毎日新聞社のレビュー一覧

  • 大日本帝国の興亡〔新版〕2──昇る太陽

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    戦勝で浮かれるタイプと慎重になるタイプの両極端な人しかいなかったのかと思うくらい帝国の軍隊はぐだぐだだったんですね。
    そりゃ負けるわけだ。
    死の行軍なんか、ものすごい権威主義的なところが出ていて、これは、今の時代で戦争が起きても同じ事をやる人が出てくるんだろうなぁとか思うと、憂鬱になります。

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    2020年02月23日
  • 老いてさまよう-認知症の人は今

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    介護事業者が経営する低家賃の賃貸住宅に囲い込まれた単身高齢者たち。

    「ロック音楽や映画が好きらしい。CDコンポとDVDプレーヤーが並んでいる。」(p14)

    「本棚にICT関係の本が100冊近く並んでいた。2台のパソコンはパスワードが思い出せず動かせない」(p25)

    いまどきの高齢者はこういうふうである。
    つまりわれわれの世代の趣味や感覚に近い。

    というより、私が高齢者と呼ばれる世代に近づいているわけだが。

    精神病院の閉鎖病棟の実態はかなりショッキング。
    介護の世界では原則として禁止されたはずの身体拘束が、高齢者に対して堂々と行われている。

    高齢者をめぐる医療の世界は、どうも怪しい。

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    2017年10月04日
  • 大日本帝国の興亡〔新版〕1──暁のZ作戦

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    もう少し個人名がでてても良かったんじゃないかなぁ。
    一部の頭の悪い人とか、頭は良いんだけど見栄を張りたいような人とか、そんな人が政治の中枢にいると、こんなに簡単に戦争になるんだなぁという、残念感。
    しかも、あきらかに多くの人はアメリカと戦争したって勝てないと思っていたのに、なぜに戦争しようと思ったのか。
    共産主義の脅威との戦いって言っても、味方を間違っちゃねぇ。
    若い世代こそ読んだ方が良いんじゃないかな。
    次の戦争になる前に少しは考えて行動できるようになるような気がする。

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    2016年08月25日
  • 老いてさまよう-認知症の人は今

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    民間集合住宅での介護報酬目当ての高齢者囲い込みの実態、介護老人保健施設の実態、精神科病院の閉鎖病棟の実態等、認知症にまつわる過酷な現状がルポされており、実態は想像以上に逼迫している。
    制度をいじったり、方向性を決めるべき立場の人が、介護にあたる人のことも含めてよく知る必要性を痛感。
    もはや手遅れといってもよい現実の改善対応は絶望的なところまで来ている。

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    2015年09月03日
  • 老いてさまよう-認知症の人は今

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    賃貸住宅に要介護者を集め、年金や生活保護から介護報酬の上限で最低限のケア、リハビリもなく孤独に暮す事例。行方不明になる認知症高齢者、県境越え、情報公開の制限やミス、新聞報道をきっかけに家族に出会えた事例。

    高齢者問題に、認知症というファクターが大きくなりつつあることを認識し、今後の社会的な対応をすべきということ。

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    2015年05月23日
  • 出身地(イナカ)がわかる!気づかない方言

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    その方言が「東京でどのくらい使用されているか」つまり方言だと気付かずに使われている方言視点で書かれている。
    どこの地域で使われるものかを書いた本が多いから新鮮だった。

    改めて自分の中に蓄積されている方言の故郷を認識。
    ●蚊にくわれる(共通語:蚊にさされる)
    ●めっちゃ、えらい(共通語:とても、very)…関西
    ●ばり(共通語:とても、very)…福岡
    ●なおす(共通語:片付ける)…西日本(近畿・九州)
    ●かたす(共通語:片づける)…東京
    ●つかん(共通語:書けない)…九州
    ●ドベ(共通語:ビリ、最下位)…西日本
    ●カットバン(共通語:ばんそうこう)…九州
    ●オシピン(共通語:画鋲)…西日本

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    2013年11月18日
  • 出身地(イナカ)がわかる!気づかない方言

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    自分が当然標準語だと思っていたものが案外方言だったりする。そんな言葉本当に使っているのかと思っていた方言が、案外本当に使われていたりする。
    2013/03/24

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    2013年03月24日
  • 出身地(イナカ)がわかる!気づかない方言

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    「まさかこれが方言だったなんて!」という言葉が知れてなかなか面白いです。
    色んな県の人と喋ってみたくなります^ω^

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    2012年02月09日
  • 出身地(イナカ)がわかる!気づかない方言

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     愛すべき方言を東京に行っても使っている度合いとか、この言葉を使ったら○○県民だとか、雑学程度に学べます。言葉好きには楽しい本です。 この本に載ってることではないのだけど、私からも一つ。愛媛県の製菓会社が売り出した、抹茶をまぶした小粒の大福、名前は「モ・ブレ」。愛媛の方言で「まぶす」という意味だそうな。

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    2011年09月09日
  • 出身地(イナカ)がわかる!気づかない方言

    Posted by ブクログ

    「気付かない方言」という視点はおもしろかったけど、他の地域のは見てもピンとこないので、何とも…。
    でも、「これ、あるわ~」って思える内容もあるし、地図やら挿絵やらで、さっくりと読みやすい感じになってます。
    かくいう私も、「まける」が大阪で通じなくてビビったことがあります。

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    2009年10月24日