あらすじ
「記者トレ」は、新聞記者の仕事で必要とされる情報を集める力、人から話を聞き出す力、文章で表現する力を、誰もが身につけられるようになることを目指しています。
前半では記者のスキルを45個の必勝パターンに分解して解説し、後半ではそのスキルを身につけるために実際の事例を通じて学んでいきます。文章を書く力のみではなく、インプット、アウトプットのサイクルを通じて総合的な社会人としてのスキルを伸ばすことができる一冊です。
■目次
はじめに
第1部 記者トレ 基本編
1 新聞記者の基本姿勢
2 取材時の必勝パターン
3 原稿執筆時の必勝パターン
第2部 実践!「記者トレ」カリキュラム
Step1 見出しをつける
Step2 多視点で捉える
Step3 事実を伝える
Step4 インタビュー記事を書く
Step5 特集記事を書く
おわりに
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Posted by ブクログ
新聞記者の人が実践している45個の技術と、記者トレでどんなカリキュラムをしているかがわかる本。
記事を書くのは、人に話を聞く→それを書くのではなくて、日々訓練して身につけるものがあるのがわかった。
例えば、記事を書いていないときでも、普段からアンテナを張って情報を得ること。
「あ、これが安くなってる」とか日常の感覚を大事にしたり、「このお店混んでる、なんでだろう」と好奇心を持ってすぐ調べる癖をつけたりすること。
取材をするときも、ただ聞くのではなく、
・事前に取材相手や、聞きたいことをしらべておく
・相手の話の中でキーワードを探す。
・アウトプットを意識しながら聞く。
などの工夫をして、自分だから得られる情報を掴む。
書くときも、自分の思うままに書くのではなくて、
・相手に何を伝えたいか
・何がニュースなのかを明確にする
のが大事。
また伝え方についても、つらつらとわかったことを書くのではだめ。
・最初の段落で要点を書く
・できるだけ具体的に書く
(五感でわかるように・形容詞をなるべく使わずに)