2018年、18冊目は、主に隙間読書用にしていた実話怪談系、百物語。
東雅夫、監修。京極夏彦、見届人。での女性ばかりの百物語、となれば、期待値は高い。
参加、十人の女流作家に、単独作既読の方はなし。アンソロジー系実話怪談等で読んだ方が数名。
百物語の実録掲載的なので、読みにくさはない。一方で、
...続きを読むモヤ系やオチなしの話もチラホラ。個人的には、それ程の怖さを感じるモノ、強く印象に残るモノは、ほぼなし。
しかし、最後の最後、京極夏彦の「見届人記」が、全部持ってった。思わず、唸ってしまったよ。その部分が大きく、全体評価は、かなり甘めの★★★☆☆。