あらすじ
大好評シリーズ、待望の電子化再開!
戦前・戦中に刊行された書籍の実に7000冊以上が、戦後GHQの命令で焚書された。
その封印された書籍を紹介し、日本人はなにを考え、戦争へと向かっていったのか、
その根本にある戦前の思考を探る好評シリーズ第9弾。
日中戦争の真っ只中に出版された「大東亜戦争調査会」叢書を紐解き、満洲事変から支那事変、国際連盟脱退の舞台裏、そしてアメリカの対日経済圧迫まで、日米開戦に至る根本原因を掘り起こす。
そこではあの時代を生きた知性が、米の世界制覇への野望、不正な対日経済圧迫など、日本を開戦へと引き込む米英の戦略・暗躍を冷静に見抜いているのがわかる。
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Posted by ブクログ
日本は大東亜戦争開戦において、帝国政府声明文(昭和16年12月8日)を発表し、その戦争目的は亜細亜解放であることを明言していた。西尾氏はこの政府声明文を認める数少ない保守派の論客である。GHQ焚書図書開封シリーズでは、戦争当時、日本人がどのように現状を考えていたか、また、米国がその事実を消すために、どのように焚書を行ったかが、焚書図書の内容を紹介しながら、淡々と書き進められている。実に我々は戦後70年間もいいように洗脳され続けてきた。しかし、少しずつではあるが、その事実が知られるようになった。米国の力が弱まり、日本の自立も近づいていると思われる。本シリーズ及び帝国政府声明文を発見した安濃豊氏のブログは必読である。