西尾幹二のレビュー一覧

  • 意志と表象としての世界III

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    「生かされてあることに感謝しなければならない」とかいう説教に切り刻まれそうになっていた私に、
    「いやなことをいやって言って何が悪い」と大声で叫んでくれた本。

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    2009年10月04日
  • GHQ焚書図書開封4 「国体」論と現代

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    戦前の愛国心を盛り立てるような、熱に浮かされたような国家主義を説いた焚書の紹介。あまり現実的ではない理想だけの国家主義。日本的国家主義の甘さはリアリズムの欠如と西尾さんは言っています。今の日本人が読むと??ってなる。行き過ぎた国家主義は良くないけれど、最近は外国人労働者受け入れの問題や日中関係の問題で日本を大事に思う雰囲気があって、日本再生なるかと期待。

    気になったところ

    建国の三大網
    ・養正(正義を行う「義勇の徳」)→勇気は養うもの
    ・重暉(闇を取り除く文化の新しい「知恵」)→知恵は重ねるもの
    ・積慶(仁徳)→仁は積むもの

    ・集団では強いが個では弱い
    ・他者(外国)と対面したときのした

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    2025年11月23日
  • あなたは自由か

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    哲学書なのかと思って読んだら近代世界史の内容も多分に含まれていた。現代の日本における自由主義は、欧米に押し付けられた仮初めの自由であり、不自由な自由であるとする。また、人は自由(liberty)を与えられすぎると、生きる力を喪失してしまう。人としての自由、国家としての自由を考えさせられる一冊。

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    2025年08月14日
  • 日本と西欧の五〇〇年史

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    西尾先生も亡くなってしまわれた。

    西欧とは何か、米国とは何か、日本はそことどう向き合って来たか。

    歴史家のような細かい定義に興味はないと言い切る。歴史のうねり、流れを理解したい。
    アジアは何万年もの間、穏やかであった。空間的な拡大を望まず、生きてきた。
    ところが350年前、突然、異質な文明が海の向こうに突然出現した。

    戦争の度に大きくなり、戦争の中で変容する国。
    領土拡大の野心はないが、情報と金融で世界を支配しようとする国。

    米国である。
    西欧の忌み子。そう受け取ったな。
    米国には、国際関係は存在しないと断言する。その辺は、中華と似てるのか。

    西欧は、モンゴルとイスラムに圧迫され、青

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    2024年12月08日
  • 意志と表象としての世界I

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    自分が感じている環境としての表象。世界を究極的に説明する言葉としてショーペンハウアーは意志を提案する。

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    2024年09月26日
  • 意志と表象としての世界III

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    ショーペンハウアー「 意志と表象としての世界 」

    3冊(4巻)は長いが、認識論(主観と客観)に始まり、芸術論(純粋主観)を経て、倫理学(主観と客観の無)に終わる展開は見事。想像をはるかに超える結論(ユートピア)だった。

    人生に関する名言格言も多い。西尾幹ニ 氏の訳も良かった

    印象に残った論考
    *生きんとする意志の否定し自由に転換することと、自殺と生きんとする意志の否定を明確に区別
    *個体化原理を乗り換えて、苦しみを与える者と苦しみを受ける者は同一とした


    著者が目指す人間像は「世界の超克〜真の認識を開き、生きんとする意志を捨離し、真の自由を得て、寂静たる生活振舞いをする」と捉えた


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    2021年05月22日
  • 意志と表象としての世界II

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    ショーペンハウアー「 意志と表象としての世界 」

    3巻 天才論と芸術論から 新しい世界秩序を展開。全体像が少し見えてくる。2巻の意志の世界を、生に盲目的であり、自由の代償として孤独を感じる苦悩の世界としている。

    イデアは 本質、普遍的な真理、不変の原型、意志が適切に客観化されたもの

    イデアは いっさいの現象(表象)の普遍的な形式(客観は主観に対応した存在)をまもっている〜イデアのみが意志(物自体)の適切な客体性といえる

    純粋な認識主観はイデアを認識しているだけ

    著者の伝えたいことは「目前に存在するのは、自分自身でなく 客観のみであるという幻覚を作り出せれば、あらゆる苦悩から免れる

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    2021年05月21日
  • 意志と表象としての世界I

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    ネタバレ

    「いっさいの目標がないということ、いっさいの限界がないということは、意志そのものの本質に属している」
    なっとく。今自分が行ってることごとについては目的があるけど原因は説明でなきない、ただ意志があるだけ。
    で、世界は意志が表象したものである

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    2021年03月07日
  • 意志と表象としての世界II

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    ドイツの哲学者 アルトゥル・ショーペンハウアーの代表的な著作。哲学に興味を持つと一度は通る道ではないでしょうか。本巻は第三巻「表象としての世界の第二考察」と第四巻「意志としての世界の第二考察」の一部が収録されています。第三巻では芸術論が展開します。表象において範型として表現された意志として定義されるイデアを認識するための芸術という、ショーペンハウアー特有の考えが凝縮しています。あらゆる分野のものを語りつくしています。第4巻では意思について論じられます。第一巻、第二巻よりも読みやすいです。

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    2020年07月15日
  • 意志と表象としての世界II

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    「意志と表象としての世界」第3巻と第4巻の一部を掲載したのが本書。ショーペンハウアーの芸術論(第3巻)と世界観(第4巻の一部)で構成されている。
    芸術論はイデアの世界観と芸術の世界観をテーマにペシミストたるショーペンハウアーが垣間見せるポジティブな世界観。音楽を最高の芸術と称して芸術はイデアの世界を認識させてくれるという。
    そしてこの意志というものは万物を動かすエネルギーみたいなもので、盲目なるエネルギー。こうやって考えるとドーキンスの「盲目の時計職人」を想像させる論理で、人間が制御できないエネルギーだからこそ人間の生は苦悩という次巻の結論につながっていく。

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    2020年01月06日
  • 意志と表象としての世界III

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    意志と表象としての世界の核心ともいえる第4巻と各種序文を収めた書。結局最後まで読んでみるとショーペンハウアーの哲学はインド哲学の煩悩と解脱、キリスト教の原罪と天国の対立項の構図にとても似ています。

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    2020年01月05日
  • GHQ焚書図書開封1 米占領軍に消された戦前の日本

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    GHQによる焚書図書のあらましと、焚書された図書の一部を紹介。
    一章をさいて紹介されている、谷口勝の征野千里は一冊まるごと読んでみたいなと思う内容でした。

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    2019年06月27日
  • GHQ焚書図書開封9 アメリカからの「宣戦布告」

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    日本は大東亜戦争開戦において、帝国政府声明文(昭和16年12月8日)を発表し、その戦争目的は亜細亜解放であることを明言していた。西尾氏はこの政府声明文を認める数少ない保守派の論客である。GHQ焚書図書開封シリーズでは、戦争当時、日本人がどのように現状を考えていたか、また、米国がその事実を消すために、どのように焚書を行ったかが、焚書図書の内容を紹介しながら、淡々と書き進められている。実に我々は戦後70年間もいいように洗脳され続けてきた。しかし、少しずつではあるが、その事実が知られるようになった。米国の力が弱まり、日本の自立も近づいていると思われる。本シリーズ及び帝国政府声明文を発見した安濃豊氏の

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    2017年09月23日
  • 日韓 悲劇の深層

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    日本人の国民性についても理解出来た。
    私なりに日中韓の国民性についても考えた事があるが、ほぼ想定通りだった。韓国は対中国でいうと長男で、日本は次男という位置付けと捉えており、儒教の考え方からすると次男に植民地化された事が耐え難い事なんだろうね。さらに日本人の潔さに対して韓国の執念深さで、こんな事になっているんだろうね。
    兎に角、教育を是正しなければ、変わらないだろう。しかも是正しても百年くらいはかかるんだろうね。教育は大切だし怖いものだね。

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    2016年08月28日
  • 日韓 悲劇の深層

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     韓国の考え方、(日本や日本人が韓国からどう見えるか)がよくわかる。

     日韓の間に横たわるものは海ではなく、埋めがたい認識の差。

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    2016年06月05日
  • 天皇と原爆

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    太平洋戦争に対する評価は難しい。戦後の教育がGHQによる「彼らに都合のよい歴史史観」に基づいて行われたことは容易に推測できる。かといって右派のいうように戦前の日本が無謬であったとは思えない。問題は帝国主義、植民地主義の時代から民族自決、自由平等主義へと舵を切っていくおおきな流れの中で、どの時点で何が非難されるべきことであったのか、ということである。それまで散々アフリカやアジアや太平洋地域を征服し、植民地化してきた欧米諸国がなぜ急に「きれいごと」を言い出したのか。日本が犯した罪を認めながらも、同時に欧米諸国の欺瞞を指摘し続ける事も必要だろうと思う。

    太平洋戦争は日米の宗教戦争であったという西尾

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    2014年11月03日
  • 意志と表象としての世界I

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    ネタバレ

    『意志と表象としての世界』の構成 p37
    第一巻=認識論、第二巻=自然哲学、第三巻=芸術哲学、第四巻=倫理学

    《第一巻 表象としての世界の第一考察―根拠の原理に従う表象、すなわち経験と科学との客観》

    冒頭 p5
    「世界はわたしの表象である」―これは、生きて、認識をいとなむものすべてに関して当てはまるひとつの真理である。
    (解説)わたしの意識の外に世界が実在する、と主張してみても、そのことを確信するのもまたわたしの意識である。この言葉は、外から押しつけられるいかなる既成の価値をも疑う、という態度表明でもある。

    継続こそ時間の全本質である。p20

    理性によって正しく認識されたものが真理 W

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    2014年03月15日
  • 意志と表象としての世界II

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    課題で使っただけなので詩の章と音楽の章しか読んでません笑
    ほかはパラパラと見ただけです。
    でも面白かったです。

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    2012年07月10日
  • 意志と表象としての世界I

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    読む前の世界と
    読んだ後の世界が
    違って見える可能性のある本

    何度も読みたい、というか読まなければ理解できない

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    2012年06月29日
  • 個人主義とは何か

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    ネタバレ

     日本の個人と社会の関係について論じた文化論。この本は1969年に出版された『ヨーロッパの個人主義』という本に加筆修正がなされたもの。西洋が個人主義を旨としながらも集団レベルになると一致団結できる一方で、日本は集団が一見まとまっていながらも同床異夢、呉越同舟である場合が多いが、それはなぜか。

     明治維新以降、日本は「自由」、「平等」といった西洋から輸入した概念を用いて近代化=西欧化に邁進してきた。しかし、著者はいわゆる近代知識人が「進歩」、「自由」、「平等」を絶対化し、古い価値観を帰るべきだという態度を頑なに取り続けてきたことを採り挙げ、これを「ヨーロッパを鏡として常に自国を見てきた」と説明

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    2011年06月06日