【感想・ネタバレ】女たちの怪談百物語のレビュー

あらすじ

古い旅館、月明かりさえ届かぬ地下室。女性作家10人が集った。風が通るはずのない密室で、ろうそくの火が揺れる。誰もいない廊下から、誰かが覗く気配がする。心底恐ろしい百物語会99話を完全再現。

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Posted by ブクログ

2018年、18冊目は、主に隙間読書用にしていた実話怪談系、百物語。

東雅夫、監修。京極夏彦、見届人。での女性ばかりの百物語、となれば、期待値は高い。

参加、十人の女流作家に、単独作既読の方はなし。アンソロジー系実話怪談等で読んだ方が数名。

百物語の実録掲載的なので、読みにくさはない。一方で、モヤ系やオチなしの話もチラホラ。個人的には、それ程の怖さを感じるモノ、強く印象に残るモノは、ほぼなし。

しかし、最後の最後、京極夏彦の「見届人記」が、全部持ってった。思わず、唸ってしまったよ。その部分が大きく、全体評価は、かなり甘めの★★★☆☆。

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2018年07月31日

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