【感想・ネタバレ】GHQ焚書図書開封4 「国体」論と現代のレビュー

あらすじ

戦前と戦後はひとつながりの歴史であって、決して切り離すことなどできない。GHQ焚書に呪縛された戦後的価値観から脱却し、いまこそ歴史の連続性を取り戻せ。戦前の「国体」論は、戦後の「日本人」論に直結する思想問題だった。「焚書図書」が炙り出す昭和十年代の言論戦。好評シリーズ第4弾。

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Posted by ブクログ

戦前の愛国心を盛り立てるような、熱に浮かされたような国家主義を説いた焚書の紹介。あまり現実的ではない理想だけの国家主義。日本的国家主義の甘さはリアリズムの欠如と西尾さんは言っています。今の日本人が読むと??ってなる。行き過ぎた国家主義は良くないけれど、最近は外国人労働者受け入れの問題や日中関係の問題で日本を大事に思う雰囲気があって、日本再生なるかと期待。

気になったところ

建国の三大網
・養正(正義を行う「義勇の徳」)→勇気は養うもの
・重暉(闇を取り除く文化の新しい「知恵」)→知恵は重ねるもの
・積慶(仁徳)→仁は積むもの

・集団では強いが個では弱い
・他者(外国)と対面したときのしたたかさが欠けている。

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2025年11月23日

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