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    益々深くリアルな犬問題が発生しても思いが通じて奇跡が起きる。元々良いキャラだった先輩や新キャラの先輩もいい人で読んでて気分がいいしリアル犬社会の現実についで知らない人が読んでも勉強になるなと思います。

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    2012年10月04日
  • 犬部!ボクらのしっぽ戦記 1

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    凄い技術を持った獣医の話や愛犬コラム漫画が多い中これは感動しました。諦めない主人公やキャラも良く、リアルな動物の生命力を書いていたり、人との縁、犬社会の現実問題にも前向きなので読んでて感動する上気持ちの良い作品です。小説はあまり読みませんが初めて原作を買おうかと思いました。

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    2012年10月04日
  • セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅

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    角居元調教師の活動は知ってはいたが、ただそれだけだった。今後はもっと積極的に関わっていけたらと感じた。

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    2025年08月28日
  • セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅

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    著者がこの本を書くきっかけになったラッキーハンターという引退競走馬との出会いから始まる。
    その来し方が時系列を追って語られていくが、今は幸せになっていると分かっていても、彼の行く末を案じてこちらはハラハラドキドキ。
    冒頭からぐっと読者の心を捕らえる、巧い掴み。
    その後、著者が精力的な取材を通して馬に関する知識を急速に吸収し、また彼らを取り巻く境遇に思いを寄せて意識の段階で変革を遂げていく様が等身大の目線で綴られ、"引退競走馬をめぐる旅"というサブタイトルの通り、まさしく追体験しているかのよう。
    取材対象者についても、馬たちの命を守らんと奮闘する人たちの活動が子細に、そして温

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    2025年06月17日
  • ヤマケイ文庫 愛犬王 平岩米吉 「日本を代表する犬奇人」と呼ばれた男

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    日本の動物愛護と動物文学を支えた、こんな人がいたとは。知らなかった。狼や海外の動物を家で飼育するという、今なら様々な法律で阻まれて無理そうなことをやってのけている。交友関係も多岐にわたる。南方熊楠やまどみちおの名前が突然出てきて面食らった。戦前・戦中・戦後と時代の移り変わりに翻弄されながらも、最終的にはフィラリアのライフサイクルが突き止められ、今の予防方法が確立されたということはもっと知られも良い。研究機関に属さず自身で研究を続けられる人が、かつては存在したという証でもある。現在では非常に稀な存在だと思う。

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    2025年04月21日
  • セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅

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    競馬を好きになった頃なりたかった馬主。
    今ならいけるかも。

    馬のいる生活、遠出できなくなってしまうけど、それもいいよなぁ

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    2025年03月18日
  • 犬部!ボクらのしっぽ戦記 1

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    小さい頃から犬が大好きで、捨て犬や殺処分の問題にも興味があった私にとっては、こういうテーマの作品があること自体がすごく嬉しい。大学生がちょっとキャパオーバー気味の頭数をアパートの1室で飼っているのはちょっと良くない面もあると思うけど、そこも含めてこれからの登場人物たちの成長に期待です!

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    2025年01月01日
  • セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅

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     ディープインパクトの息子3兄弟の馬達がもともと人とのコミュニケーションが取りにくく、こんな馬で大丈夫だろうか?と思っていたが、1頭1頭の個性を大事にしながら世話と調教を重ねてきたら乗れる馬になった事、競走馬を引退したら、子供を産むために残すか馬肉用に回されるかが今までは多かったがこれからはJRAも観光用の乗馬が出来る様応援体制が整ってきたことなどが書かれていました。

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    2024年08月07日
  • セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅

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    著者は本書の取材を始めるまで馬についてはほとんど知らなかったそうですが、その観点からホースセラピーなどの取材をとおして書かれた内容は共感できるものでした。
    引退馬問題の変革の兆しも捉えてると思いました。

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    2024年08月04日